FOOD キッチン・レシピ・グルメ

シェア

お正月の余りをごちそうに。飽きないおもちレシピ

TAG

お正月に主役となるフードといえば、おもち。年始にはあんなに食べたおもちも、三が日や鏡開きを過ぎてしまうと、食べる機会がぐっと減る上、食べ方も雑煮、磯辺焼き……とマンネリ化しやすいのも悩みの種です。

そんなお正月に食べ切れなかったおもちを無駄にせず、いつもとはちょっと違った食べ方で楽しみたい! そんなわがままをフードディレクターの川上ミホさんに伝えたところ、あっと驚くおもちのアレンジが。

そのポイントは、“食感”のバリエーションにありました。

お正月に使い切れなかったおもちを活用。実は季節を問わずおいしく食べられる食材なのです。ちなみに、あらかじめスリットが入っていない切り餅のほうがアレンジには向いているそう

「揚げもちと牡蠣の味噌和え」でおもちをメインディッシュに

20180130_omochi_02

おもちを食事として楽しめるのが、「揚げもちと牡蠣の味噌和え」。おもちは揚げることで、サクサクの食感を演出しています。“揚げもち”というとおかきを連想するので“おやつ”のイメージですが、食材と組み合わせることで、しっかりメインを張れるおかずになるんですね。

【材料(2人分)】
・切り餅 1.5個
・牡蠣 大6粒
・味噌 30g
・みりん 40g
・しょうゆ 5~10g
・セリ 1.5束
・ごま油 10g

まずは、切り餅を6等分にカットします。

次に紹介するレシピでも揚げもちを使用するので、今回はおもち3個を揚げもちにした。
次に紹介するレシピでも揚げもちを使用するので、今回はおもち3個を使いました

続いて、おもちを油で揚げていきます。揚げ物と聞くと難色を示す人もいるかもしれませんが、「おもちは表面に水分がないので油跳ねしにくく、粉を使わないので油も汚れにくいんです」と川上さん。ここで使用する油には、米油か太白ごま油といった、香りが少ないものが適しているそうです。

小さい鍋かフライパンに油(分量外)を2cmほどの深さまで入れ、180度でもちの表面が少しきつね色になるまで揚げる。もちは手で砕いて器に盛っておく
小ぶりの鍋かフライパンに、油(分量外)を2cmほどの深さまで入れ、約180度でもちの表面が少しきつね色になるまで揚げます。揚がったもちは、手で砕いて器に盛っておきます

一方で、タレを作っておきます。味噌、みりん、しょうゆを混ぜ合わせます。このあと、セリは根と茎を5cm、葉をざく切りにしておきましょう。

味噌、みりん、しょうゆを小さいボウルで混ぜ合わせる。これはもちを揚げる前にしてもOK
味噌、みりん、しょうゆを小さなボウルで混ぜ合わせます。これはおもちを揚げる前に準備しておいてもOK

小さめのフライパンにごま油を熱し、よく水洗いして水切りをした牡蠣を中火で炒めます。牡蠣に火が通ったかどうかを見るには、身の張り具合を確認してください。表面がパンパンに張っていれば、加熱完了のサインです。

牡蠣に焼き色がつき、表面がぷっくりと張ってきたら火が通った証拠
牡蠣に焼き色がつき、表面がぷっくりと張ってきたら火が通った証拠

あとは、合わせ調味料を加えて、軽く炒めます。このとき、香ばしさが出るように少し焦がし気味に炒めるといいでしょう。

香ばしさを意識して炒めるのがポイント。このままでもごはんのおかずになる
香ばしさを意識して炒めるのがポイント。このままでも充分、ごはんのおかずになります

揚げもちの上に汁ごとかけて、セリの葉を上からトッピングすれば完成です。

汁もたっぷりかければ、揚げもちにタレがしっかり絡みつきます
汁もたっぷりかければ、揚げもちにタレがしっかり絡みつきます

和えダレは、ぷりぷりの牡蠣と一緒に香ばしく加熱することで、オイスターソースのような味わいも。その絶妙なタレが絡んだ揚げもちは、サクサクした食感がたまりません。

おもちを使った料理ではあるものの、つい白米のごはんも食べたくなるような濃厚な味付けで、お酒のおつまみにもぴったり。白ワインとの相性も良さそうです。

 

じゅわっと染み出るスープに感動する「揚げもち入り韓国風スープ」

20180130_omochi_09

先ほどの揚げもちを使った別の食べ方が、「揚げもち入り韓国風スープ」。スープにするならわざわざおもちを揚げなくてもいいのでは、と思われるかもしれませんが、実は揚げていることがとても重要なんです。

【材料(2人分)】
切り餅 1.5個
ニラ 20g
牛肉 80g
チキンスープ 300g
大根 60g
醤油 10~15g
コチュジャン 20g
ごま油 5g

ニラは4cm長さに、牛肉の薄切りは食べやすい大きさに、大根は皮をむいて7mm厚さのいちょう切りにしておきます。鍋にチキンスープと大根を入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にして大根に火を通しましょう。それから、醤油とコチュジャンで調味し、残りの具材を加えていきます。

大根が柔らかくなったら醤油とコチュジャンで調味し、ニラを加える
大根が柔らかくなったら醤油とコチュジャンで調味し、ニラを加えます

大根、ニラ、牛肉の順に具材を加えたら、盛り付け用の器に揚げ餅を入れ、熱々のスープをたっぷりと注ぎかけましょう。好みでごま油を垂らしても構いません。

牛肉を入れて火を通す。このとき、アクが多ければ取っておく。
牛肉を入れて火を通します。このとき、アクが多ければ取っておきましょう

揚げもちを噛んだときに、じゅわっと口いっぱいに広がるコチュジャンを使ったピリ辛スープがたまりません! また、スープを吸ったおもちは少しとろりとした食感に。揚げているからこそ、一度にいろんな食感を楽しめるのです。

牛肉や大根、ニラなど具がたっぷり入っているので、見た目以上にボリュームも満点。まだまだ続く寒い日にこそ食べたくなりますね。

 

続いて、おもちで作るスイーツのレシピを教えてもらいましょう。