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栄養たっぷりでみずみずしい旬の食材を賢く使う春野菜をおいしくいただくレッスン

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新ごぼうをおいしくいただくコツ

・新ごぼうは生でも食べられる

「新ごぼうは、まだ完全に成長しきっていないので柔らかく、普通のごぼうに比べて風味があり、上品でやさしい味わいです。新じゃが同様に皮が柔らかいので、そのまま食べることができ、豊富な栄養素を摂取することができます。甘くやさしい香りが消えてしまわないよう、加熱時間は短くしましょう」(加藤先生・以下同)

・おすすめの調理法

「新ごぼうの独特の香りや栄養があるので、皮はむかずに使います。長時間水にさらしてしまうと香りが逃げてしまいますので、茹でるときはあらかじめ茹でるお湯を準備しながら、ささがきなどの作業に入りましょう。また、切ったそばから水にはなしていくことが、アクを出さないのがポイントです」

 

シャキシャキ! 新ごぼうの繊維たっぷり
「新ごぼうと新人参のサラダ」

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「ごぼうは大量に食べるとお腹が張る方もいるので、添え物として適量いただけるレシピです。ピーラーやスライサーで仕込むと美しく繊細な仕上がりに、包丁でささがきにすると、しっかりとした食感を楽しめますので、お好みでどうぞ」

【材料(約4人分)】
新ごぼう…1本(100g)
新人参…30g
菜種油…大さじ1/2
しょうゆ…小さじ1
塩…適宜

作り方
1. 鍋でお湯を沸かしておく。人参を千切りにしておく。
2. 新ごぼうをピーラーなどでひいていき、切ったそばから水にさらしてからザルにあげておく。新ごぼうを1分ほどさっと茹でたあと、人参を入れてさらに30秒ほど茹でたら、ザルにあげる。
3. 温かいうちにキッチンペーパーで水分を拭き取り、ボウルに入れてごま油を全体にあえて、しょうゆと塩を加える。

 

時短調理で新ごぼうの栄養素を丸ごといただける
「新ごぼうの味噌たまごとじ」

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「短い時間の加熱でしっかり火が通るので、栄養素を壊さず取り込めます。お肉を加えるとボリュームアップします。味噌を使い善玉菌をとりこみましょう。仕上げに青のりを振ってもおいしいです」

【材料(約4人分)】
新ごぼう…1本(100g)
たまご…3個
水…100cc
味噌…小さじ1
しょうゆ…小さじ1
塩…2つまみ

【作り方】
1. 水を張ったボウルを用意し、新ごぼうをささがきにして、切ったそばから水にさらしておく。そのあと水を切る。
2. 鍋かフライパンに、ごぼうと水100ccを入れて蓋をし、沸騰したら弱火で2分加熱する。味噌、しょうゆ、塩を入れて味を整える。
3. たまごを溶き、強火にかけた2に回しかけながら入れ、ふつふつとなってきたら蓋をして、弱火にして2分加熱する。

 

どれも手軽にできるレシピばかり。柔らかくて香り高い新物を上手に使って、旬の献立で食卓を整えてみましょう。

 

Profile

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管理栄養士 / 加藤さおり

1976年東京生まれ。医療法人佐野産婦人科医院 管理栄養士・産業カウンセラー・国際薬膳師。そのほか、日本糖尿病・妊娠学会会員、日本糖質制限医療推進協会会員、NPO法人母子栄養懇話会役員、こころをサポートCOCOハート︎会員を務める。
「食とココロは密接である」と気づき産業カウンセラーに、また薬が使えない妊婦さんのカラダに優しい食養生をと国際薬膳師を取得。産婦人科の管理栄養士として約20年間、妊娠・授乳期の食事や栄養相談に関わる。個人栄養指導年間述べ500件超の相談実績があり、近年では低糖質食事療法への取り組みや、離乳食おはなし会も開催。わかりやすく日常ですぐにつかえる内容と実践しやすいレクチャーに定評がある。

 

取材・文=吉川愛歩 撮影=山本雅世 構成=Neem Tree