手帳の使いかたは、生活を変える一歩になります。今のトレンドは「ほぼ日手帳」ですが、今回は他の手帳ブランドについても紹介していきましょう。おすすめの手帳と使い方を解説していくので、参考にしてみてください。
手帳のタイプと自分にあった手帳選びの考え方
まず長い付き合いになる手帳のタイプと、自分にあった手帳選びを知っておくことが大切です。手帳にはどのような種類があり、どう特徴が違うのか、詳しい内容を解説していきます。
バーチカル式
ビジネスシーンで活用されることが多いバーチカル式手帳は、時間軸で手帳を形成していくことができるため、予定が立てやすく、今後の動向を自分の中で整理することができます。
その中でも、バーチカル式手帳を選ぶ上で大切なのが、時間軸とTODOリストが含まれているということ。時間軸は、24時間単位で予定を記入することができるバーチカル式がおすすめになります。一日の自分の生活を整理することができるため、自己分析が行いやすいのが特徴です。また、TODOリストについては、タスク管理が便利で、仕事の進捗状況が確認しやすいメリットがあります。
こんな人におすすめ
バーチカル式手帳は、仕事や予定の進捗管理が行いやすい特徴を持っています。そのため、ビジネスマンやOL、学生で勉強とバイトの両立を頑張っている人にもおすすめです。自分なりの仕事の進捗管理を行って、自己管理の方法を養っていきましょう。
ウィークリーレフト
1週間の予定が書き込めることから、細かい予定を組み立てていくことに特化している「ウィークリーレフト」は、左のページが1週間分の予定が書き込めて、右のページがフリースペースになっています。
細かい予定をこなしていかないといけない人におすすめの手帳で、1週間のうちで完了させたい仕事や用事などがある人にはおすすめです。フリースペースも十分に確保できることから、メモやTODOリストとして活用することができます。
こんな人におすすめ
ウィークリーレフトは、1週間の予定を細かく記入することができるため、仕事管理やバイトのシフトなど、計画的に行動したい人におすすめです。またメモ書きなど、気付いた時にメモをして時系列を追って情報を確認したい人にも便利でしょう。
マンスリータイプ
月間の予定を大まかに記入することができる「マンスリータイプ」は、カレンダーと同じように、1日1日をマスに区切られたフォーマットになっているのが特徴です。カレンダーのように、1ヶ月の予定を全体的に確認することができるため、長期的な計画を行うことに向いている手帳タイプになっています。1ヶ月の予定を1ページで確認することができるため、予定の一覧を確認したい時に活用することが可能です。
基本的にマンスリータイプの手帳は、月間の予定だけでなく、他のフォーマットが組み合わさった予定を管理しやすいタイプになっていることが多くなっています。
こんな人におすすめ
長期的な計画をするために、順を追って準備を進めていきたい人におすすめです。1ヶ月の間にどのような行動をしないといけないのか、詳細が確認できるので、全体像を把握することができます。
またマンスリータイプだけの手帳であれば、薄く軽いので手軽に手帳を活用したいという人にも。ただ、細かい日程を記入するためには、記入欄が小さい傾向にあるので、詳細に予定を組みたい人にはおすすめできません。
デイリータイプ
1日の予定を十分に記入できるようになっている手帳の「デイリータイプ」は、1日1ページとなっていることから、他の手帳よりも圧倒的に記入スペースを確保することができます。
人気のほぼ日手帳は、このオーソドックスなデイリータイプのことを指すことがほとんどで(ウィークリータイプの「ビジネス」もラインナップ)、1日に行わないといけない仕事の管理が行いやすいのが特徴です。
イラストやアイディアメモとしても活用できることから、柔軟な対応ができる手帳の種類といえるでしょう。1日の間にやらないといけないことを書いて、完了すれば斜線で消すなどして、タスク管理が行いやすいのもデイリータイプの特徴です。
こんな人におすすめ
1日の予定がたくさんあることから、管理が追い付いていない人に、また自分の仕事や用事を自己分析して、どれくらいのボリュームで活動しているか客観的に確認したいという人におすすめです。1日の予定を文字にすることで、どこかを簡略化できないかなど、改善点を見つけやすいのも魅力になります。
アレンジやカスタマイズを自分で行うこともできるので、自分なりのオリジナルティのある使い方を実践したい人におすすめです。
4月始まりタイプ
通常の手帳は、年末にリセットされた1月から新しく手帳を買い替えるという人も多いでしょう。しかし、学校や行事は4月ごとに始まるために、そういった年度の切り替えによって予定を組み立てたい人のために作られたのが「4月始まりタイプ」です。実際に、気持ちの切り替えとともに手帳を買い替えることができるので、予定も組みやすいのが魅力です。
こんな人におすすめ
4月始まりタイプは新学期に合わせて予定を切り替えることができるため、新学期に向けて勉強とバイトを両立することで忙しくなる学生や子どもを持つ主婦に、特におすすめの手帳です。子どもの学年が上がると、環境も変わり修学旅行などの日程も新たに加わることがあります。時系列を把握するためにも、4月始まるタイプはおすすめなので、一度購入を検討してみてください。
おすすめ手帳メーカーブランド3選
手帳といっても販売しているブランドによって、作り方や呼び方が異なります。自分に合ったフォーマットが作成されているブランドを選ぶことで、予定を組みやすくなるので、どのような手帳がいいのか、おすすめのメーカーブランドを3つ紹介していきましょう。
1.ジブン手帳
2018年に大ヒットとしたと言われる「ジブン手帳」。3つのノートをカバーで一冊にまとめて活用できる3in1(DIARY/LIFE/IDEA)という発想が新しく、多くのユーザーが使用するきっかけになっています。
スケジュールからライフログまで記入することができるので、手帳のコンセプトとマッチしているのであれば、購入してみてください。4月始まりの「ジブン手帳 Biz 2019 Spring」も販売を開始しています。
ジブン手帳 https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/jibun_techo/
2.高橋書店の手帳
ビジネスマンが一番多く持っているとも言われているのが高橋書店の手帳シリーズです。構造はシンプルですが、凝っている部分が多く、文字をはっきり読みやすい色味の紙を使っているのが特徴になっています。
裏抜けにも強い性質を持っている手帳になっているので、どのようなペンでも活用することが可能です。レイアウトの種類も多く、ビジネスシーンやプライベートでも重宝できる手帳になっています。毎年、4月始まりも多数ラインナップしています。
高橋の手帳 https://www.takahashishoten.co.jp/notebook/
3.ほぼ日手帳
1日1ページタイプの手帳で、自由に使用することができることから、多くのユーザーに愛されている手帳になっています。材質としても薄くて強い紙と言われている「トモエリバー紙」が使用されているのもポイントです。カバー選びで個性を出すことも可能なので、ビジネスマンだけでなく、主婦にも人気の手帳となっています。
ほぼ日手帳については、代表の糸井重里さんにインタビューした「糸井重里が思う、デジタル時代にそれでも手帳を使う意味」もご参考に。2月1日からは、4月始まり版の販売がスタートします。
ほぼ日手帳 https://www.1101.com/store/techo/
まとめ
ビジネスシーンやプライベートでも活用することが多い手帳は、自分の今後の予定を手軽に記録することができるため、スマートフォンをひとり一台持っている今でも、誰でも持っていて損はないアイテムです。また手帳の種類はさまざまなので、自分に合った種類を選択することが大切になります。
今回紹介した手帳のタイプを参考に、理想の手帳を見つけてみてください。