2017年4月1日、名古屋に「レゴランド・ジャパン」がオープンしました。世界7か国8か所目の、家族で楽しめるレゴの屋外型テーマパークが、日本初上陸です。
「レゴビルダー」(プロの職人)によって、壮々たる街並みと建物がレゴブロックで再現されるなど、世界中から大きな注目を集めています。ローラーコースターや潜水艦など、40種類以上のアトラクションやショーも大きな魅力。1日中家族みんなで思いきり楽しめる、エンターテイメントパークのポイントを紹介していきましょう。
注目のレゴブロックテーマパークの魅力とは?
レゴランド・ジャパンは、レゴブロックで有名なデンマークのLEGO社が開設したテーマパーク。レゴブロックをテーマにし、どんなことが可能かを追求した体験型の屋外テーマパークで、レゴブロックを使った教育的な要素も備えています。
本社があるデンマークで1968年に開業したのを皮切りに、現在は米国のカリフォルニアとフロリダ、イギリス、ドイツ、マレーシア、UAE(アラブ首長国連邦)のドバイにオープンしており、2017年4月1日オープンのレゴランド・ジャパンは、世界で8番目となります。
1700万個のレゴブロックと、1万のレゴモデルを使用!
レゴランド・ジャパンは、一年を通して遊ぶことのできる日本で初めてのレゴ体験型のテーマパーク。おもに2歳から12歳までの子どもを持つファミリーに、楽しさが溢れる1日を提供するもの。パーク内には1700万個のレゴブロックと1万のレゴモデルを使用した海賊やクルマ、動物などのオブジェが展示されており、きっと「レゴブロックでこんなものまでできるの!?」と驚くはず。20万個のレゴブロックで作られた高さ2メートルの名古屋城など日本の象徴的な建物や風景を表現した「ミニランド」をはじめ、テーマの異なる7つのエリアから構成され、40以上の乗り物やアトラクション、ショー、ショッピングなどが楽しめます。また、ワークショップも数多く用意されており、想像力と創造力をはたらかせながらレゴブロックの世界観にたっぷりと浸ることができます。
それではいよいよエリア別に案内していきましょう。
“できたて”のレゴブロックがもらえる
「FACTORY (ファクトリー)」
メインゲートをくぐって最初にお出迎えしてくれるのが、レゴでできた巨大な恐竜。このエリアがレゴの世界のはじまり。レゴブロックがたくさん入ったバケツが工場から運び出されていく演出もポイントです。
「レゴファクトリー・ツアー」でレゴブロックがどのように作られるのかを見学したら、おみやげ工場ではなんと“できたて”のレゴブロックがもらえます。向かいにある「ビッグ・ショップ」はアジア最大のレゴショップ。ベビーカーや車イスは「コーナー・ショップ」でレンタルが可能です。
レゴブロックの総合体験型エリア
「BRICKTOPIA (ブリックトピア)」
世界中のレゴランドでも初登場となる「ブリックトピア」は、レゴブロックを使って想像力を自由に発揮できる場所。クルマを作ってレースに参加できる「ビルド・アンド・テスト」や、レゴマインドストームを使ってロボットをプログラミングできる「ロボティック・プレイセンター」もあります。自分の思うままに作るのが大好きなレゴブロックファンならいつまでいても飽きないことでしょう。
幼児向けのデュプロブロックを使って遊べる「デュプロ・プレー」も「デュプロ・バレー」エリアにあります。ブリックトピアは、小さな子ども向けのアトラクションやショーが多いので、小学校低学年までのお子さんのいるファミリーには、このエリアがおすすめ。
潜水調査艦で古代遺跡を探検する
「ADVENTURE (アドベンチャー)」
「サブマリン・アドベンチャー」は、レゴダイバーの一員になって潜水調査艦へ乗りこむというアトラクション。家族みんなで海底にある古代遺跡を探検します。
珍しい魚やサメを眺めていると、レゴブロックでできたお宝がいくつも発見できるはず。エントランスの潜水艦は約65万個のレゴブロックを使用。レゴブロックで遊べる「シークレット・チャンバー・オブ・アムセトラ」前のファラオ像は、20万3000個のレゴブロックでできています。パークの見どころにもなっているのでお見逃しなく。
いろいろな職業になりきれる!?
「LEGO CITY (レゴ・シティ)」
パイロットやカーレーサー、さらには消防士になっていろんな乗り物に乗り込めるエリア。レゴシティで築き上げるのは、ブロックではなく決断とチームワークです。
「ドライビング・スクール」では、クルマの運転を学ぶと、レゴランド公式のドライバーズライセンスがもらえます。3~5歳の子どもであれば、「ジュニア・ドライビング・スクール」へ! ここでも、公式のドライバーズライセンスがもらえます。「コースト・ガード・エイチキュー」では、水上の曲がりくねった周回コースでモーターボートを操縦。乗り物が大好きなら、真っ先にこのエリアへ行きましょう。
気分は中世の騎士!?
「KNIGHT’S KINGDOM (ナイトキングダム)」
「ナイトキングダム」のゲートをくぐると、そこはまるで中世の世界。レゴランド・ジャパンでもっともスリリングな「ザ・ドラゴン」に乗って、王様のお城を駆け巡るジェットコースターをはじめ、まだ幼児向けのミニ・ローラーコースター「ドラゴンズ・アプレンティス」などを楽しむことができます。
お城の中のレストラン「ナイト・テーブル・レストラン」は洋風、和風両方のメニューが楽しめるので大人も子どもも大満足。名古屋グルメのひとつ“小倉トースト”をアレンジしたフレンチトーストが味わえるのも、コチラのレストランです。
冒険家と海賊のバトルがテーマの
「PIRATE SHORES (パイレーツ・ショア)」
冒険家と海賊のバトルをテーマにしたこちらのエリアでは、「スプラッシュ・バトル」が注目。うようよとサメがうごめく海に船をこぎ出し、海賊たちと水鉄砲で戦います。
ゆらゆらと前後左右に揺れうごく海賊船「アンカー・アウェイ!」はちょっぴりスリルのあるアトラクション。キッズと同じくらいの背丈のミニフィグがたくさんいるのもこのエリア。楽しい写真を撮ってSNSにアップしたいなら、パイレーツ・ショアは狙い目のエリアです。
日本の名所を約1000万個のレゴブロックで再現!
「Miniland (ミニランド)」
さっぽろ雪まつり、東京タワー、大阪通天閣、京都・金閣寺、そして名古屋城や姫路城など、日本中から選んだ10か所の驚くような景色や街並みをすべてレゴブロックで再現。約1000万個(正確には10,496,352個)のレゴブロックを使用して約500の建物を再現、展示しています。一番高い東京スカイツリーは高さ約9m。渋谷駅前のスクランブル交差点と広島の宮島が一緒の場所で見られるのも、レゴランド・ジャパンならではの特徴です。
お出かけしたくなる、これからのシーズン。世界中が注目している屋外型キッズテーマパーク「レゴランド・ジャパン」に、今年は足を運んでみませんか?
Park Data
レゴランド・ジャパン
所在地=愛知県名古屋市港区金城ふ頭2-2-1
【チケット情報】
・年間パスポート
有効期限:初回来場の日にちにかかわらず、2017年4月1日~2018年3月31日まで
販売価格:大人(13歳以上)1万7300円/子ども(3歳から12歳)1万3300円
・1DAYパスポート
有効期限:購入時に指定した日のみ
販売価格:大人(13歳以上)6900円/子ども(3歳から12歳)5300円
文・構成=プロデュース・オン・デマンド 撮影=工藤ケイイチ(ブリッジ)