6.空気がなくなったら一巻の終わり!財宝集めは程々に……
オインクゲームズ「海底探険」
2376円
海底に眠る財宝を持ち帰るゲーム。深く潜るほどいい宝(チップ)が取れるが、宝を持っている数が多いほど空気がどんどん減ってしまいます。空気がゼロになる前に潜水艦まで宝を持ち帰ることができれば、チップの裏に書かれた得点を獲得します。
【SPEC】
・初版が発売されたメーカーの所在地:日本
・対象年齢:8歳以上
・プレイ人数:2~6人
・プレイ時間:30分
・箱サイズ:幅64×高さ111×奥行36mm
【小野さんの推しコメント】
遊んでいるうちに海に潜っている気分に
欲張って上がってこられない人が続出するゲーム。抽象化されたコンポーネントなのに海に潜っているような気分になって、だんだん息が苦しくなってきます。少ない人数でも楽しめます。
7. 共感を得られなくても正式採用タイトルは編集長権限で決定!
ジャンクション「横暴編集長」
3218円
出版社の編集部をテーマとした大喜利ゲーム。プレイヤー(編集者)は上下2枚のカードを組み合わせ、本のタイトルを考案。編集会議後、全員でじゃんけんを行い、勝った人が「横暴編集長」となって独断と偏見で正式採用タイトルを決定します。
【SPEC】
・初版が発売されたメーカーの所在地:日本
・対象年齢:10歳以上
・プレイ人数:3~5人
・プレイ時間:20分
・箱サイズ:幅50×高さ90×奥行25mm
【河上さんの推しコメント】
架空の本のストーリーも妄想すると楽しい!
考えたタイトルに加え、その本のあらすじまで発表すると、よりタイトルに味わいが出て楽しめます。読書好きなら、続編の「横暴編集長 ~ニンジャ記念日~」も入れて遊んでほしいですね!
8. 協力プレイでカードを順番に並べ花火を打ち上げよう
ホビージャパン「HANABI 花火 日本語版」
1728円
プレイヤー同士が助け合い、同じ色の花火カードを数字の昇順(1→5)に並べる協力型ゲーム。自分の手札は見えないので、仲間からのヒントを頼りにアクションを起こします。カードがメインの小型作品で初めて「ドイツ年間ゲーム大賞(2013)」を受賞。
【SPEC】
・初版が発売されたメーカーの所在地:フランス
・対象年齢:8歳以上
・プレイ人数:2~5人
・プレイ時間:30分
・箱サイズ:幅94×高さ94×奥行30mm
【小野さんの推しコメント】
わかり合えたときの感動はひとしお
相手を欺いたり裏をかいたりするゲームが多いですが、こちらは気持ちの「表」を読ませるゲーム。協力したくて歩み寄ってるのにすれ違うもどかしさ。わかり合えたときの爽快感は格別ですね。
9. カードをめくったら素早く正確にカップを並べ替える!
ブラザー・ジョルダン「スピードカップス」
3240円
課題カードのイラストの通りに、5色のカップを並び替えるスピード系ゲーム。縦向きのイラストならカップを積み、横向きなら横1列に並べる。並べ終えたらすぐにベルを鳴らし、カップの順序が正しければカードを得点としてもらえます。
【SPEC】
・初版が発売されたメーカーの所在地:ドイツ
・対象年齢:6歳以上
・プレイ人数:2~4人
・プレイ時間:15分
・箱サイズ:幅125×高さ170×奥行80mm
【保谷さんの推しコメント】
高度な拡張セットもぜひ遊んでほしい!
単純なルールながら、大人同士でもワイワイ楽しめます。慣れてきたら別売りの拡張セットもオススメ。複数に分けて積んだり、円に並べたり、より複雑なイラストに頭を使います!
10. J-POPでよく聴く“あるある”な歌詞をかるた風ゲームに!
サグイネル「狩歌 基本セット」
1382円
音楽を聴きながら遊ぶ新感覚のカードゲーム。カードには「好き」「約束」などJ-POP頻出歌詞(単語)が書かれていて、該当の歌詞が流れたら、かるたの要領でカードを素早く取ります。歌詞の出現レベルによってカード1枚の点数が異なります。
【SPEC】
・初版が発売されたメーカーの所在地:日本
・対象年齢:6歳以上
・プレイ人数:2~8人
・プレイ時間:5分
・箱サイズ:幅100×高さ130×奥行30mm
【保谷さんの推しコメント】
じっくり聴くことで楽曲の良さも再認識
経験上「普段じっくり聴くことのない有名な曲」だと、誰とでも盛り上がれます。懐かしさに浸れたり、歌詞に注目することで「こんな名曲だったんだ!」という発見があったりします。
最後に、大人数でなくてもふたりがいれば遊べる“サシ”ゲームを紹介します。