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選び方や保存方法、かゆくならないコツも。とろろごはん以外にも大活躍!
長芋・山芋の絶品レシピ

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この長芋・山芋をどうやって楽しんだらいいでしょうか。最初に思い浮かぶのはもちろん“とろろごはん”ですが、ここでは、アイデアいっぱいのおすすめレシピを紹介します。長芋・山芋のどちらでも作れますが、それぞれ食感が異なるので、まずはおすすめしている芋の方で作ってみてください。

1. ふわとろ食感で食べ応えがあるのにヘルシー!「海老とブロッコリーの山芋味噌グラタン」

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もったりとした山芋をたっぷり入れたグラタンは、それだけで満足。とろろ状にした山芋を焼くと、スフレのようなふわふわの軽い食感になります。さらに味噌を隠し味に入れることで、コクと深みのある香りを感じられるグラタンに仕上がります。

【材料(2人分)】
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・味噌…大さじ1
・卵…1個
・山芋(すりおろし)…200g
・牛乳…大さじ2~3
・バター…10g
・むきえび…150g
・ブロッコリー…120g
・ピザ用チーズ…40g

1. 味噌とたまごを混ぜ合わせる
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ボウルに味噌、卵を入れてよく混ぜます。「味噌がダマにならないよう、すり混ぜるようにヘラで合わせていきましょう」

2. すり下ろした山芋を2~3回に分けて加える
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卵液にしっかり山芋が馴染むよう、少しずつ山芋を入れていきます。「山芋に弾力があるので、卵と絡むようにその都度泡立て器でよく混ぜます」

3. 牛乳を加える
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卵と山芋がよく混ざったら、牛乳を加えます。「牛乳を加えたあともしっかり混ぜ、ふわふわのとろろ状にしていきましょう。ここでよく混ぜておくと、ふっくらしたグラタンになりますよ」

4. フライパンにバターをひき、海老とブロッコリーを蒸し焼きにする
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温めたフライパンにバターを入れたら、海老とブロッコリーを加えましょう。ブロッコリーの芯に火が通ったら次に進みます。「茹でてから炒めてもいいのですが、茹でるとブロッコリーに火が通り過ぎてしまったり、面倒だったりするので、蓋をして蒸し焼きにするのがオススメです。時間も短縮でき、ブロッコリーがちょうどよい硬さに仕上がります」

5. 耐熱皿に海老とブロッコリー、(3)を交互に入れてピザ用チーズをかける
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耐熱皿にはサラダ油(分量外)を薄く塗り、具材が偏らないよう、山芋を流し入れながら海老とブロッコリーを置いていきましょう。「上からかけるチーズはお好みの量で構いません。海老とブロッコリーが隠れてしまうと、なんのお料理かわからなくなってしまうので、姿が見えるようにチーズをかけてあげると、仕上がりがきれいになりますよ」

6. オーブントースターで10~15分ほど焼く
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オーブントースターに耐熱皿を入れて加熱します。「トースターの他に、オーブンや魚焼きグリルでも同じように焼けます」

完成
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チーズが溶けて、焼き色がおいしそうにつけば完成です。熱々のグラタンと一緒にバゲットを用意してランチにするほか、小腹が空いた夜はワインとともに夜食にしても、山芋なら罪悪感が少なくてすみそうですね。

 

2. モチモチとシャキシャキを同時に味わう「お餅と長芋のバター醤油おやき」

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お餅のもちもち感と長芋のシャキっとした食感が交互に楽しめるおやきは、お餅が余りがちな季節にぴったりです。ホットプレートで焼いて家族でいただくのもいいですね。冷凍した長芋でもおいしく作れます。

【材料(2人分・4枚分)】
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・長芋…200g
・切り餅…2個
・しらす…40g
・片栗粉…大さじ2
・塩・こしょう…少々
・サラダ油…大さじ1/2
・砂糖…大さじ1/2
・醤油…大さじ1
・かつお節・青のり…適量

1. 長芋を保存袋の上から叩いて潰す
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長芋を保存袋に入れたら、上からすりこぎなどでまんべんなく叩きます。「形が残る部分がある方が、食べたときのアクセントになるので、8割くらいを潰すようにしてみてください。このままの状態で保存袋ごと冷凍しておけるので便利ですよ。冷凍したものを使う場合は、自然解凍してから(2)に進んでください」

2. 餅をサイコロ型に切る
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硬い餅を切るときは、包丁の刃を上から両手で押すようにして切ります。「大きさは好みで構いませんが、早く火が通るように小さめにカットしましょう」

3. 保存袋やポリ袋に(1)、(2)としらす、片栗粉、塩こしょうを入れてよく揉み込む
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しらすや長芋が塊にならないよう、よく揉んで混ぜ合わせておきましょう。「ボウルなどで和えてもかまいませんが、ポリ袋の中で混ぜてしまえば、手が汚れず、洗い物が少なくてすみます」

4. フライパンにサラダ油をひき、四等分して生地を丸く流し込む
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それぞれの生地がくっつかないよう、離して丸く整えていきます。「火加減は中火にして、片面ずつ焼いていきましょう」

5. 片面3分ずつ焼く
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生地がくっつかなくなり、焼き色がついてきたらひっくり返します。「蓋をしないで焼くことで、山芋のシャキシャキとした歯応えを残して焼き上げることができます。蓋をするともちもちになるので、そちらがお好きな方は蓋をして焼きましょう」

6. 砂糖と醤油を入れる
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おやきが焼けたら、生地につかないように砂糖と醤油を入れます。「生地に調味料を直接かけてしまうと、その部分だけが濃い味つけになってしまいます。フライパンに流し込んでから、砂糖を溶かして絡めるようにしていきます」

完成
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調味料がしっかり絡んだら完成です。あまじょっぱい味が、ごはんにもよく合いますよ。

 

3. 生食のシャキシャキをサラダ仕立てに。「味噌マスタードドレッシングの長芋サラダ」

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新鮮な長芋を買ったその日に作りたい、さっぱりとした味のサラダです。醤油やワサビなどをかけていただくことが多い長芋ですが、マスタードや酢と合わせることで、洋風の味に仕上がります。

【材料(2人分)】
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・長芋…200g
・かいわれ大根…適量

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・はちみつ…小さじ1
・粒マスタード…小さじ1
・味噌…小さじ2
・酢…小さじ2
・オリーブオイル…小さじ1

 

1. 長芋を角切りにする
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ぬめりがあるので、しっかりと手で押さえて切りましょう。「形はお好みでかまいませんが、千切りにするよりもシャキシャキとした歯応えが楽しめますよ」

2. (A)を混ぜ合わせる
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調味料をひとつずつ混ぜ合わせていきます。「このとき、テクスチャーが硬いものの方から混ぜていくと、ダマにならずに混ざります。また、最後に入れるものはオリーブオイルにし、オイルを入れる前に一度味見をしてみましょう。酸味や甘味のバランスが好みの状態になってから、オイルを入れます」

3.(1)とかいわれ大根を皿に盛り、(2)をかける
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かいわれ大根が入ると、彩りがよく華やかな印象になりますよね。「サラダに入れるものは何でも構いません。レタスやハムなども入れてたっぷり作り、大皿で出すのもオススメです」

完成
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はちみつの甘味とマスタードの酸味が、長芋を華やかな味にしてくれる一品。家にある調味料で思い立ったらすぐ作れるのもうれしいところです。

 

長芋も山芋も、身近な食材なのにいつも同じ使い方しかしていなかった! という人は、ぜひ新しいレシピで長芋・山芋のおいしさを味わってみてください。

Profile

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管理栄養士 / 柴田真希

女子栄養大学短期大学部卒業後、給食管理、栄養カウンセリング、食品の企画・開発・営業などの業務に携わり、独立。27年間悩み続けた便秘を3日で治した「雑穀」や「米食の素晴らしさ」を広めるべく、雑穀のブランド「美穀小町」を立ち上げる。現在はお料理コーナーの番組出演をはじめ、各種出版・WEB媒体にレシピ・コラムを掲載する他、食品メーカーや飲食店のメニュー開発やプロデュースなどを手がける。手掛けたレシピ本も多数あり、近著に『切るだけ&漬けるだけ! おうちで簡単ミールキット』(学研プラス)がある。
https://www.e-mish.com/

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『切るだけ&漬けるだけ! おうちで簡単ミールキット』(学研プラス)

 

取材・文=吉川愛歩 撮影=安藤佐也加 構成=Neem Tree