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初心者が自宅でさばくには?家庭の包丁でできる
魚のおろし方とレシピ [アジ編]

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アジの三枚おろしを使った「アジのムニエル」

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身がふっくらとしたおろしたてのアジに薄力粉をまぶし、シンプルに焼いただけのムニエル。最後にバターを加えることで、コクがあって香りのよい料理に仕上がります。

「魚は皮目から焼くとよく言われるのですが、身の方を先に焼いた方がふっくらと高く焼き上げられます。また、あまり焼きすぎず、片面2分ほどずつにしておくと、みずみずしいままの魚が食べられ、パサつきもありません」

【材料(2人分)】

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・アジ……2尾
・塩……小さじ1/3
・黒胡椒……少々
・薄力粉……大さじ1
・米油……小さじ2
・バター……大さじ1

 

【作り方】

1.アジは塩胡椒をふって、5分ほど置いておき、出てきた水気をペーパーでよく拭き取ってから表面に薄力粉をふる。
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2.フライパンに油を熱し、アジをいれて身側から焼き、2分たったらひっくり返して、裏面2分焼く。
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3.最後にバターを入れて香りをつける。
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イワシ編では、イワシの手開きと「蒲焼」レシピを、タイ編ではタイのおろし方と「鯛めし」レシピを紹介します。

  1. 鯵(アジ)の大名おろしと「ムニエル」レシピ
  2. 鰯(イワシ)の手開きと「蒲焼」レシピ
  3. 鯛(タイ)のおろし方と「鯛めし」レシピ

Profile

日本食文化史・和ごはん研究家 / 麻生怜菜

全国を転々とした幼少時代を過ごし、旅行好きの両親の影響もあり47都道府県すべての地域食材、郷土料理を食べて成長する。結婚後、夫の実家がお寺であったことをきっかけに、お寺の行事食に関わり、伝統的な和食(特に精進料理)に興味を持つ。精進料理の考え方や調理法、食材などに感銘を受け、伝統的な調理法や食材を、現代のトレンドと融合した食文化の発信する場として、2011年より「あそれい精進料理教室」主宰。生徒数はのべ2600人。今まで考案したレシピ数は5000を超える。食品のランキングや比較も得意とする。レシピ本に『寺嫁ごはん』(幻冬舎)、『おからパウダーでスッキリ腸活レシピ』(主婦の友社)などがある。
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取材・文=吉川愛歩 撮影=安藤佐也加 編集協力=Neem Tree