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茹でる・焼く以外のおいしい食べ方は?豊富な栄養を逃さない
「とうもろこし」レシピ

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おいしい上にかさ増しできる!
おやつにもランチにも、ふわっと焼ける「コーンパンケーキ」

とうもろこしがたっぷり入ったパンケーキは、やさしい甘さと粒の食感がおいしい一品です。ヨーグルトを入れることで外側がサクッとし、中はしっとりとした歯切れのよい生地に。

「パンケーキは、生地をあまりしっかりと混ぜすぎないことと、焼くときにあまりいじらないことが、おいしく焼くコツ。ボリュームが出てふっくらと立ち上がり、軽く焼き上げることができます。とうもろこしの甘さを活かすため、生地のお砂糖は少なめに」

【材料(2人分)】

・とうもろこし……1/2本
・小麦粉……120g
・ベーキングパウダー……小さじ1
・たまご……1個
・砂糖……大さじ1と1/2
・ヨーグルト……50g
・牛乳……1/4カップ
・サラダ油……適量
・バター、はちみつ……適量

【作り方】

1. とうもろこしは身を削ぐ。小麦粉とベーキングパウダーは振るっておく。

包丁を前後に動かしすぎず、スッと下ろすように切っていくと、粒がバラバラに飛び散りません。よく包丁を研いでおくのがコツ。

2. ボウルにたまごを溶きほぐし、砂糖を加えて泡だて器で混ぜる。ヨーグルトと牛乳を加え、その都度よく混ぜる。

粉を入れる前までは、しっかり混ぜておきます。

3. 小麦粉とベーキングパウダーを加えてヘラでさっくりと混ぜ、とうもろこしを加えてさっと混ぜる。

生地にまだ粉っぽさが残っているくらいで、とうもろこしを加えていきます。

4. フライパンを中火で熱してサラダ油をなじませる。生地を1/4量ずつ流し入れ、弱火で焼き色がつくまで両面を2〜3分ずつ焼く。

焼き色がしっかりついてからひっくり返すと、高さも出てふっくら仕上がります。

5. バターとはちみつをトッピングする。

ほんのり甘い生地には、はちみつとバターがよく合います。腹持ちもよく、甘いものがほしいときにもちょうどいいおやつです。

とうもろこしは6月ごろから出回りはじめ、夏の印象が強いのですが、北海道産は9月下旬あたりまで楽しめます。昼夜の寒暖差があるほど身が甘くなるので、暑さが増す8月よりも少し気温が落ち着く時期のとうもろこしがおいしいのもポイント。生食できる品種や粒が白いものなどもあるので、いろいろな味を楽しんでみてください。

Profile

料理家・管理栄養士 / 新谷友里江

料理家・管理栄養士 / 新谷友里江

料理家・祐成二葉氏のアシスタント、祐成陽子クッキングアートセミナー講師を経て独立。ダイエットメニューや離乳食、お弁当、手軽にできる日々の献立など、オールマイティーで間違いないおいしさのレシピ開発に定評があり、料理雑誌やファッション誌、テレビ、WEBなどで活躍している。近著に、「冷凍作りおき&下味冷凍 これなら続く!毎朝すぐでき弁当」(ワン・パブリッシング)や、「楽するスープ&みそ汁」(ともにナツメ社)などがある。

「冷凍作りおき&下味冷凍 これなら続く!毎朝すぐでき弁当」
(ワン・パブリッシング)

取材・文=吉川愛歩 撮影=安藤佐也加 編集協力=Neem Tree