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米化の次は? イメージを覆すおいしさとバリエーション!お餅からスイーツ、ピザまで、
「オートミール」の進化系レシピ3

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カリッともちっと生地が香ばしい「オートミールピッツァ(ビスマルク)」

オートミールで作ったもちもちの生地に、モッツァレラチーズや生ハムをのせて。端がカリカリになるように焼くと、よりピザらしさが味わえます。

「トッピングはなんでも、お好みのもので作ってみてください。おいしく焼くコツは、油をひいて生地を薄く伸ばしてから火をつけること。加熱をはじめるとすぐに硬くなってきてしまうので、この薄さでいいなと思ったところで点火してください。薄く焼いた方がクリスピーにはなりますが、ひっくり返すときに大変なので、ほどよいサイズにしておきましょう」

【材料(2人分)】

・オートミール……30g
・米粉……大さじ1
・塩……少々
・水……120ml
・ピザソース(またはケチャップ)……30g
・モッツァレラチーズ……60g
・生ハム……3枚
・温泉卵……1個
・黒こしょう……少々
・油……適量

【作り方】

1.耐熱ボウルにオートミールと米粉、塩、水を入れてゴムベラでよく混ぜ合わせ、ラップをかけて電子レンジ(600W)で1分加熱する。

少し水分の多い柔らかい生地ですが、加熱していくにつれて弾力が出てまとまってくるので、シャバシャバした状態でレンジに入れます。

2.フライパンに薄く油をのばしたら、生地を広げる。

レンチン後の生地は、もったりとしています。くっつきやすいので、油をヘラにつけながら広げていきましょう。

3.中火で焼き色がつくまで3分ほど焼いたら、裏返す。

崩れないようにフライ返しをしっかり差し入れて返しましょう。

4.返したらいったん火を止めてピザソースを塗り、ちぎったモッツァレラチーズをのせる。

どんどん焦げていってしまうので、いったん火を止めるのを忘れずに!

5.再び中火にかけ、ふたをしてチーズが溶けるまでさらに3分ほど焼く。

チーズが溶けたら出来上がりの頃合いです。

6.ちぎった生ハム、温泉卵をのせ、黒こしょうをふる。

モッツァレラチーズはピザ用チーズでも代用できます。また、米粉は小麦粉や片栗粉でもおいしくできます。

どれも「オートミールとは思えない!」とびっくりする味、食感なのに、少ない材料で手軽にできるレシピばかり。オートミールをそのまま食べるのにそろそろ飽きてきたら、ぜひこの進化系レシピを試してみてください。

Profile

料理家 / 星野奈々子

料理家 / 星野奈々子

IBM JapanにてITエンジニア、マーケティングを担当し、会社員として働きながら数多くの料理学校・料理教室に通う。退社後にフードコーディネーターとして独立、現在は企業のレシピ開発を中心にレシピ本も多数出版している。近著に『カラダにやさしいオートミールの朝食とおやつ』(PARCO出版)がある。

『カラダにやさしいオートミールの朝食とおやつ』(PARCO出版)

取材・文=吉川愛歩 撮影=安藤佐也加 編集協力=Neem Tree