春にニューアルバムを発表、先週末には韓国公演を成功させるなど、熱い活動を続けるロックバンド、サニーデイ・サービス。ベーシストの田中 貴さんは、テレビや雑誌にレギュラーをもつほど、無類のラーメン好きとしても知られています。@Livingではそんな田中さんに、「女性も喜ぶ旬なラーメン」と銘打って数々のラーメン店を紹介してもらってきましたが、今回はその中から真夏にふさわしい、“熱い”ラーメン店をピックアップ!
そうめんもかき氷もいいけれど、夏こそ、熱々のラーメンはいかがですか?
1 酸味が魅惑的なエスニックテイストも楽しめる
「一笑」は、はじめに麺とスープだけのラーメンを4タイプから1杯選び、そこに合わせる8種のトッピングからひとつチョイスするという独特のシステム。
「別皿で数種の野菜をしっかり食べられる。しかも味のバリエーションが豊富で、選ぶ楽しさがある。これって、女性にとってはうれしい魅力ですよね。野菜が別盛りになっている理由は、『まずはそのままスープと麺だけで味わってほしい』という金子さんの想いでしょう。真っ向勝負ですよ。寡黙で謙虚な金子さんですが、スープに絶対的な自信を持っているというのが感じ取れます。僕もいきなりトッピングを入れずに、かけスタイルで食べるのがオススメです」(田中さん)
「別皿で数種の野菜をしっかり食べられる。しかも味のバリエーションが豊富で、選ぶ楽しさがある。これって、女性にとってはうれしい魅力ですよね。野菜が別盛りになっている理由は、『まずはそのままスープと麺だけで味わってほしい』という金子さんの想いでしょう。真っ向勝負ですよ。寡黙で謙虚な金子さんですが、スープに絶対的な自信を持っているというのが感じ取れます。僕もいきなりトッピングを入れずに、かけスタイルで食べるのがオススメです」(田中さん)
麺処 一笑
https://at-living.press/food/4597
2 薄くやわらかな錦糸卵が美しい、贅沢な冷やし中華
昨今流行りの“町中華”かのような佇まいをもつ「龍朋」。田中さんは、メニューの多くが革新的でクオリティも抜群なことから「おいしい中華料理を提供する老舗レストラン」と評します。
「マスターが中華料理店で学んだ仕込みの丁寧さと、長年の仕事で培った卓越なる調理技術。それは、練炭で数十年絶やさず炊き続けるスープひとつをとっても明らか。そこに衰えない探求心が加わり、オリジナリティとインパクト性の高い一皿が生み出されるんです」(田中さん)
今回は、夏にふさわしい冷やし中華をピックアップしました。
龍朋
https://at-living.press/food/3431
3 シンプルであっさり、それが絶品の塩ラーメン
東京・荻窪の「五稜郭」は、店名にもあるように塩味のみ。さらにいえば、基本のラーメンはこれ一品という潔さです。
「この20年ほどで、観光客向けに魚介のスープや、海鮮の具がのったような本来の函館ラーメンとは違うスタイルの店が増えているんですよ。そこにあって、五稜郭は山本店主が子どもの頃に食べていた本来の函館ラーメンのスタイルを追求しています。昔からの名店の多くが閉店した今、ここまで徹底した王道の函館ラーメンは本場函館でもなかなか食べられませんよ」(田中さん)
ちなみにここでは、北海道限定販売のビール「サッポロクラシック」も飲めるんです!
五稜郭
https://at-living.press/food/3807
4 ラーメン店に!? 食後のパフェで涼み締め
渋谷の文化エリアにあるのが「九月堂」。動物系スープが魚介ダシに対して6倍の割合で入った「らーめん(こってり)」と、カツオや煮干しなどの魚介ダシを、動物系スープの5倍になるよう配合した「らーめん(あっさり)」の両極端な2品は、ぜひ食べ比べてほしい!と田中さん。
また、同店ならではのお楽しみが、ラーメン店らしからぬ甘味!
「よく、雰囲気だけのカフェ“風”ラーメン店ってあるじゃないですか。でもここは正真正銘のラーメンカフェ。パティシエ自家製のスイーツも楽しめる、ガチな店なんです。渋谷だけど、喧騒とは無縁の静かなロケーション。そして白が基調のお洒落な空間もイイですよね。もちろん、肝心のラーメンが抜群においしいのは言うまでもありません」(田中さん)
「僕は甘すぎるスイーツが好きですが、ラーメンの後はさっぱりしてるほうがいいと思うんですよ。その点、さすがにここのパフェは計算されていて、甘さは十分にありながらも後味はすっきりしていてちょうどいいですね」(田中さん)
らーめんと甘味処 九月堂
https://at-living.press/food/810
今回は、冷やし中華や、あっさりスープのラーメン、パフェといった夏に体が欲するタイプをピックアップしました。でもやっぱり、背脂たっぷりのこてこてがいい! など、さらなるラーメン情報を求めるなら、「サニーデイ・サービス田中 貴presents女性も喜ぶ旬なラーメン」シリーズをチェックしてみてくださいね。
Profile
サニーデイ・サービス / 田中 貴
サニーデイ・サービスのベーシスト。年間600杯以上を食べ歩くラーメン好きとしても知られ、TVや雑誌などでそのマニアぶりを発揮することも多い。バンドとしては今春、配信とアナログでニューアルバム「the CITY」をリリース。また6月13日にはアナログで「FUCK YOU音頭」と「DANCE TO THE POPCORN CITY」を2タイトル同時リリースするなど、精力的に活動している。また個人としては、音楽監修を務めるアニメ「ラーメン大好き小泉さん」のオリジナルサウンドトラック「ラーメン大好き田中さんと細野さん」が発売中。