プロに聞いた! 今年こそ手帳を続けるコツ
ここまで読んで「これならできるかも!」と思った一方で、「手帳ってどうしても3日坊主になりがちだから……」とまだ迷っている人も多いはず。そんな人のために、目標を達成するために手帳を長続きさせるコツを教えてもらいました。
①細かく書く必要はなし! まずは○×で管理する
続けるためのコツは何と言っても、簡単に管理をするということ。そのためには○×で達成できたかどうか、結果を明確に管理できる目標を、毎日の目標に落とし込むことが大切なのだそう。なかなか使い方に迷う年間ページに○×を書く方法もおすすめ。
たとえば、「お菓子を減らすように意識する」「無駄遣いをしない」などのあいまいな目標よりも、「間食しない」「ランチ代を1000円以内にする」という明確な目標にすれば、○×管理がしやすいですよね。まずは目標の立て方を意識しましょう。
②テンションが上がる仕掛け&ルールを決める
手帳の見た目がぐちゃぐちゃしてくると、目標へのモチベーションも下がってしまいます。だから、自分のテンションが上がるようなページ作りを心がけましょう。
そこでおすすめなのが、シールや付箋、スタンプを使うということ。そうすることで真っ白なページが一気に華やかになり、手帳を見るのが楽しくなります。
また、仕事の予定は黒、プライベートはピンクと色分けルールを作って、パッと見たときに統一感のあるページにすることもおすすめです。
③特別な手帳は必要ない! 普段の手帳でOK
「毎日の寝る前に手帳を書こう」と思っても、家に帰ったら手帳タイムをなかなか取れないのが現実。だから、まずはいつも手帳を持ち歩くこと、思いついたときにパパッと書ける環境づくりを意識しましょう。
特別なことをする必要はありません。自分の普段の生活を思い返し、ミニバッグにも入るサイズの手帳を選んだり、書きたいときに書けるようシールや付箋、ペンなどを手帳にセットして持ち歩くことから始めてみてくださいね。
今回使った手帳は……
ダイエットや、貯金など、毎年考えるけどなかなか実現できない夢や目標も手帳を使うことで実現できると教えてくれた矢野さん。ぜひ、2020年こそ手帳を活用して理想の自分を目指してみませんか?
Profile
日本能率協会マネジメントセンター 広報 / 矢野真弓
手帳ブランド「NOLTY(ノルティ)nolty.jp」「PAGEM(ペイジェム)pagem.jp」などの宣伝広報を担当。学生時代から手帳を愛用し、女性のライフステージに応じた手帳選びや活用術を研究。これまで、「ダイエットに役立つ手帳術」「手帳ライフがもっと楽しくなる簡単なデコレーション術」「職種別・失敗しない手帳の選び方」など、幅広いテーマを取り扱い、メディアを通じて手帳の魅力、選び方や活用アイデアなどを紹介している。
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