新しいモデルが発表されるたびに大きな話題になるiPhone。スペックや機能も強化され、いまや仕事でもプライベートでも欠かせない存在になりつつあります。とはいえ、不満がゼロ、というわけではないですよね? そこで、今回は「ココをあともう少し強化できれば・・・」を叶えるiPhoneパワーアップグッズをご紹介します。
【“カメラ”を強化】
まるでバズーカのような
外付けレンズ「400-CAM060」
年々高性能になるiPhoneのカメラですが、画角が調整できないため、広い場所や遠いものが撮りにくいという弱点があります。そんなとき、役に立つのがスマートフォン専用の外付けレンズです。
こちらは、サンワダイレクトから登場した外付けレンズ「400-CAM060」。iPhoneのカメラの画質は驚くほどよくなっていますが、いまだに困るのは光学ズームがないこと。(ただし、iPhone 7 Plusはふたつのレンズで光学2倍を一応実現しています)
デジタルズームは画像がぎざぎざになるし、できれば避けたい……。そんなとき、光学12倍ズーム対応のこのレンズを使えば画質の劣化を抑えつつ被写体にぐぐーっと寄ることが可能! これまでiPhoneでは絶対に撮れなかった描写を実現しています。
しかも、本製品は三脚付き! ズームで撮影って、結構手ブレしやすいですからね。それを見越したナイスな構成といえるでしょう。こちらの製品はiPhone 7専用となっており、サンワダイレクトのオンラインストアにて4480円で販売中です。
画質もおしゃれ度も高いケース込みの
外付けレンズキット「Moment 2.0」
高画質な外付けレンズはもちろんだけど、おしゃれさも重視したい! そんな欲張りさんにオススメなのが、現在クラウドファンディングサイトにてプロジェクトを行っている「Moment 2.0」です。
前モデルの「Moment」も高画質で好評だったこの外付けレンズ。すべてが新しくなった「Moment 2.0」では広角レンズが新設計されただけでなく、iPhoneの魅力に負けないおしゃれなウッド調のケース、さらにはバッテリーケースまで登場したんです。
ウッド調の「PHOTO CASE」は、iPhoneを優しく保護しながらレンズのマウントにもなります。さらにiPhone 7 Plusの両方のレンズで使えるのもナイス。iPhone 7 Plusの望遠側に望遠レンズを装着すれば、さらに遠くのものを撮影できます。
バッテリーケース「BATTERY PHOTO CASE」は、iPhone 7用なら2500mAh/iPhone 7 Plus用なら3500mAhの追加バッテリー容量をプラス。写真撮影って、結構バッテリーを食うんですよね。でもこのケースなら、バッテリー残量を気にせずに撮影に臨めます。
「PHOTO CASE」とレンズ1つのセットが105ドル(約1万2000円)、「BATTERY PHOTO CASE」とレンズ1つのセットが159ドル(約1万8000円)。またレンズ3つ付属のセットもそれぞれ299ドル(約3万4000円)と349ドル(約4万円)で、2017年の6月に配送予定。日本への配送も対応していますよ!
【“バッテリー”を強化】
ワイヤレス充電対応バッテリーケース
「mophie juice pack air for iPhone 7/7 Plus」
ゲームに熱中したりテザリングしたりしていると、満タンまで充電したはずなのに意外とすぐバッテリー切れになってしまうことってありませんか? かといって携帯型バッテリーを常に持ち運ぶのも面倒ですよね。そんなときに便利なのがスマホと一体化して持つ運べるバッテリーケース。装着することで、iPhoneの使用時間を大幅に延長することができます。
なかでも、バッテリーケースの定番ブランド「mophie」から登場した「mophie juice pack air for iPhone 7/7 Plus」は、なんとワイヤレス充電機能を搭載。いちいちUSBケーブルを差し込まなくても、スタンドの上に置くだけで充電が開始されるんです。
ワイヤレス充電はmophie社の「CHARGE FORCE」規格に対応した充電器、またはQi規格のワイヤレス充電器でも可能。フル充電状態ならiPhone 7の通話時間を27時間、オーディオ再生を77時間(7 Plusモデルは通話時間を33時間、オーディオ再生を94時間)延長することができます。
さらに「CHARGE FORCE」規格は本体にマグネットを内蔵しているので、斜めのスタンドにiPhoneを吸着させることも可能! これならLINEやメッセンジャーの通知にもすぐに気づくことができますね。
「mophie juice pack air for iPhone 7/7 Plus」は、同ブランドの正規代理店であるFOCAL POINTのオンラインストアで両モデルとも1万3824円にて販売されています。
【“ボディ”を強化】
周囲をガッチリ守るタフケース
「NÜÜD for iPhone 7/7 Plus」
iPhone 7は、IP67の防水/防塵性能に対応しています。これは粉塵が内部に侵入せず、また一定時間水中に浸しても大丈夫だという基準。お風呂でも安心して使用可能で、これまでのiPhoneからは考えられないほどタフになりました。
しかしこのようなテストは真水でのテスト基準であることが多く、海水や泥水に落としたときの生存率は未知数。さらに耐衝撃性能についての言及はないので、これまで通り落下には気をつける必要があります。
そこでぜひ試してほしいのが、LIFEPROOFから登場した防水/防塵/耐雪/耐衝撃ケース「NÜÜD for iPhone 7/7 Plus」。周囲をガッチリと守るこのケースなら、iPhoneをアウトドアスポーツに持ち出したり、少々落としたりしてしまっても(限度はありますが)安心です。
さらに耐衝撃仕様でありながら、本体は薄型で丸みを帯びていて持ちやすいのも特徴。ボタン類へのアクセスも容易です。この辺に気を配っている耐衝撃ケースって、なかなかないのが現状。また、指紋認証機能にも対応しています。
「NÜÜD for iPhone 7/7 Plus」はブラック/ティール/ブルー/パープルの4色が登場。caseplayオンラインストアにてiPhone 7モデルが1万1858円、iPhone 7 Plusモデルが1万2398円で販売中です。
【“メモリ”を強化】
充電ケーブルにもUSBメモリにもなる
「USBメモリ一体型Lightning充電ケーブル」
USBメモリ型の容量拡張グッズはいろいろありますが、こちらはもっと変わり種の「USBメモリ一体型Lightning充電ケーブル」。普段はLightning端子の充電ケーブルとして使え、いざというときにはiPhoneのデータをUSBメモリに退避できます。
そしてアプリを利用すれば、USBメモリからiPhoneへのデータ移動も自由自在。ファイルタイプも画像から動画、音楽、書類とさまざまな形式に対応しています。
ただひとつ注意したいのは、この製品はデータ通信には対応していないということ。あくまでも充電+バックアップを利用する製品として、割り切っておきましょう。この「USBメモリ一体型Lightning充電ケーブル」は上海問屋にて4999円にて販売中です。
いかがでしたでしょうか? ただでさえ使い勝手のいいiPhoneをさらに便利にしてくれるパワーアップアイテム。持っているだけでちょっと友人に自慢できるかもしれませんよ。
文/塚本 直樹 構成/編集部