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ハーバード大の医師が断言する集中力や記憶力を妨げる
5種類の食べ物とは?

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夢や目標を実現するには、パフォーマンスを上げるために集中力をキープすることが大切。もちろん、健やかな毎日を過ごすためにも、マインドフルな態度は重要ですよね。

そこでまず気をつけたいのが、食事です。ハーバード大学医学大学院で栄養精神医学を教えるウマ・ナイドー医師が、2021年11月下旬に「集中力や記憶力を弱める5種類の食べ物・飲み物」というテーマの記事を米国メディア(※)に寄稿しているので、チェックしてみましょう。

 

1.砂糖が添加された食べ物

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脳細胞は、糖の一種であるグルコースをエネルギー源として活動していますが、糖分が多い食事は、脳にとって糖の過剰摂取となり、記憶力の低下につながります。とくに気をつけたいのは、炭酸飲料などの飲み物やスイーツなど。製造過程でたくさんの糖が添加されているため、できるだけ摂取は控えたほうが良さそうです。

 

2.揚げ物

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脳の健康には揚げ物も大敵。約1万8000人を対象とした研究で、揚げ物を多く含む食事は、学習能力や記憶力の低下と関係性があることがわかっています。その原因として、脳に血液を送る血管が揚げ物によって損傷する可能性があるそう。

また別の研究では、揚げ物を多く食べる人はうつを発症する確率が高くなることもわかっています。揚げ物を週3日食べている人は週1日に減らすという具合に、揚げ物は控え目に摂取したほうが良いでしょう。

 

3.GI値の高い食べ物

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「GI(Glycemic Index / グリセミック・インデックス)」とは、食べ物を食べたときに血糖値の上昇度を示す指標のこと。GI値が高い食べ物の代表例は炭水化物。ナイドー医師は、炭水化物を食べるなとは言っていませんが、「その質と量に気をつけるべきだ」と忠告しています。例えば、精製された小麦粉を使って作られたパンやパスタなどは、スイーツのような甘味を感じなくても、体内では糖と同じように処理されるとか。GI値が低い食べ物には、緑黄色野菜や豆類、果物があり、質のいい炭水化物を摂取している人は、うつを発症する確率が30%低いという研究もあります。

 

4.アルコール

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アルコールはストレス解消などのメリットがある一方で、飲み方によっては健康への懸念があることも事実です。フランス国立健康医学研究所が行ったアルコール摂取と認知症発症の関連についての調査で、アルコールの摂取量が多い人は認知症のリスクが高くなったことがわかりました。適度な飲酒なら、疲れを忘れて楽しい気分にさせるなどプラスの効果がありますが、飲みすぎは脳にとっても良くありません。

 

5.硝酸塩を含んだ食べ物

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硝酸塩とは、ハム、ソーセージ、ベーコンなどの加工肉に使われる発色剤。この硝酸塩が腸内細菌を変化させ、うつに関係している可能性が示唆されています。硝酸塩のひとつである亜硝酸ナトリウムは、発がん性物質の生成に関与していると言われており、できるだけ避けるべきとナイドー医師は述べています。

 

ナイドー医師のアドバイスは新しい説というわけではなく、普段から食べ物や栄養に気を遣っている人は「やっぱりそうだったか」と感じるかもしれませんが、大事なのは実践すること。最近では「マインドフルな食事」を提唱する人もいますが、人によってはマインドフルネスを取り入れると、上記の食べ物や飲み物を控えやすくなるかもしれません。

 

※ Naidoo, U. (2021, November 28). A Harvard nutritionist and brain expert says she avoids these 5 foods that ‘weaken memory and focus’. CNBC. https://www.cnbc.com/2021/11/28/a-harvard-nutritionist-and-brain-expert-avoids-these-5-foods-that-weaken-memory-and-focus.html

 

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