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乾燥するシーズンでも潤いのある肌に大人肌のための、保湿ケアのイロハ

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空気が乾燥する秋冬は、肌にとっても厳しい季節。肌の乾燥が気になり始める前に、いま一度毎日のスキンケアを見直しておきたいものです。美容家・ビューティースキンスペシャリストの深澤亜希さんに、乾燥シーズンのスキンケアの基本と、オススメのアイテムを教えていただきます。いつものケアをほんの少し変えるだけで潤い肌が手に入る、そんな毎日続けられそうなポイントがたくさん!

美容家・ビューティースキンスペシャリストの深澤亜希さん。

 

乾燥シーズンは、保湿を一番に考えて

肌のコンディションは、外からの刺激によっても変化します。季節の移り変わりは、肌にとっては“刺激”であり、肌トラブルが起きる要因のひとつ。それでは秋や冬といった、乾燥と寒さが増す季節のスキンケアは、どんなことに気をつかったらいいのでしょう。

「お肌のトラブルのほとんどは、乾燥から始まります。また、冬は血行も悪くなりがちなので、お肌に栄養分や水分が行き渡りにくくなり、余計に乾燥することも。さらに、気温や湿度が下がる秋冬は、皮脂の分泌も減ってしまうので、保湿ケアを第一に考えたスキンケアへの切り替えをおすすめしています」(深澤さん・以下同)

 

角質ケアアイテムの投入を

保湿ケアというと、水分や栄養分を多く与えることばかり考えてしまいます。でもその前に、肌がそれらを受け取れる環境を整えてあげることも大切だそう。

「肌そのものの代謝を上げ、ターンオーバーを活性化させることです。大人になると、どうしても肌の代謝も悪くなってきてしまいます。代謝の悪さはシミやシワの定着にもつながりますし、なによりせっかくの保湿成分の浸透も妨げられてしまうのです」

大人肌の保湿ケアは、代謝とセットで考えたほうがより効果的。対策としては、「代謝を上げてくれる角質ケアアイテムをプラスする」のが、おすすめとのこと。角質ケアアイテムには酵素洗顔やゴマージュなど、いろいろなタイプがあります。「ご自分の肌に合うものを探してみて」と深澤さん。

 

美容液とクリームだけでも十分!

保湿に重点を置くとして、前シーズンから使っているスキンケアアイテムの中から、どのアイテムを見直すべきかは迷うところです。深澤さんは、「まずは美容液を」と教えてくれました。

「保湿ケアでもっとも力を入れてほしいのは美容液です。美容成分が濃縮されていて、お肌にしっかり浸透するように設計されているため、高い保湿効果が期待できます。ですので、シンプルにスキンケアを行いたいなら、美容液とクリームの2品に絞ったケアでも充分です。化粧水の役割は保湿のためというよりも、美容液の成分を浸透させやすくするためのブースターのようなもの、と捉えて使うのがいいと思います」

では、どのような美容液・クリームを選んだらいいのでしょうか?

「保湿成分のメインは、ヒアルロン酸やセラミドです。美容液を選ぶときはこれらの保湿成分がしっかり入っているものを選びましょう。クリームは肌をシールドし、水分を逃がさないようにしてくれるもの。これからの季節は、油分がやや多めに入っているものがおすすめです」

 

続いて、深澤さんおすすめの保湿ケアアイテムをピックアップしていただきました。