ちょっとしたお礼にピッタリ
プチプラギフトは名入りがセンスを発揮します
発表会を見に来ていただいた方など、ちょっとした感謝と記念の気持ちを込めて差し上げるものがプチプラギフトです。贈った人にご返礼など考えなくていい500円から高くても1500円程度までのものを指します。発表会名や主宰者名が入った「名入り」のものをお渡しして、とても喜んでいただいた経験があります。
例えば、愛知県名古屋市にある、あられの匠 白木の「感謝感激飴あられ」は1袋216円(最低20袋以上から対応)です。
また東京・松屋銀座内にあるイタリアの高級スイーツのバビは、クリームサンドしたウエハースにチョココーティングした「ヴィエネッズイ」のオリジナルパッケージが可能です。値が張らない名入りギフトは、覚えておくととても便利です。
Lesson 4. 発表会に駆け付けてくれた友達への引菓子なら
ネーミングも楽しいオリジナルギフトを!
あられの匠 白木の「感謝感激飴あられ オリジナルあられ」
食べ物以外のプチプラギフトも
小さく高品質なもので大満足
私がお気に入りなのは可愛い付箋やボールペンなどをプレゼントに使ったりします。書きやすさが人気の油性ボールペンなら、三菱鉛筆の「ジェットストリーム」をオススメします。筆記用具は、何本あっても無駄にならずとっても重宝します。お店によっては万年筆やボールペンのボディ部分に名前を刻印してくれるサービスもあります。そんなサービスを使うと、リーズナブルな筆記用具もプレミア感が感じられる手土産となります。
Lesson 5. 上司へのプチプラお礼なら
文具は嗜好を問わず。消耗品も名入れで粋なプチプラギフトに!
三菱鉛筆の「ジェットストリーム多機能ペン4&1」
東急ハンズは「筆記具・革小物 即日名入れ無料キャンペーン」実施中
手土産を差し上げるときに気をつけたいこと
第一は、必ず自分で前もって味わってみることが大切です。人から聞いただけ、有名人のオススメだからと鵜呑みにしないことです。自分が「いいなぁ」と思ったお品は、その気持ちを添えてお渡しすれば、きっと思いが通じると思います。
また、普段から自分の定番と言える手土産をいくつか考えておきましょう。私は頂き物で、美味しかったものはしっかりメモします。和菓子ならコレ(甘いものや辛いもの)、洋菓子ならコレ(生菓子、焼き菓子)、飲みもの(アルコールやジュース類)などジャンル別に選んでおきましょう。
それから、私はお渡しする時に、「つまらないものですが」という言葉を添えません。なぜなら、食べて喜んでもらいたいからです。わざわざひと言加えることで、相手側に本心が伝わりにくくなります。ですから、美味しい食べ物であることを積極的にお伝えしています。故郷や地元のお菓子なら「幼少時からずーっと大好きなんです」と、話題のスイーツなら「今とっても話題のお菓子で、きっとお好みだと思ったので朝早くに買ってきたんです」というふうに。
手土産は、自分を表現できるコミニュケーションツールです。相手に喜んでもらいたい、そして自分も幸せな気持ちになれるそんなアナタらしい手土産を差し上げてみませんか。
※価格はすべて税込です。
Profile
ギフトコンシェルジュ / 裏地桂子
ギフトコンシェルジュ・草月流師範(京都で個別指導のいけばな教室を主宰)
衣食住全般に精通し、企業の商品企画やブランディングも手がける。ギフトについての講演やテレビ出演、雑誌でのギフト商品セレクトなど、多方面に活躍。きもの好き、京都通でも知られている。近著に『最上級のプチプラギフト100』(光文社)ほか著書多数。毎日、更新のインスタグラムも人気。
https://www.instagram.com/k.uraji/
構成=n.プロジェクト 取材・文=くぼたさとし