東京・西新宿といえば、そびえ立つ高層オフィスビル群をイメージする人は多いでしょう。その一大ビジネスエリアに、オフィス・商業施設・高級賃貸レジデンスで構成される「Dタワー西新宿」(免震構造地上29階/地下2階建て)が誕生しました。
開発を手掛けたのは、住宅メーカー大手の大和ハウス工業。このような大型複合プロジェクトは同社初の試みだったため、ハイクラスな賃貸物件を都心でも多く展開する、同グループの大和リビングとの共同企画となりました。
レジデンスの名称は「D MARKS Nishi Shinjuku TOWER」(Dマークス西新宿タワー)、20階がロビー、居住エリアは20階~29階にあり、総戸数は125戸(賃貸83戸/サービスアパートメント42戸)。大和リビングの提案で、居住者が快適に生活できる機能、設備や付帯サービスがふんだんに盛り込まれているといいます。そこで@Living編集部は、この上質なレジデンスの部屋を実際に訪ねてみました。
![道路を進んだ先に見えるのが、今回の物件「Dマークス西新宿タワー」。副都心のビル群を抜けていきます。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_001_.jpg)
JR新宿駅が徒歩圏内の超都心ながら緑と共生する住まい
「Dタワー西新宿」は、JR新宿駅からつながる青梅街道沿いの成子天神下の交差点にあります。最寄り駅となる東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅には徒歩4分、都営大江戸線「都庁前」駅からも徒歩8分程度と近く、JR「新宿」駅も徒歩約12分という好立地。
![部屋からの眺め。高層ビルを横か下に眺めるような高さで、晴れた日には遠くまで見晴らすことができます。左手奥が東京都庁・第一庁舎と第二庁舎。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_002.jpg)
隣接するエリアには西新宿の高層ビルやホテルが立ち並んでいますが、周辺には新宿中央公園などもあり、休日には散歩やジョギングなども楽しめます。また、新宿区がみどりの基本計画として掲げる「豊かな水とみどりの保全と創造」に賛同し、「Dタワー西新宿」の東側には自由に通行や利用できる公開空地があり、エゴノキやヤマモモなど、四季の変化を実感できる癒しの空間となっています。
![ビルの外観にも注目です。建物全体は幹が地上から空高く伸びる樹木のイメージで設計。ビルの上部が枝のようにデザインされているなど、都市にありながら自然との調和を図っています。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_030.jpg)
「Dタワー西新宿」のオフィス用エントランスは、人の往来が多い青梅街道に面していますが、入居者のプライバシーに配慮し「Dマークス西新宿タワー」の専用エントランスは逆サイドに。直行のエレベーターで20階のロビーに到着。ここでは地上の喧騒が嘘のように、静寂で落ち着いた空間が広がります。このロビー階からまた、エレベーターで各階へ。住居者専用のカードキーをリーダーにタッチするだけで、自動的に住戸のある階に運んでくれます。
![オフィスとは別に設けられた「Dマークス西新宿タワー」専用のエントランス。エレベーターで20階にあるロビーに向かいます。自然との調和を大切にしたプロジェクトにちなみ、アイコンには木の枝がモチーフに。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_003.jpg)
最新形の”快適“をパッケージ! スタンダードは2LDKタイプ
レジデンスである「Dマークス西新宿タワー」は、「Dタワー西新宿」の20階から最上階となる29階に設けられています。総戸数は賃貸83戸、1か月からレンタルできるサービスアパートメント42戸の全125戸。賃貸は1LDK、2LDK、3LDK(専有面積58.40m2~121.67m2)と多彩な間取りプランが用意されています。設計や間取りのアイデアにも、スタート時から大和リビングが参画。室内のレイアウトから壁の仕様、細かなところではコンセントプレートの形に至るまで、こだわりをもって作り込まれています。
まずは最もスタンダードな2LDK。リビングダイニング、個室、設備、インテリアをチェックしてみました。2LDKタイプは72.88m2から用意されていますが、今回訪れたのは75.87m2のモデルルーム。ライフスタイルがイメージしやすいよう、家具や家電がコーディネートされているので、配置だけではなく暮らし方の参考になりました。
印象的だったのが、二面採光の外光が心地よいリビングダイニング。よく晴れた日には遠い山々まで見渡せるダイナミックな眺望。窓から眺める夜景も別格です。マスターベッドルームや個室にも景観を楽しめる窓があるので、在宅勤務でも仕事がはかどりそうです。
全室採光で天空から新宿の風景を一望
![13.2帖のリビングダイニングは明るく、開放感がある二面採光。テーブルとソファを置いてもゆったりと過ごせます。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_005.jpg)
![天井まで届くハイサッシが使われていることで見晴らしがよく、新宿の街が一望できます。窓が広いため、圧迫感も感じません。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_006.jpg)
![リビングダイニングから見通すキッチンは、天井が高くすっきり広々とした空間。いずれも照明は、シーリングライトではなく、スタイリッシュなダウンライトを採用しています。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_007.jpg)
![ゲストと対面できる5.3帖アイランドキッチン。リビングダイニングと統一感をとりながら料理がしやすい設計に。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_008.jpg)
![キッチンにはビルトインタイプのディスポーザーや食器洗い乾燥機を完備。後片付けも効率よくこなせます。ちなみに、各階に共有のゴミ収集場があるので、匂いが立つゴミもすぐ廃棄でき、快適そのもの。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_009.jpg)
![バルコニーに出られる落ち着いたデザインのマスターベッドルームは7.6帖。十分な広さのクローゼットを備えています。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_010.jpg)
![書斎やゲストルームにも使える6.2帖の個室。広い窓からの採光で部屋全体が明るく、在宅ワーク中のオンライン会議でもバーチャル背景は不要になりそうです。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_011.jpg)
バスルームやトイレはワンランク上のクオリティ
![浴室乾燥に対応したバスルーム。広々としたバスタブや大きなミラーなど、窓はなくとも閉塞感はゼロ。高級感がありながらも機能的につくられています。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_012.jpg)
![清潔感のあるパウダールーム。洗面台が広く収納力もあるので散らかりがちな小物もまとめられ、メイクや身支度などもスムーズに行えそうです。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_013.jpg)
![トイレにはストッカーや手洗い場もついており、ほっとひと息ついてしまいそうなゆったりした空間。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_014.jpg)
容量の大きな収納を随所に配置しクリーンな暮らしをサポート
![さきほどのパウダールームには、収納スペースが豊富。洗面台の下やミラーの裏側に加え、サイドにも棚板仕切りのストッカーを備えています。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_015.jpg)
![エントランスにあるワイドなシューズインクローゼットは、左右に天井までの大容量の棚を配しています。ブーツなど高さのある靴もすっきり収まります。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_016.jpg)
タワマンでは貴重なバルコニーと広い廊下。”余白“が上質な暮らしを生む
![段差のない広々としたエントランス。廊下の正面がL字になっているのでエントランスから室内が見えない構造。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_017.jpg)
![タワーマンションには珍しくバルコニーも用意されています。洗濯物を外干ししたり換気したりはもちろん、ちょっとひと息入れたい時に最適です。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_018.jpg)
![リビングダイニングの窓には、アコーディオン式に畳めるプリーツ網戸を採用。視界を遮らず汚れにくいというメリットに加え、部屋の通気にも便利です。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_019.jpg)
外出先からも施錠ができる最新のスマートキーを採用
エントランスから部屋まで、何重にもセキュリティに配慮された仕組みが整っていますが、部屋のロック機構も万全。住戸のセキュリティとして賃貸レジデンスでは初めて、美和ロックのスマートキー専用のワイヤレスリモート制御システム「wiremo」が導入されています。
アプリをダウンロードするだけで、スマホによる鍵の開け閉めや、外出先からの施錠確認ができ、締め忘れても部屋に戻ることなく、その場でロックできるので安心です。賃貸全戸に設置されています。
![玄関錠の開け閉めもボタンひとつでOK。家族が帰宅した時も、リビングダイニングから操作可能です。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_020.jpg)
続いて訪れたのが1LDKタイプ。個室はベッドルームオンリーですが、収納やトイレ、バス、パウダールームの仕様は2LDKタイプと大きく変わりません。単身者や仕事の拠点としては機能的に暮らせるのではないでしょうか。
ストレスを感じさせない開放的な雰囲気の1LDKタイプ
![キッチンから見たリビングダイニング。右に見えるのがマスターベッドルームで、いずれも窓が大きく眺望も抜群。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_021.jpg)
1LDKタイプは、リビングダイニングとマスターベッドルームの構成。プランによって異なりますが、平均的に60m2あるので余裕を感じます。各スペースとも天井が高いため、開放的な気分に浸れるのも魅力です。
キッチンにはビルトインタイプのディスポーザーや食洗機を完備。ちょっと贅沢なセカンドハウスとしてもいいですね。
![マスターベッドルーム(7.1帖)にはウォークインクローゼットを用意。ベッドと洗面台、バスルームと直結しているので、動線にも無駄がありません。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_022.jpg)
続いては、一番広い3LDKタイプをチェックしました。個室の数が増えただけではなく、照明設備や収納もグレードアップ。ファミリーまで対応しています。
3LDKは都会の喧騒を忘れてしまう最上位の住まい
![こちらは116.80m2・3LDKの広々としたLDK。リビングダイニングは19帖、キッチンは3.9帖あります。パウダールームにシンクが2台並ぶなど設備も充実。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_023.jpg)
レジデンスではもっとも広い3LDKタイプ。占有面積も94.63m2~121.67m2とゆとりのある空間が広がります。ライトは折り上げ天井を使った間接照明が設置されより上質な空間を演出。どの部屋からも、都市の景観を満喫でき、最上位のプレミアムクラスのリビングダイニングは、表面に艶感のある鏡面フローリング仕様。より贅を尽くした設計になっています。
![11.7帖のマスターベッドルームに備えるウォークインクローゼット。個室レベルのスペースが確保され、衣類や雑貨類がたっぷりと収まります。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_024.jpg)
さて、「Dマークス西新宿タワー」のもうひとつの特徴が、最短1か月から利用できる“サービスアパートメント”です。生活に必要な家具や家電がひと通り揃っているので、ホテルより気軽に暮らせるはず。ビジネスや旅行の拠点としてもリーズナブルに活用できます。
お試しにも! 家具や家電は備え付けだから身ひとつで入居が可能
![家電や家具がすべて揃っています。レンジや炊飯器といった小型家電もあるので、中長期出張のビジネスパーソンにもぴったり。ホテルと違って、部屋で料理ができることも魅力です。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_025.jpg)
22階~24階には、中長期滞在者向けにシステムキッチンや家具・家電一式を完備し、敷金・礼金不要で入居できるサービスアパートメントを42戸用意。仕事で短期間だけ拠点を持ちたい人にはぴったり。入ったその日から快適な暮らしをスタートできます。
![バルコニーの付いたマスターベッドルーム。ウォークインクローゼットにはアイロンやクリーナーも完備しています。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_026.jpg)
コンシェルジュなど充実のサービスが最高の暮らしをサポート
![20階にあるレジデンスのロビー。上質な雰囲気の応接スペースも利用可能。来訪者とのちょっとした談話もできます。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_027.jpg)
20階ロビーでは、英語対応が可能なコンシェルジュによるインフォメーションをはじめ、宅配物などの手配、クリーニング、ハウスクリーニングの取り次ぎなど、さまざまなサービスを提供。フィットネスルームやビジネスの打ち合わせなどに活用できるミーティングルームも利用できます。
![ロビーでは8時から22時までコンシェルジュが常駐し、入居者の“プレミアムな暮らし”をサポートします。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_028.jpg)
![トレーニングマシンが揃ったフィットネスセンター。街中のジムなどに通う時間がない人も、最高の見晴らしのなか、メンテナンスはおまかせで“家”で気軽に健康維持ができます。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2020/08/20200803_atliving_Dmarks_029.jpg)
都心3区で働く人のセカンドハウスとしてもおすすめ
「Dマークス西新宿タワー」は、ビジネスエリアの中心となる都心3区(千代田区、中央区、港区)からのアクセスもよく、郊外に自宅がある人のセカンドハウスとしても機能します。新宿でショッピングや飲食を楽しんだあと、徒歩で帰宅できるので生活空間としても唯一無二のロケーションといえるでしょう。
間取りも多彩な上、サービスアパートメントという選択肢もあるので、都市で働くビジネスパーソンがさまざまな用途で利用できます。超都心ならではの暮らしを体感しに、一度内覧に出かけてみてはいかがでしょうか。
Property Data
D MARKS Nishi Shinjuku TOWER
所在地=東京都新宿区西新宿6-11-3
https://www.d-resi.jp/dt/nishi-shinjuku/
プラン(レジデンス)=1LDKタイプ(32万円/月〜)・2LDKタイプ(33万円/月〜)・3LDKタイプ(64万円/月〜)
プラン(サービスアパートメント)=1LDKタイプ(50万円/月〜)・2LDKタイプ(60万円/月〜)
取材・文=安藤政弘 撮影=真名子 写真提供=川澄・小林研二写真事務所 [外観]