1985年に誕生して以来、いまや国民的な人気を誇る、任天堂の「マリオ」シリーズ。2016年のリオデジャネイロオリンピック閉会式に、当時の安倍晋三首相がマリオのコスプレで登場して沸かせるなど、一ゲームを超え、キャラクターとしても全世界で愛されています。
生誕35周年となる2021年、構想から6年近くを経て、ついにユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に「スーパー・ニンテンドー・ワールド」がオープンしました。
今回は、@Livingのスタッフがオープン前日&当日にUSJに乗り込み、エリアの様子から、ここだけで楽しめるグルメと多彩なグッズを、詳細にお伝えします。
[目次]
- エリアに入る前から満載の仕掛けを楽しむ
- エリアの世界観を楽しむ
- 数々のアクティビティを楽しむ
- 念願の「マリオカート」を楽しむ
- 「キノピオ・カフェ」でグルメを楽しむ
- 多彩なオリジナルグッズを楽しむ
- マリオやルイージとの遭遇を楽しむ
1. エリアに入る前から満載の仕掛けを楽しむ
スーパー・ニンテンドー・ワールドは、USJ内「ウォーターワールド」の隣に位置します。エリア入り口まで進んでいく通路には、見覚えのあるハテナブロックや土管が!
足元に目を向けると、何やら数字が描かれています。マリオ関連のゲームをやったことがある人なら、このフォントに見覚えがあるはず。そう、スコアをあらわす数字です。歩いていると、時折コインをゲットしたときの音が聞こえてくるので、エリアに近づくにつれて、まるで自分がどんどんスコアをアップさせているかのよう。
気分良く歩みを進めていると、途中から数字が変わりました。今度は何を意味しているのか考えていたら、スタッフの方が「スーパーマリオに関する重要な年月が記されているんですよ!」とコッソリ教えてくれました。なんでも、ゲームソフトの発売日などが記されているのだそう。コアなマリオファンが泣いて喜ぶ仕掛けです。
粋な演出に、期待は高まる一方。そしてついに、エリアの入り口「スーパースター・プラザ」に到着です。
それではいざ、エリア内に進んでいきましょう。
2. 土管を通ってワープすると……眼前に広がる世界観を楽しむ
マリオの世界に欠かせないもののひとつが、先程の道中にもあった緑色の土管。エリアに入るには、この土管を通ってワープします。
さて、どこにつながっているのでしょうか? 土管を抜けるとそこは……ピーチ城のエントランスでした。
流れているBGMが「スーパーマリオ64」の音楽だったり、ゲーム内に登場する絵画が飾られていたり、扉にクッパからのメッセージが記されていたりと、細部まで凝りに凝った演出に感動です。
そして、ピーチ城を出てすぐ、目の前に広がるのは、まさしく「マリオの世界」そのもの。そのあまりの再現度には、鳥肌が立ったほど。
次のページからは、大興奮のアクティビティ&アトラクションを紹介していきます。