1987年に、渋谷・西武百貨店(当時)の一事業部としてオープンした時から数えて、創業30年目を迎えるロフト。次世代へ向けたフラグシップストアとして、「銀座ロフト」を銀座2丁目並木通りにオープンしました。プライベースブランドコスメの「LOFCOS(ロフコス)」デビューや、TEAM LOFTメンバーによるアイテムリコメンドなど、銀座オンリーの数々をいち早くレポート。
大人の銀座ロフト案内
こんにちは、ライターの和久井香菜子です。
友達の結婚祝い、誕生日、ちょっとした手土産に自分へのご褒美……。なにか特別なものを買うときは、迷わずロフトへ行く、という人も多いのではないでしょうか。品揃えが豊富なことはもちろん、無添加やオーガニックのコスメなど、こだわりの品ばかりが並んでいるのが人気の秘訣でしょう。
そんなロフトが、銀座に進出しました。「銀座ロフト」は、銀座二丁目並木通りにある銀座ベルビア館の3~6階にあります。早速、注目のアイテムと各階の見どころをご紹介しましょう。
3階 BODY & BEAUTY
さまざまなアイテムのプロデュースも手がけているモデルの田中里奈さんがデザインしたコスメギフトBOX。こういうおしゃれなお包みで友達や恋人へ、コスメをプレゼントするのもステキですね。
プレゼントとしておすすめなのは、無添加コスメ。なぜって、使われている素材がシンプルなものは、髪にも肌にも使えちゃうからです。こちらのアイテムも、ジャンルはヘアワックスだけど、リップやハンドなど全身に使えます。旅行の時は、なるべく荷物を減らしたいもの。これひとつで万能なのはうれしい限りです。
先述したように、ロフトにはオーガニックや無添加系のアイテムが豊富。日本を撤退してしまったバーツビーズも置いてあります。あのパッケージの毛むくじゃらのおじさんにまた会えるなんて……。
4階 HOME SOLUTION
料理人としてさまざまな活動をしている森枝 幹氏プロデュースのジーニアスキッチン。ここでは彼オススメのキッチン雑貨を提案していくそうです。この日試食で出ていたのは、キウイとパクチーという異色の組み合わせ。
最近、キウイは皮のほうが栄養価が高いということで、皮ごと食べる人も多いのだとか。でもあのもじゃもじゃした毛はちょっと気になるのでは……というわけで、ロフトにはさまざまなたわしがありました。ほかにも、新じゃがの皮をこすってふかしたり、ごぼうの泥を落としたり……。今時、たわしをこんなに揃えているお店ってそうそうないのではないでしょうか。
5階 WORK & STUDY
子どもの頃のワクワクを一番思い出す階です。ズラリと並んだ鉛筆、素朴なノート。思わずパソコンをしまって、ノートで仕事したくなります。
銀座ロフトは、ビンテージものにも力を入れているようで、レターセットや昭和の文房具まで置いてあります。これは懐かしいですね!
6階
注目は、小さいけれどボードゲームのコーナーがあること。ラインナップはとてもベーシックなものという印象です。中でも特筆すべきは「Quoridor」。話題になったドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の星野 源さん演じる「平匡さん」の部屋に置いてありました。「Quarto」は、人気漫画『姉の結婚』で「面白い」と紹介されています(作品ではタイトルを少し変えてありますが)。部屋に置いておくだけでもインテリアになるおしゃれデザイン、頭脳派のルール、意識高い人たちにぴったりです。一方で「なんじゃもんじゃ」は、カードをめくって出てきたお化けに名前を付けて叫び合うだけの、盛り上がること必至のおバカゲーです。
特におすすめのコーナー、商品だけをピックアップしてお届けしましたが、ほかにも見どころはたくさん。友だち同士でも、カップルでも、もちろん1人でも。買うだけでなく眺めるだけでも楽しめる、エンターテイメントショップの誕生です。
企画・構成=プロデュース・オン・デマンド 取材・文=和久井香菜子 撮影=三木匡宏