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柔らかさと甘さはこの時期だけのお楽しみ!新玉ねぎで作る
3つのごちそうレシピ

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新玉ねぎで作るレシピ3

ちょっと時間をかけてコトコトするごちそう「新玉ねぎのファルシ」

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ファルシとは、フランス語で“詰める”という意味で、詰め物料理のこと。新玉ねぎの中身をくり抜いて肉だねを詰め、スープ仕立てに煮込んだお料理です。「30分くらい煮込むので時間はかかりますが、新玉ねぎの甘みがぐっと引き出されます」

【材料(3個分)】
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・新玉ねぎ……3個
・ベーコン(ブロック)……50g

<A>
・鶏ひき肉……150g
・塩……小さじ1/2
・パン粉……20g

<B>
・塩……小さじ1/2
・水……400ml

・黒こしょう……少々
・セルフィーユ……適量

 

【作り方】

  1. 新玉ねぎは皮をむき、上から1/4程度のところで切って中身をくり抜く。
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    「くり抜くのはスプーンでも構いませんが、ちょっと小さめのものだとくり抜きすぎる心配がないかもしれません。詰め物をして外側も食べるので、壁と底があまり薄くなりすぎないようにしましょう」
  2. ベーコンを1cm角に切る。
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    「コロコロとした食感がおいしいので、ブロックタイプのベーコンがおすすめです」
  3. くり抜いた中身をみじん切りにしたらボウルに入れ、Aを加えてよく混ぜます。
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    「パン粉以外の材料をよく練ってお肉の粒をなくしてから、パン粉を入れてよく混ぜましょう。手荒れが気になる方やベタベタするのが苦手という方は、手袋をするのがおすすめですよ」
  4. 新玉ねぎに肉だねを詰める。
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    「新玉ねぎを元の形に戻すように、肉だねをこんもりと詰めていきます。煮ている間に崩れないうしっかり押さえましょう」
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    詰めた状態はこんな感じ。お尻の座りが悪かったら、底を薄く切って整えてから詰めましょう。
  5. 鍋に4とベーコン、Bを入れて火にかける。沸騰したら蓋をして弱めの中火にし、25~30分煮る。
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    「コトコトゆっくり煮ることで煮崩れせず、この形のまま仕上げることができます。火加減に注意して煮ましょう」
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    こちらが30分経ったようす。玉ねぎに透明感が出て火が通っているのがわかります。

 

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盛りつけたら黒胡椒を振り、セルフィーユを飾ります。玉ねぎと鶏ひき肉、ベーコンの旨みが出たスープは優しい味。柔らかいテーブルロールや甘めの赤ワインを合わせてみてはいかがでしょうか。

 

新玉ねぎの時期は5月くらいまで。兵庫県淡路島のものが有名ですが、産地によって甘みや柔らかに違いがあるので、試してみてくださいね。

Profile

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料理家 / 星野奈々子

IBM JapanにてITエンジニア、マーケティングを担当し、会社員として働きながら数多くの料理学校・料理教室に通う。退社後にフードコーディネーターとして独立、現在は企業のレシピ開発を中心にレシピ本も多数出版している。近著に『ワンパターン買いが平日晩ごはんをラクにする。』(学研プラス)がある。

 

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『ワンパターン買いが平日晩ごはんをラクにする。』(学研プラス)
買い物のバランスがよければ、献立も自然とバランスよく作れるようになる、と定義し、買い物の仕方から指南してくれる、新しい試みのレシピブック。ごはん作りがラクになる買い方と献立の組み合わせ方をまとめています。
https://hon.gakken.jp/book/2380123800

 

取材・文=吉川愛歩 撮影=安藤佐也加 構成=Neem Tree