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調理中の煙やニオイの悩み、片付けの面倒を解消!フライパン調理で堪能する
旬の「サンマ」レシピ 4

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2. キャンプ飯にもおすすめ!「サンマのジャンバラヤ」

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ジャンバラヤとは、アメリカ南部の郷土料理でパエリアのような一品。ここではスパイスを効かせた洋風トマトスープでお米を煮て、こんがりと焼いたサンマをのせています。

「サンマはトマトとの相性がよいので、洋風アレンジもしやすいですよ。ジャンバラヤはフライパンでできるので、アウトドアメニューにもぴったり。三枚おろしは魚屋さんやスーパーの鮮魚コーナーでお願いするのが簡単です」

 

【材料(2人分)】

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サンマ(3枚おろし)……2尾

<A>
ガラムマサラ……大さじ1/2
パプリカパウダー……大さじ1/2
塩……小さじ1/2

玉ねぎ……1/4個(50g)
赤・黄パプリカ……各1/3個(各35g)
ピーマン……1個
にんにく……1片
オリーブオイル……大さじ1
米(一晩浸水したもの)……1合

<B>
カットトマト缶…80g
水……100ml
洋風スープの素(コンソメ)……小さじ1

<仕上げ>
イタリアンパセリ……適量
レモンのくし切り……適量

 

【作り方】

1. 3枚におろしたサンマの切り身を半分にカットし、塩(分量外)を振りかけて15分ほど冷蔵庫に置く。キッチンペーパーで水気を拭き取り、調味料<A>の半量を全体にまぶす。
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「サンマに塩を振ってから脱水シートで包むのが丁寧な仕込みですが、内臓を取り除いた切り身を新鮮なうちに調理する場合は、そのまま塩を振ってバットに並べ、15分後に出てきた水分を拭き取れば大丈夫です」

2. 玉ねぎは粗めのみじん切りに、赤・黄パプリカとピーマンは種とヘタを取り除き、斜めに薄切りにする。にんにくは縦半分にカットして芯を取り除き、みじん切りにする。
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「パプリカやピーマンは大きめにスライスすることで、食べ応えが出る上に、彩りも豊かに。野菜はナスやしめじなど冷蔵庫の残り野菜や、お好みのものにアレンジするのもOK!」

3. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火にかけ、にんにくの香りが立ったらサンマを皮目から入れて中火で焼く。焼き目が付いたら裏返して中弱火で焼き、全体に火が通ったらお皿に取り出す。
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「皮目から焼くことで身がくずれにくく、またこんがりと香ばしい仕上がりになります。皮に焼き色が付くまではなるべく触らないようにします。裏返した後は少し火を弱め、中まで焼きましょう」

4. サンマを取り出したフライパンに玉ねぎ、赤・黄パプリカ、ピーマンを加えて中火で炒める。野菜がしんなりとしてきたら米を加えて米が透き通るまで炒め、調味料<A>の残りと<B>の全量を加える。
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「サンマの旨味が付いたフライパンを洗わずにそのまま使いましょう。米は前の晩からしっかりと浸水しておくことで、中まで火が通りやすくなります」

5. 全体が混ざり煮立ったら、平らにならして蓋をして弱火で12分加熱する。火を止めて10分ほど蒸らしてから器に盛り付け、上に焼いたサンマの切り身を並べて、イタリアンパセリを散らし、レモンを添えれば完成。
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「平らにならすことで、火が均一に入ります。こんがりと焼けたサンマの上からギュッとレモンを絞り、全体を混ぜながらめしあがれ!」