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PayPayやLINE Pay…キャッシュレスってなに?「スマホ決済」の最新事情と
よくあるQ&Aまとめ

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クレジットカード、電子マネーの普及に加えてQRコード決済が注目を集め、日本でもいよいよキャッシュレス化が加速しています。今回は話題のQRコード決済を中心に、スマホ決済の快適性について解説していきましょう。

 

日本人に根強い“現金志向”をスマホ決済がついに突き崩す!?

「キャッシュレス決済」とは、クレジットカードや電子マネーなどを使い、現金なしにモノやサービスを買うこと。日本でもこの10年でキャッシュレス決済比率は徐々に上がってきましたが、欧米や中国・韓国などと比べると圧倒的な低さに留まっています(下のグラフを参照)。これまで日本でキャッシュレス化が進まなかった理由を、クレジットカード評論家の岩田昭男さんは次のように解説しています。

「元々日本人には借金を嫌う国民性があり、『クレジットカード=借金』との認識が根強い。金融資産の半分以上を現金・預金で持つ日本人の『現金志向』の強さも、キャッシュレス化を阻む要因でした」

でも、そんな日本人の決済動向にも変化の兆しが! その先駆けは、Apple PayやGoogle Payなどのスマホ決済の台頭。さらに最近では、QRコード決済がキャッシュレス化を一気に進めるのではと注目されています。

「スマホ決済の利点は、現金もカードも持たずスマホ1台で買い物できること。QRコード決済はさらに、店舗側にも専用端末なしで使える、加盟店手数料が安いという利点がある。これまで導入コストや手数料の高さから導入を見送っていた中小の小売店でも確実に普及するでしょう」(岩田さん)

2018年7月には、乱立するQRコードの規格統一を目指した「キャッシュレス推進協議会」が発足。また「2019年10月の消費税増税後、中小小売店でキャッシュレス決済した消費者に2%ポイント還元する経済政策を政府が検討」との報道も流れました。現金決済より快適かつおトクに買い物できるキャッシュレス決済が、支払い方法の主流になる時代が近づいてきたようです。

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では、スマホ決済にはどういったメリットがあるのでしょうか?

 

スマホ決済の3つのメリット

1. ポイントが貯まる!

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例えばApple Payでの支払いをiDかQUICPayで行う場合、それぞれに紐付けられたカードのポイントが貯まります。QRコード決済でも利用時にポイントが貯まったり割引クーポンなどを受けられたりするサービスが多数。

 

2. スピーディに支払える!

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レジのリーダーに客がスマホなどの端末をかざしたり、QRコードを読み込んだりするだけで支払いが終了。現金決済のように小銭を出すのに手間取ったり、店員がおつりを用意したりする手間がかかりません。

 

3. 明細の確認が簡単!

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決済後に支払い明細がスマホに送られてくるほか、支払いの履歴もスマホアプリに簡単に表示でき、自分の買い物動向を確認できます。一方、店舗側にも、売り上げデータが簡単かつ正確に把握できるメリットが。

 

続いて、実際に導入しよう、と思ったときに浮かんでくる疑問を解決しておきましょう。

 

スマホ決済のトレンド 「QRコード決済」に関するQ&A

QRコードにスマホをかざすことで決済する「QRコード決済」は、スマホ決済の最新トレンドですが、その仕組みをまだ理解していない、という人も多いでしょう。ここではそんな同決済の素朴な疑問に答えます。

 

Q.なぜいまQRコード決済が増えているの?

A.手数料が安く、小規模な店舗でも導入しやすいからです

「クレジットカード/電子マネー決済は手数料が高く専用端末も高額なので、小規模経営では導入が困難。一方、QRコード決済は、スマホやタブレットだけで行うことができ(QRコードを印刷した紙でもOK)、手数料も割安です。さらに決済から入金までの期間が短いのも魅力です」(岩田さん)

決済方式/加盟店手数料
・クレジットカード/~10%
・電子マネー/~5%
・QRコード/~3%台

 

Q.どんな企業が運営しているの?

A.通信・通販会社や銀行など大手からベンチャーまでさまざまです

「IT・通販系では楽天やLINE、Amazonなどの大手のほか、Origamiなどのベンチャー企業が多数運営。通信系ではNTTドコモに加え、ソフトバンクとヤフーが共同で同サービスに参入し、KDDIも2018年度中に参入する方針です。横浜銀行や福岡銀行などの銀行系の参入も始まっています」(岩田さん)。また最近では、ソフトバンクとヤフーの合弁会社によるPayPayがキャンペーンなどで注目を集めています。

 

LINE
「LINEペイ」
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楽天
「楽天ペイ」
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PayPay
「PayPay」
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NTTドコモ
「d払い」
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横浜銀行
「はまペイ」
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Q.クレジットカードは必要?

A.サービスによっては不要です

「QRコード決済のなかにはオリガミペイなど銀行口座からの引き落としで即時払いが可能なタイプや、LINEペイなど銀行口座からチャージして前払いが可能なタイプがあります。また、NTTドコモのd払いは、月々のドコモのケータイ料金との合算で支払うことができます」(岩田さん)

 

Q.外国人観光客向けのサービスはある?

A.中国人向けのアリペイやウィーチャットペイは広まりつつあります

「中国で利用者5.2億人のアリペイは大手コンビニやデパート、家電量販店などで、利用者8億人のウィーチャットペイもドン・キホーテ、小田急百貨店、ヤマダ電機などで使えます。ちなみにPayPayはアリペイとセットで使える加盟店として展開。また、欧米では、QRコードでなくVisaのタッチ決済が主流です」(岩田さん)

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Q.QRコード決済ってどうやるの?

A.ユーザースキャンとストアスキャンの2通りの方法があります

「ともにQRコード決済サービスの専用アプリを使用。ユーザースキャンは店の端末などに表示したQRコードを客のスマホで読み取る方式。ストアスキャンは客のスマホに表示したQRコードを店の端末で読み取ります」(岩田さん)

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「ユーザースキャン」
店のモバイル端末に表示したQRコードを客のスマホで読み取り、金額を入力すれば決済完了。紙に印刷したQRコードでも決済可能です。

 

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「ストアスキャン」
客のスマホにQRコードやバーコードを表示し、レジのコードリーダーなどで読み取ってもらう仕組み。入金額はコードに含まれています。

 

Q.どんな場所で利用できるの?

A.コンビニはもちろん、タクシーや百貨店などでも利用できます

「コンビニではローソンが複数サービスに対応、ドラッグストアや百貨店でも連携が広がっています。タクシーでもQRコード決済対応が進みつつあり、さらに今後は、街の小売店や飲食店での導入が期待されています」(岩田さん)

・コンビニ
ローソンが楽天ペイ、LINEペイなどに対応。ファミリーマートはPayPayと連携が濃厚で、セブン-イレブンも今年7月に独自のQR決済「セブン・ペイ」を開始予定。

・百貨店
髙島屋でd払い、阪急・阪神百貨店とロフトでオリガミペイとLINEペイが利用可。LINEペイはアクアシティお台場などでも使える。

・ドラッグストア
ツルハグループの各店ではd払いとLINEペイが使える。LINEペイはサンドラッグでも利用可。楽天ペイはアインズドラッグなどで決済可能だ。

・タクシー
日本交通がオリガミペイと連携。近鉄タクシーグループ4社で楽天ペイが利用可能だ。タクシー配車アプリ「Japan Taxi」もd払いに対応予定。

 

Q.利用明細は各アプリでしか確認できないの?

A.自動家計簿アプリへの連携でまとめてチェックが可能です

「マネーフォワードやマネーツリーなどの自動家計簿アプリは、QRコード決済と紐付けられた銀行口座やクレジットカード、電子マネーのアカウントと連携し、利用者のお金の動きを“見える化”。口座の残高と合わせて、利用明細を一元管理できます」(岩田さん)

マネーフォワード https://moneyforward.com/
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自分がよく使うサービスや頻繁に訪れる店が提携していたり、特典を受けられたりする決済方法を、かしこく選択しましょう。

Profile

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クレジットカード評論家 / 岩田昭男

クレジットカード評論家として、30年近く取材・研究に携わる。近著に「キャッシュレスで得する! お金の新常識」(青春出版社)など。

 

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