LIFE ライフスタイル・家族・仕事

シェア

肩こり、肌荒れ、不眠、憂鬱な気分もすべてこれのせい!?冷えと血行不良による
不調と、その解消法

TAG

「冷え」は、さまざまな不調を招きます。不眠やうつも、冷えのせいかもしれません。冷えに詳しいイシハラクリニック副院長・石原新菜先生に、冷えによって起こる不調と改善策についてうかがいました。

まず、肩こりや肌荒れといったよくある不調も、冷えを疑ってみましょう。

 

痛みは血流の悪いところで起こる

20200226_atliving_fytte_hie_001

肩こり

原因は?
こりや痛みは、血流の悪くなっている場所で起こります。

改善方法は?
「肩こりが起きたら、なるべく温めましょう。電子レンジで蒸しタオルを作って肩にのせたり、市販の湿布薬を使う場合も温湿布を選びます。ストレッチ、筋トレも効果的です。デスクワークの人は、ときどき立ち上がってバンザイをするように肩周辺の筋肉を伸ばしましょう。壁腕立て伏せもおすすめです。1分間12~13回でOKです。すき間時間を利用して行ってみましょう。私はこれで、ガンコな肩こりがだいぶラクになりました」(石原先生)

壁腕立て伏せは、肩こりの解消に有効です。1分間に12~13回行って。
壁腕立て伏せは、肩こりの解消に有効です。1分間に12~13回行って。

肌荒れ

原因は?
肌のカサつき、ニキビ・吹き出物、湿疹などの皮膚トラブルは、東洋医学の考え方では、体内から老廃物や余分な栄養を捨てようとする反応です。

改善方法は?
「皮膚トラブルの漢方の治療法は、食べる量を減らす、体を温めて汗をかくことです。食べる量が多いと、それだけ老廃物も多く、肌の炎症反応が続いてしまいます。食事は肌八分目を目安に。入浴や運動で汗をかいて、老廃物や余分な水分を排せつしましょう。乾燥肌だからといって、水分を多くとっても、血行が悪ければ、皮膚に水分も届きません。また、体内の老廃物の7割は便と一緒に出てくるので、便秘解消も不可欠です」(石原先生)

 

冷えは心の健康にも影響する

20200226_atliving_fytte_hie_003_

気分の落ち込み・うつ

原因は?
東洋医学では、「血」のめぐりが悪くなると「気」や「水」のめぐりが悪くなると考えます。気分が落ち込むといった“うつ状態”は、気がめぐっていない状態。血のめぐりが悪くなる冷えが関係しています。実際に、冬の時期や寒い地方、日照時間が短い国ではうつが多いと言われ、冷えと関わりがあることわかります。

改善方法は?
「お風呂に入ったり、運動で体温が上がる生活を送りましょう。疲れにくく、ストレスによるダメージも受けにくくなります。また、しょうがやしその葉には、気の流れがよくなる効果があります。食事に積極的にとり入れていきましょう」(石原先生)

 

眠れない

原因は?
人は、手足の血流がよくなり、深部体温が下がり始めると眠気を感じます。でも、体が冷え切っていると、手足の血流が悪く、体の中心もそれ以上、体温を下げられないため、なかなか寝つけないのです

改善方法は?
「スムーズな入眠には、入浴を活用しましょう。あるメーカーの調べでは、40℃のお湯に15分つかると、深部体温が0.5℃上がるそうです。元の体温に戻るまで90分かかるので、入浴は寝る1時間から30分前に上がると、ちょうど体温が下がる時間にぶつかり、スムーズに眠れるようになります。

また、朝はしっかり太陽を浴びることも大切。眠りのホルモンと呼ばれ、睡眠リズムなどに関わる“メラトニン”は、“セロトニン”を原料につくられますが、このセロトニンは太陽の光を浴びることで作られるのです。スマートフォンのブルーライトは、メラトニンの分泌を抑制するといわれています。スマートフォンの使用はほどほどに。寝る1時間前には電源をオフにしましょう」(石原先生)

Profile

20200226_atliving_fytte_hie_prof

医師 / 石原 新菜

医師・イシハラクリニック副院長。漢方医学、自然療法、食事療法により、数々の病気の治療にあたっている。わかりやすい医学解説が人気で、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。食事の持つ健康作用に着目した著書・監修書が多数あり。特にしょうがの健康パワーに関する第一人者として自らも実践している。『しょうがオリーブオイルで超健康になる! やせる! 若返る! 長生きレシピ64』(わかさ出版)

 

ダイエット・フィットネス・ヘルスケアのことなら「フィッテ」
https://fytte.jp/