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ゴールデンウィークに間に合う!写真映えする
関東近郊の日帰りスポット 9選

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2024年のゴールデンウィークは、4月27日(土)から4月29日(月)の3連休と、5月3日(金)から5月6日(月)の4連休。連休の間にある3日間の平日も休めば最長10連休も可能ですが、仕事が忙しく丸一日を費やせる日は限られるという人も多いでしょう。混雑が予想されるなか、いまから長期間の旅行を計画するのは至難。

そこで今回は、思い立ったらすぐ行ける、予約不要で、首都圏からなら日帰り可能な関東近郊のレジャースポットをリストアップ。短時間の滞在でもしっかり思い出を残せる、撮影にぴったりな施設やイベントとともに紹介します。

子ども連れでも友人とでも、ひとりでも思い思いに楽しめるスポットを、9ヶ所ピックアップ。

1.東京都「国営昭和記念公園」

春のフラワーフェスティバル開催中。開花リレーを楽しみにリピートしたくなる

チューリップやカモミールなど、春の花たちが公園のいたる所で咲き乱れます。なかでも、可憐なブルーの小花が美しいネモフィラの展示に注目。段々畑のような形状になっている「花の丘」に咲く約180万本のネモフィラは、下から見上げると空の青と相まってとても鮮やか。奥行きもあるので、人物を入れた写真なら、まるでネモフィラに包まれているかのように撮れます。一年の中でも4月下旬から5月中旬頃までの貴重な景色です。

Point! 物語性のある写真が撮れるフォトスポット多数

撮影=Ken Narahashi

開花に合わせ、園内各所には多彩なフォトスポットが設置されています。イチ押しは、ネモフィラが咲く「花の丘」にある青白のドア。この扉は、一体どこにつながっているのでしょう。春風を感じながら、雰囲気のある写真づくりにチャレンジしてみては?

Point! シャボン玉のフォトジェニックタイムも!

開園40周年を記念し、ネモフィラが咲く「花の丘」では4月27日(土)と4月29日(日)の2日間限定で「ネモフィラ×シャボン玉のフォトジェニックタイム」が行われます。自分たちでシャボン玉を吹いて撮影しようとすると、シャッターチャンスになかなか恵まれないもの。この機会を利用すれば、ネモフィラを背景にシャボン玉が舞うロマンティックな雰囲気を収められるはずです。

【Spot Data】
施設名=国営昭和記念公園
住所=東京都立川市緑町3173
電話=042-528-1751
入場料=大人(高校生以上)450円、小人(中学生以下)無料、シルバー(65歳以上)210円
アクセス=
ネモフィラが咲く砂川ゲートは武蔵砂川駅より徒歩約20分。砂川ゲートから徒歩約5分。
営業時間(有料区)=9:30~17:00(4~9月の土日祝は~18:00まで)
公式HP「国営昭和記念公園公式ホームページ」

2.「あしかがフラワーパーク」(栃木県)

『ふじのはな物語』は、350本以上の藤の花と5000本以上のツツジを鑑賞できるイベント。毎年4月中旬から5月下旬に開催されています。

藤が主役のイベント開催中。夜にライトアップされた幽麗な姿は必見

見どころは何と言っても、園のシンボルである樹齢160年を超える大藤(「野田九尺藤」 のだきゅうしゃくふじ)です。四方八方に伸びた棚の面積は1000平方メートルで、なんとテニスコート約5面分、畳み約600畳分という圧巻のスケール。花房は最長1.5〜1.8mほどもありで、しだれるようにして咲く姿が優雅です。見ごろを迎える4月下旬から5月上旬には、夕方以降にライトアップが施され、昼とは一味違った幽麗な姿を垣間見られます。夜には、水鏡となった池が藤を映し出す幻想的な絵も撮影可能。夜景撮影はハードルが高いように思われがちですが、携帯のカメラ機能を駆使すれば、納得のいく写真が撮れるでしょう。ぜひチャレンジを。

Point! 迫力のある八重の大藤棚と白藤のトンネル

しだれるように咲く野田九尺藤がある一方、ぶどうの房のようにころころとした花をつける「八重の大藤棚」も見逃せません。現存する藤品種の中で、唯一の八重咲き。世界的にも貴重な種として県の天然記念物にも指定されています。ほか、長さ80mにもおよぶ「白藤のトンネル」は、可憐な白色がどこまでも続く世界。ファインダーからはみ出るほどの迫力のある写真を撮れます。

Point! 赤やピンク、白など色鮮やかなツツジも楽しめる

時を同じくして見ごろを迎えるのがツツジ。同園では5000株のツツジが藤棚のそばで咲き誇ります。低木であることを生かし、背景に藤を入れると奥行きのある写真が撮れるでしょう。

【Spot Data】
施設名=あしかがフラワーパーク
住所=栃木県足利市迫間町607
電話=0284-91-4939
入場料=大人(中学生以上)1,000円 ~ 2,200円、子ども(4歳以上小学生以下)500円 ~ 1100円
【ふじのはな物語】開催期間:4月13日(土)~5月15日(水)
アクセス=
ライトアップ期間=4月18日(木)~5月15日(水)
営業時間 =4月25日(木)~5月6日(月)7:00~21:00
公式HP

3.「四万湖・奥四万湖」(群馬県)

四万ブルーと称されるラムネ色の湖面に癒される

どちらもダム湖ながら、なんともいえない神秘的な青色は”四万ブルー”の愛称がつくほどに人気。季節や天候、時間帯によって、ラムネ色のような風合いになったり、モネの絵画『睡蓮』のような青緑色になったりと、その瞬間だけしか見られない楽しみがあります。 強いブルーをお望みなら、雪解け水の流れ込む4月から5月が一番。写真を撮るなら、湖の周りを車で一周でき、せせらぎ公園や見晴台がある奥四万湖がおすすめです。

Point! カヌー、カヤックでもっと近くから四万ブルーを楽しむ

写真提供=ぐりーんぴーす

鉄道会社のCMで女優の吉永小百合さんがカヌーを楽しんだ奥四万湖と、車で約23分の距離にある四万湖では、カヌー・カヤックツアーが開催されています。穏やかな春の木漏れ日を感じながら、パドルをくぐらす体験は貴重。写真撮影にもうってつけです。ほか、SUPやパックラフトツアーを開催しているショップもあります。アクティビティは要予約。一年のなかでも人気な時期なので早めの予約を。

Point! 四万温泉でほっとひと休み

四万湖と奥四万湖の間にある四万温泉は、平安時代から愛される胃腸の名湯。日帰り温泉もあるので、撮影後に立ち寄ってみては。『千と千尋の神隠し』のモデルの一つとされる四万温泉積善館は、フォトスポットとしても有名です。

【Spot Data】
施設名=四万湖、奥四万湖
住所=群馬県吾妻郡中之条町大字四万
電話=0279-75-8814(中之条町観光協会)
入場料=無料
アクセス=
<車>関越自動車道「渋川伊香保IC」から約50分(四万湖)、約60分(奥四万湖)
<公共機関>
・JR吾妻線「中之条駅」から関越交通四万温泉行きバスで約30~40分。「四万湖」下車(四万湖)。終点「四万温泉」下車、徒歩40分。(奥四万湖)
・東京八重洲通り~四万温泉への高速バス「四万温泉号(関越交通)」で約4時間、終点「四万温泉」下車 ※1日1~2便
公式HP=四万湖奥四万湖

続いて次のページで紹介するのは、イルミネーションがきれいなスポットや、600羽の鳥と遊べるパークなど。