下半身に負担をかけない立ち方を身につける
壁の前に立ち、壁に後頭部とかかとをしっかりとつけます。
このとき、腰と壁の間に大きなすき間ができ、手がスルッと入ってしまう人は、ろっ骨と骨盤の位置がズレています。普段からお腹と背中のインナーマッスルが使えていないため、このような姿勢になってしまうのです。
お腹と背骨のインナーマッスルが使えていると、腰と壁の間に大きなスペースはできません。大きなすき間ができてしまった人は、このようにろっ骨を壁に押しつけるようにして立ちます。
この姿勢が身につくと、下半身が余計な負担から解放され、スッキリと締まっていくでしょう。ろっ骨が本来の位置に戻ると、デコルテラインが整ったり、肩こりの軽減といった、うれしいおまけもついてきます。
気がついたときに壁の前に立って姿勢をチェックし、下半身が太くならない立ち方をマスターしてください。
Profile
美脚インストラクター / 吉永 桃子
ダイナミックビューティー代表。19歳から動作の研究を始め、以降、バレエ、ピラティスなどを習得。2013年より、正しい動作を指導する美脚インストラクターとして活動。東京・大阪で定期的に開催しているセミナーは、毎回キャンセル待ちが出るほどの人気。著書に『美脚思考』(ミライカナイ)。
http://dynamic-beauty.net
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