【玄関】尖ったものは邪気を生む…傘は見えない場所に収納を
外と中をつなぐ玄関は運気の入り口です。明るく清潔な状態をキープし、郵便物やカバンなどを置きっぱなしにしない。たたきには汚れを落とした靴を置いたとしても1足にするのが風水の基本ルールです。
「破壊と再生の狭間にある時期なので、衝突が起きやすいと言えます。余計な邪気を生み出さないように、鋭利なものを置くことを避けた方がいいでしょう。傘は先端が見える状態で立てかけるのではなく、棚の中にしまうか、先端が見えないような傘立てに収納します。傘はなるべく必要最低限の本数にすることも大切です。棘のあるサボテンを置くのもNG。バラを飾る場合は、棘を抜くようにしましょう」
【リビング・ダイニング】陶器製の花瓶や器がおすすめ。“土”のアイテムを活用して
一日の中でもリラックスして過ごしたい場所なので、安らぎのある空間にすること。清潔な明るい色味のカーテンに、ゴミが落ちていない床、さらにコード類はすっきりとまとめて見えないように整理しておくことが開運ポイントです。
「土のアイテムを取り入れると良いので、陶器の花瓶にお気に入りの花を飾るとお部屋がパッと華やぎます。カップ類はプラスチックやグラス、メラミン素材よりも陶器のものを使うようにします。マットな質感のものよりも、艶のあるものを取り入れるとよい気の流れが起きやすくなります」
【キッチン】汚れや乱れのない清潔さをキープ。ゴールドの差し色アイテムを
火と水のエネルギーの衝突や汚れ、臭いがこもりやすいキッチンは陰の気が発生しやすい場所です。一方で、清潔さをキープすることで、陽のエネルギーを生み出しやすい場所でもあります。
「キッチンはシルバー系のアイテムが多い場所ですが、土と相性のよい金色のものを取り入れていくといいですね。例えば、ゴールドのカトラリーやゴールドの縁入りのティーカップやお皿などを買い足すのはいかがでしょうか。このときのゴールドは、土の色に近いようなセミマット系のカラーがおすすめです」
【バスルーム】湿気やヌメリをオフした清潔空間に“土”の要素を加えて
使用時以外はカラッと乾燥した状態にし、シャンプーなどのボトルにヌメリがなく、排水溝にはゴミが溜まっていない状態をキープすることが陰の気を発生させないポイントです。シェーバーなどの刃物は人間関係のトラブルに関わる気を発生させるので、使うときだけ持ち込みます。
「土の要素として加えたいのは、珪藻土のバスマットですね。足元を固めるという意味でもぴったりです。ゴールドなどのラッキーカラーが入っていればさらに高ポイントです。入浴時にクレイパック(泥パック)をするのもおすすめです」
【トイレ】イエロー・ベージュ系の明るい空間にし、こまめな換気をキープ
トイレは汚れを排出する場所なので、家の中で最も陰の気が溜まりやすい場所です。換気扇を常に回しておく、もしくはこまめに換気をすることで臭いがこもることを防ぎ、便器の蓋は常に閉めた状態をキープしておくことが大切です。
「なるべく長く滞在しない方がよいので、本などを置いたり、スマホをいじったりすることはやめましょう。土の要素としてはタオルやトイレマット、スリッパをイエローベージュや明るめのブラウンにするのがおすすめです。濃いブラウンは暗いイメージになるので避けましょう」
最後に、もっとも重視すべきなのはベッドルームだと、愛新覚羅ゆうはんさんは言います。