個性際立つ進化系カプセルホテルいろいろ
まずは、女性オンリーのカプセルホテル「秋葉原ベイホテル」。ピンクと白を基調とした内装がかわいらしくて、館内に入った途端にテンションが上がります。客室は、2ユニットが上下に配置されたコンパクトで清潔なユニットルーム。幅1m×高さ1m×奥行き2mのスペースはほどよい“囲まれ感”があり、リラックスして過ごせます。
食事やパソコンを使うときにはラウンジで。ゆったりしたソファに座って、くつろいで作業できます。もちろん、シャワールームやパウダールームも申し分なし。基礎化粧品やドライヤーなどが揃うほか、スタッフ厳選のアイテムから3種選べるアメニティーバイキングプランや美容マスクがセットになったプランがあるのも、女性だけのホテルならでは。
秋葉原ベイホテル
住所:東京都千代田区神田練塀町44-4
電話:03-5256-0015
一泊3800円~
https://www.bay-hotel.jp/akihabara/
次にご紹介するのは、全室にデスク付きのプライベートスペースを備えた「グローバルキャビン水道橋」。男女でフロアが分かれており、女性専用フロアには、リストバンドキーでしか行き来できない仕組みとなっているので安心です。
ナノケアのドライヤーや一流コスメブランドのシャンプー、基礎化粧品などのアメニティもさることながら、もっとも注目したいのは、インターネット予約の女性限定朝食無料プラン。館内2階にあるレストランでは、“野菜で元気に”をコンセプトに「チョップドサラダ」をメインとした、健康と美を意識した料理をいただけます。
グローバルキャビン水道橋
住所:東京都文京区後楽1-2-2
電話:03-3816-5489
一泊4980円~
https://www.hotespa.net/hotels/gc_suidobashi/
そして最後は、サウナと睡眠に特化した「ドシー恵比寿」。既存のカプセルホテルをリノベーションし、2017年12月にオープンした施設ですが、都心にあって、宿泊だけでなく仮眠やサウナのみの利用もOKな点で、注目度が高まっています。サウナでは本場フィンランドにならった独自のサウナ体験が可能。熱したサウナストーンにミント水をかけてじんわりと蒸気浴を楽しむロウリュは、爽快なリフレッシュ感が得られます。
サウナ+カプセルホテルというと男性向けのイメージが強いですが、男女でフロアが分かれているので、女性も心置きなくサウナを堪能できます。さらには、柔らかく吸水性の高いロングパイルタオルや、ここだけで復刻しているTAMANOHADAのシャンプー類など、アメニティにもこだわりが。2018年春には五反田に2号店のオープンを予定しています。
ドシー恵比寿
住所:渋谷区恵比寿1-8-1
電話:03-3449-5255
一泊4900円~、仮眠1500円~、サウナ1000円~
https://do-c.jp
ホスピタリティ最高の客室でリラックスしたい、女性オンリーの空間で気兼ねなく過ごしたい、健康と美を意識した朝食で体の中からきれいになりたい、サウナですっきりとリフレッシュしたい。それでいて、リーズナブルじゃなきゃだめ。
そんな欲張りな女性のニーズに応えるべく、カプセルホテルは今後もさらなる進化を遂げそうです。
取材・文=吉田 桂