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この季節だからこそ食べ比べしたい!AKOMEYA TOKYOで選ぶ、
2019年秋の新米ガイド

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毎年8月頃を皮切りに10月頃まで、黄金色に輝いていた全国各地の田んぼで稲刈りが行われ、新米が登場します。今年は気候の関係で、例年より遅い収穫となったようですが、“お米”をキーワードに展開しているライフスタイルショップ「AKOMEYA TOKYO in la kagū」にも、続々と今年の銘柄米が届いています。

銘柄米とは、品種や産地をブランドに商品化されたお米のこと。日本は世界有数の米食文化をもち、国に品種登録されているお米は2019年3月の時点で900品種、うち食用は約270品種に上ります。今回は、そのラインナップのうち、「AKOMEYA TOKYO」で取り扱う銘柄から注目のものを紹介。さらに、それぞれのお米の味の違いやおすすめの食べ方について同店で聞きました。

(AKOMEYAホームページより)
(AKOMEYAホームページより)

 

2019年イチのおすすめは石川県能美市産の「ひゃくまん穀」

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新米とは、その年にとれたお米のことを指し、この表示ができるのは収穫年の12月31日まで。収穫したてのお米は水分含有量も多く、みずみずしく炊き上げることができます。

AKOMEYA TOKYOでは、各地域のさまざまな味わいを食べてもらえるよう、銘柄米は20種類以上の品種を取り揃えているのだそう。

「今年はその中でも一押ししたいのが、石川県産の『ひゃくまん穀』。一昨年まで石川県内でしか販売されていなかったので、食べたことのない方が多いのではないでしょうか。コシヒカリに比べて1.2倍ほど粒が大きく、しっかりしているので食べ応えがあり、バランスのとれた味です。冷めても粒が潰れずべたつかないので、お弁当や冷やごはんとして食べるのにも向いています」(株式会社サザビーリーグAKOMEYA事業部 冨樫久美さん、以下同)

 

人気が高いのは「もっちり」「やわらか」系

(AKOMEYA TOKYOホームページより)
(AKOMEYA TOKYOホームページより)

多くの日本人が好む人気が高い枠は、「もっちり」と「やわらか」にあるコシヒカリを中心としたお米です。「山形の黒澤ファームの“つや姫”は特Aランクのお米で、土づくりに力を入れて作られています。また、あっさり系のササニシキは、冷害に弱く育てるのが難しいお米。そのため生産量は落ちているのですが、お寿司屋さんに人気があり、酢飯にするのに向いています。毎年、日本穀物検定協会が米の食味ランキングを発表しており、今年は55銘柄に特Aランクがつけられています。もちろん特Aのものはできがよくおいしいのですが、それ以下のものと比較して明らかな差があると感じるほどではないので、ご自身の好みの食感からお選びいただくといいでしょう」

 

食べ方から選ぶ、おすすめ新米銘柄

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新米の銘柄を選ぶ方法として、“食べ方”から選ぶのもひとつの手。カレーや中華、和食にしたいときなどに合うお米を教えていただきました。

 

1. 朝ごはん用にもおすすめ、さっぱり味の長野県産「風さやか」

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長野県中野市産 風さやか 3合パック
660円+税
5年前に長野県のオリジナル米として登場した“風さやか”は、ササニシキに近いあっさりとした食味です。「朝ごはんのときには、あっさりとした“風さやか”がおすすめです。朝食以外にも、お漬物や焼き魚などの和食とよく合います。お米がさっぱりしていますから、繊細な味つけのおかずにも邪魔をせず、おいしく組み合わせて食べることができます」

 

2. お弁当には冷めてももっちりの魚沼産「ミルキークイーン」

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新潟県魚沼産 ミルキークイーン 3合パック
850円+税
もち米のようなもちもち食感と甘みが人気の“ミルキークイーン”は、コシヒカリをベースとした低アミロース米です。「低アミロース米はデンプンに含まれるアミロース量が低いお米のことを言い、粘りが強く冷めても硬くなりにくい特徴があります。“ミルキークイーン”は冷たくなってもおいしいので、お弁当やおにぎりに向いています」

 

3. カレーライスにするならしっかり味の青森県産「青天の霹靂」

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青森県産 青天の霹靂 3合パック
710円+税
2015年にはじめて登場し、青森県産ではじめて特Aを受賞した“青天の霹靂”は、粒がやや大きめでしっかりとした食味。誰もが驚くような旨さを目指して作られたことが伝わるネーミングです。「粘りが少なく、お米がべったりとしにくいので、カレーライスのときにおすすめしたい銘柄です。粘りが弱く、甘みが上品なので、丼ものや汁物との相性も抜群です」

 

4. 中華や洋食など味の濃いものには新潟県産「新之助」

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新潟県産 新之助
750円+税
コシヒカリの収穫が同時期に行われる新潟県で、自然災害のリスク回避などを考えて時期をずらして収穫できるよう開発が進んだ“新之助”。粒が大きくつやがある株から作られているだけあって、お米の輝きが違います。「弾力のある食感としっかりとした粘りが特徴の食べ応えがある品種なので、濃い味つけのおかずにも負けずません。ハンバーグや揚げ物などにもぴったりです」

 

今年の傾向と注目銘柄をチェックしたあとは、新米をおいしくいただくための方法とツールを確認してみましょう。