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この季節だからこそ食べ比べしたい!AKOMEYA TOKYOで選ぶ、
2019年秋の新米ガイド

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新米をおいしくいただく方法

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次に、せっかく購入した新米をおいしく食べるにはどうしたらよいか、購入の仕方や炊き方、保存方法などを教えていただきました。

 

1. 1ヶ月を目安に食べきれるだけ買う

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AKOMEYA TOKYOの一部店舗では、精米して3合分のパックにしたもの以外にも、玄米を量り売りしています。
「玄米の状態であればある程度劣化が防げますが、精米してしまうと、その時点からどんどん劣化がはじまります。劣化するとお米の水分が抜けてカサカサになり、風味が飛んでしまいますから、2週間から1ヶ月ほどで食べきれる分だけ買うのがよいでしょう。また、お好みの精米方法を選んでいただくこともできます。浸水時間や炊飯が玄米ほと手間がかからず、糠のおいしさも感じていただけるのは5分づき米です」

 

2. 早炊きで炊く

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おいしく炊くには、お米を洗ったあと浸水をしっかりすることが大切だといいます。
「気温も水温が下がってきたこの時期、白米を炊くときは30分から1時間ほど水に浸しておきましょう。水をたくさん吸った状態で炊くと、ふっくらと仕上がります。また、電気ジャーを使う場合は、AKOMEYA TOKYOでは早炊き機能で炊くことをおすすめしています。浸水をしっかりしていれば、早炊きでもおいしく炊くことができるんです」

 

3. 炊いたあとは冷凍保存する

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炊き上がったあとすぐに全部食べられないときは、冷凍保存がおすすめです。
「温かいうちにラップに包んでおき、粗熱が取れたら冷凍庫で保存してください。このとき、ぎゅっとお米を押しつけるのはNG!ふんわりとお米を潰さないように包みましょう。一膳分の保存容器に入れるときも同様に、無理に押し入れないようにしてください。翌日食べるというときも、冷蔵庫ではなく、冷凍での保存のほうがおいしくいただけます」

 

ごはんを楽しむおすすめの2ツール

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最後に、もっとお米をおいしく楽しく食べるため、AKOMEYA TOKYOで見つけた商品を2点ご紹介します。

 

1. おいしいおにぎりが食べたい

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おにぎり型(大)
1500円+税
ヒノキでできたおにぎり型にごはんを入れると、お米を潰さないふっくらとしたおにぎりが作れる便利な品。「こちらは大きいサイズなので、具もたっぷり入れていただくことができます。熱々のごはんを手で握るのは大変ですし、お米をぎゅっと硬く結んでしまいがちなので、こちらだとふわっとしたおにぎりが楽しんでいただけます。余分な水分はヒノキが吸収してくれます」

 

2. 新米の食べ比べがしたい

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謹製桐箱入り6種セット(2合パック・白米)
4100円+税 ※時季によって変動あり
AKOMEYA TOKYOがおすすめする6種の新米が入った食べ比べのできるセット。「ご自身用に購入していただくほか、手土産や何かのご挨拶の折などに贈り物として選ばれています。お米を召し上がらないという嗜好の方以外であれば、どんな方に贈っても喜ばれるお品です。同じ桐箱入りの9種セットや、箱ではなくお米の袋入りの10種セットなどもあります」

 

“新米”を楽しめるのは、年末までのごくわずかな期間。これまで食べてきた銘柄はもちろん、今まで挑戦したことのなかった地域や食感のお米を食べてみると、新たな扉が開けるかもしれません。少量ずつ購入して、食べ方や合わせるおかずによってお米を変える楽しさも取り入れてみてください。

Shop info

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AKOMEYA TOKYO in la kagū

所在地:東京都新宿区矢来町67
電話番号:03-5946-8241
営業時間:11:00〜20:30
定休日:年中無休
https://www.akomeya.jp/

 

取材・文=吉川愛歩 撮影=矢部ひとみ 構成=Neem Tree