1985年に誕生して以来、いまや国民的な人気を誇る、任天堂の「マリオ」シリーズ。2016年のリオデジャネイロオリンピック閉会式に、当時の安倍晋三首相がマリオのコスプレで登場して沸かせるなど、一ゲームを超え、キャラクターとしても全世界で愛されています。
生誕35周年となる2021年、構想から6年近くを経て、ついにユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に「スーパー・ニンテンドー・ワールド」がオープンしました。
今回は、@Livingのスタッフがオープン前日&当日にUSJに乗り込み、エリアの様子から、ここだけで楽しめるグルメと多彩なグッズを、詳細にお伝えします。
![オープンセレモニーの様子。マリオの生みの親、宮本茂氏や、合同会社ユー・エス・ジェイ社長CEO J.L.ボニエ氏も参加して盛り上げました。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2021/03/20210326_atLiving_USJ-nintendo_066.jpg)
[目次]
- エリアに入る前から満載の仕掛けを楽しむ
- エリアの世界観を楽しむ
- 数々のアクティビティを楽しむ
- 念願の「マリオカート」を楽しむ
- 「キノピオ・カフェ」でグルメを楽しむ
- 多彩なオリジナルグッズを楽しむ
- マリオやルイージとの遭遇を楽しむ
1. エリアに入る前から満載の仕掛けを楽しむ
スーパー・ニンテンドー・ワールドは、USJ内「ウォーターワールド」の隣に位置します。エリア入り口まで進んでいく通路には、見覚えのあるハテナブロックや土管が!
![マリオといえばハテナブロック。叩いたら何のアイテムが出てくるのかな? なんて、気分はすっかりマリオです。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2021/03/20210326_atLiving_USJ-nintendo_001.jpg)
![おなじみの緑の土管。効果音と共に、マリオやルイージが飛び出してきそう。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2021/03/20210326_atLiving_USJ-nintendo_002.jpg)
足元に目を向けると、何やら数字が描かれています。マリオ関連のゲームをやったことがある人なら、このフォントに見覚えがあるはず。そう、スコアをあらわす数字です。歩いていると、時折コインをゲットしたときの音が聞こえてくるので、エリアに近づくにつれて、まるで自分がどんどんスコアをアップさせているかのよう。
![200点ゲット。ここからどんどん点を重ねていきます。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2021/03/20210326_atLiving_USJ-nintendo_003.jpg)
気分良く歩みを進めていると、途中から数字が変わりました。今度は何を意味しているのか考えていたら、スタッフの方が「スーパーマリオに関する重要な年月が記されているんですよ!」とコッソリ教えてくれました。なんでも、ゲームソフトの発売日などが記されているのだそう。コアなマリオファンが泣いて喜ぶ仕掛けです。
![最後の数字は、スーパー・ニンテンドー・ワールドのグランドオープン日。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2021/03/20210326_atLiving_USJ-nintendo_004.jpg)
粋な演出に、期待は高まる一方。そしてついに、エリアの入り口「スーパースター・プラザ」に到着です。
![ロゴ、色づかい、そして土管……すべてがマリオの世界そのもの。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2021/03/20210326_atLiving_USJ-nintendo_005.jpg)
![土管から顔をのぞかせて「ハイポーズ」。絶好の記念撮影スポットなので、お見逃しなく。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2021/03/20210326_atLiving_USJ-nintendo_006.jpg)
それではいざ、エリア内に進んでいきましょう。
2. 土管を通ってワープすると……眼前に広がる世界観を楽しむ
マリオの世界に欠かせないもののひとつが、先程の道中にもあった緑色の土管。エリアに入るには、この土管を通ってワープします。
![ゲームでは描かれていない土管の内側の世界。任天堂&USJのクリエイティブチームによる、こだわりの演出です。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2021/03/20210326_atLiving_USJ-nintendo_007.jpg)
さて、どこにつながっているのでしょうか? 土管を抜けるとそこは……ピーチ城のエントランスでした。
![絵画は、見る角度によってあらわれる絵が変わります。ゲームファンならおなじみの、あの絵柄です。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2021/03/20210326_atLiving_USJ-nintendo_008.jpg)
流れているBGMが「スーパーマリオ64」の音楽だったり、ゲーム内に登場する絵画が飾られていたり、扉にクッパからのメッセージが記されていたりと、細部まで凝りに凝った演出に感動です。
![ピンクを基調とした気品あふれる外観は、麗しいピーチ姫にピッタリ。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2021/03/20210326_atLiving_USJ-nintendo_009.jpg)
![ピーチ姫を描いたステンドグラスにもぜひご注目を。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2021/03/20210326_atLiving_USJ-nintendo_010.jpg)
![運が良ければ、ピーチ姫に会えるスポットも。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2021/03/20210326_atLiving_USJ-nintendo_011.jpg)
そして、ピーチ城を出てすぐ、目の前に広がるのは、まさしく「マリオの世界」そのもの。そのあまりの再現度には、鳥肌が立ったほど。
![思わず「すごい……」と感嘆の声が漏れてしまった、スーパー・ニンテンドー・ワールドの全貌がこちら。(写真提供=ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)](https://at-living.press/wp-content/uploads/2021/03/20210326_atLiving_USJ-nintendo_012.jpg)
![巨大なパックンフラワー。これに食べられたら、ひとたまりもありません。ファイアフラワーをゲットして、ファイアボールを投げなきゃ!](https://at-living.press/wp-content/uploads/2021/03/20210326_atLiving_USJ-nintendo_014.jpg)
![最初に出会う敵キャラ、クリボーたちも愛しい。可愛すぎて踏み潰すのを躊躇してしまいます。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2021/03/20210326_atLiving_USJ-nintendo_015.jpg)
![高らかとそびえ立つマウント・ビーンホール。旗のてっぺんから滑り落ちて、高得点をゲットしたい。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2021/03/20210326_atLiving_USJ-nintendo_016.jpg)
![何度見てもキュートなスターたち。眺めているだけで無敵のパワーが湧いてきそう。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2021/03/20210326_atLiving_USJ-nintendo_017.jpg)
![可愛いキノコマークも、いたるところで発見できます。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2021/03/20210326_atLiving_USJ-nintendo_018.jpg)
![疲れたら、キノコの椅子でちょっと休憩を。こだわり抜いたディテールと世界観は、一見の価値ありです。](https://at-living.press/wp-content/uploads/2021/03/20210326_atLiving_USJ-nintendo_019.jpg)
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