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アク抜きや皮むきはどうすればいい?春が旬の野菜「たけのこ・そら豆・ふき」の
失敗しない下処理とごちそうレシピ

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春野菜「そら豆」編

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そら豆をおいしく調理する準備

そら豆は、鞘ごと焼いたり茹でたりしても食べられるほか、鞘から出してソテーするなど、さまざまな料理を楽しめます。

「そら豆は、うっすらと産毛が生えているもの、茶色っぽく表面が変色していないもの、均一に膨らみがあるものを選ぶと失敗がありません。一番簡単でおいしいのは、そら豆をオリーブオイルとにんにく、塩こしょうでシンプルに炒めるレシピ。お酒のおつまみにも箸休めにもぴったりです」(料理研究家・河瀬璃菜さん、以下同)

そら豆を使ったごちそうレシピ

「そら豆の味噌クリームグラタン」
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コクのあるクリームと華やかな香りが春らしい
そら豆と、春にしか食べられない新玉ねぎを使ったグラタンは、お味噌を入れた旨味のあるホワイトソースでいただきます。「普段の食卓にも、ワインと合わせておつまみのひとつにもぴったりの味。味噌は豆からできているのもあり、そら豆との相性もとてもいいんですよ。ちなみに薄皮は食感が気になれば剥いても構いませんが、薄皮にもいっぱい栄養があるのでそのまま食べてほしいです」

【材料(2人分)】
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・そら豆(正味)…100g
・新玉ねぎ(通常の玉ねぎでもいい)…1個
・バター…10g
・小麦粉…大さじ2
・牛乳…250cc
・味噌…大さじ1
・塩こしょう…少々
・シュレッドチーズ…50g

【作り方】

1. そら豆は鞘から出す。新玉ねぎは薄切りにする。
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2. 中火で熱したフライパンにバターを溶かし、新玉ねぎとそら豆を炒める。
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3. 2に小麦粉を入れ、粉っぽさがなくなるまでしっかり炒めたら、牛乳を少しずつ入れてとろみをつける。味噌を溶かし入れて、味が足りないようなら塩こしょうでととのえる。
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4. 3を耐熱器に入れてシュレッドチーズをかけたら、220度のオーブンで焼き色がつくまで加熱する。
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たっぷり作って余ってしまったら、こんな風にアレンジして楽しんでも。
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余ったグラタンはトーストにのせて食べるのがオススメ。「多めに作っておいて翌日の朝ごはんにトースト、というアレンジもいいですよね」

最後は、日本原産の山菜、ふき。アク抜きや皮むきといった下処理と、おいしく食べられるレシピを教えていただきます。