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トレンドはなめらか系から純喫茶風の固めにシフト!“昭和”なレトロプリンの作り方

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ホーローバットで作る、しっかり固めのカスタードプリン

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バットで作るプリンは、できあがった瞬間に歓声をあげたくなる大きさ。切り分けてたっぷり食べることができます。プリンカップを持っていなくてもできるので、ホーローや耐熱皿など、お好みの型で作ってみてください。

「焼きあがって冷蔵庫に入れれば3時間ほどで落ち着きますが、おすすめは前夜に作って翌日食べるなど、7~8時間しっかり寝かせること。時間が経つごとに水分が飛んで固くなっていくので、2日ほど置いて食べるのも楽しんでみてくださいね。盛り付けには6分立てした生クリームを使いました。100gの生クリームに5gの砂糖を入れています」

【使うバットのサイズ】

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今回使ったのは、野田琺瑯の160×105×57 mmというサイズ。違うサイズで作る場合は、ようすを見ながら加熱時間を変えてみてください。

【材料(ホーローバット1つ分)】

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全卵……3個
卵黄……1個
砂糖……60g
牛乳……350ml
バニラビーンズ……2cm分(またはバニラオイル数滴)
カラメルソース(砂糖40g /水小さじ1/熱湯大さじ1と1/3)

【下準備】

・卵を室温に戻しておく
・型にバターを塗り、カラメルソースを流し入れておく
・オーブンを140℃に予熱しておく

【作り方】

1.バニラビーンズのさやを割り、種子を砂糖に混ぜる。
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「バニラビーンズのさやを半分に割り、種子を指先でしごいて出します」

2.鍋に牛乳とバニラビーンズのさやを入れ、1の半分を加えて温める。
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「湯気が上がる程度に温め、熱々にしないようにします」

3.残りの砂糖と卵を混ぜる。
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「気泡が入ってしまうと、プリンに“す”が入りやすくなってしまうので、泡立て器をボウルに押し付けるようにして混ぜます」

4.卵のボウルに温めた牛乳を1/3ずつ混ぜる。
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「ここでも気泡が入らないよう、静かに牛乳を注いで混ぜます」

5.生地を濾す。
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「なめらかな口当たりになるよう、一度ざるで漉しましょう」

6.カラメルを入れた容器に生地を流し入れる。
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「容器に静かに流し入れ、上に泡が浮いていたら大きいものだけは楊枝などでつぶします」

7.140℃に予熱したオーブンで、湯煎しながら25分焼く。
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「湯煎焼きできるようにバットを二重にしたら、外側のバットに熱湯を入れます。プリンの生地が半分くらい浸かるとよいでしょう」

8.焼きあがったら粗熱を取り、冷蔵庫で最低3時間は冷やし、底を10秒ほど湯煎する。
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「温めることによって、まわりのバターと底のカラメルが少し溶けて、形から外れやすくなります」

9.周囲にナイフで切り込みを入れ、指で押す。
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「周りをぐるりと指で押さえてみて、ちゃんと型から外れそうか確かめます」

10.大きいバットをのせて逆さにして型を外す。
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「きちんと冷えていて、型の側面を外すことができていたら、こんなふうにうまくいきますよ! カットしてクリームやフルーツを添えていただきましょう」

 

次のページでは、生クリームをたっぷり絞ったレトロな「レモンプリン」を紹介していただきます。