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“洗濯王子”が素材別にレクチャー。自宅でできる、
冬物の“おしゃれ着”洗濯の基本 −春の衣替え編−

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冬物衣類の衣替えのポイント

ここからは、冬物衣類を衣替えする際に気を付けたいポイントを紹介します。「しまう前に洗う」という基本はもちろんですが、冬物衣類に使われがちな素材のポイントをご紹介します。

 

ポイント1. ダウンの首元や手首の汗シミは歯ブラシの背でケア

ダウンなどのアウターは、首元や襟、手首などにタンパク質系の汚れがたまりがち。液体洗剤を直接服につけて、汚れを浮かせます。ゴシゴシと擦らずに、歯ブラシの背の面を使って馴染ませる程度で十分です。

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注意点としては、洗剤に蛍光剤が入っているものも多いので、その場合はブラックライトに反応してしまったり、白っぽくみえてしまったりする可能性があるので、注意しておきましょう。

 

ポイント2. ダウンやセーターは「中間脱水」を活用

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ダウンやセーターなど、水をたっぷり吸収するような素材については、①下洗い、②洗い、③すすぎの工程のうちの②と③の間にする「中間脱水」がおすすめ。なかなか洗剤成分が抜けない際に、一度脱水を入れることで絞りやすくなり、工程が楽に行えます。冬用の衣類では「中間脱水」を活用しながら、洗濯の時間を短縮しましょう。

 

ポイント3. リアルレザー・リアルファーの自宅ケアは無理せずに

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冬物衣類の中には、動物のリアルファーを使った衣類をお持ちの方も多いでしょう。ファーだけのものだけではなく、裏地に革を使った製品も多いので、洗濯表示のチェック念入りに。(洗濯表示のないものもあるので、その場合は無理をしないで)

ちなみに、革製品や動物ファーを自宅でケアする場合、色落ちや縮みに加えて革やファーの油分が減ってしまうリスクがあります。プロにお任せするのがベストですが、自宅で「加脂剤」を使った油分のケアもしたいという方には、中村さんの運営する通販サイトからも購入が可能。使い方など詳しいことは、以下から確認してください。

https://sentaku-yuichi.shop/items/5ca446412c1c515f8b8e5fc1
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いよいよ次のページでは、冬物衣類に使われる代表的な5つの素材を紹介しながら、洗濯が簡単にできる難易度順に洗濯方法をお伝えします。