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ダンスライクなエクササイズで大胆にボディメイク暗闇フィットネスが熱い!

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夏が近づき薄着になると、ボディラインががぜん気になります。さらに、暑さや湿気に負けないよう、体力づくりや体調管理に取り組んでおきたい時期でもあるでしょう。

ランニングやフィットネス、ヨガなど、体をつくる方法はいくらでもありますが、どれも“続けられるか”がカギ。体力的にも精神的にも追い込まれるばかりでは、忙しい時間を縫ってまで励む気にはなれませんから、楽しみながら長続きするスタイルを見つけたいものです。

その“楽しみながら続けられる”という理想を叶えてくれそうなのが、最近話題の“暗闇系”と呼ばれるフィットネスジム。ホットヨガで有名なLAVAを展開するベンチャーバンクが、2012年に日本初となる暗闇系フィットネスジムをオープン、以降人気の高まりによって急速に拡大させました。

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まるでクラブで踊っているような感覚

「暗闇フィットネス」とは、リズムに合わせ、天井や壁に映し出されるプロジェクションマッピングや、ブラックライトで照らされたスタジオで行うトレーニングのこと。まるでクラブで踊るように体を動かすプログラムは、大音量で流されるアップテンポの曲にのって進むので、動きはハードながらも楽しめ、つい時間を忘れてしまうほどです。

「世界の最新フィットネス事情を常に把握し、いいと思ったフィットネスを日本人向けに開発・導入していきたいと考えていたところ、NYを中心にアメリカで大流行していたインドアバイクエクササイズにヒントを得て、日本初の暗闇系フィットネスであるバイクエクササイズジム『FEELCYCLE』をオープンしました。瞬く間に火がつき、暗闇で体を動かすことがそもそも日本人の気質に合うこともあって、たくさんのお客さまから支持をいただいています」(ベンチャーバンク・下渡さん)

 

暗闇フィットネスが人気急上昇中の理由

1. 人のことを気にせずマイペースにレッスンを受けられる

暗闇でトレーニングを行ういちばんのメリットは、“人目が気にならない”ことでしょう。スタジオトレーニングでは、初心者から通い慣れている人、男性・女性、年齢層もさまざまな人が一緒にレッスンを受けるので、周りが気になってしまうのがネックでした。

「日本人は人目を気にする方が多く、これまではできる人と比較してできない自分を恥ずかしく思い、嫌になってトレーニングを継続できなくなる方がたくさんいらっしゃいました。それが、暗闇の中なら、汗をかこうが必死な顔をしようが、また上手にできなくても周りの人には分かりづらいので、レッスンに集中することができるんです」(ベンチャーバンク・下渡さん)

 

2. エンターテインメントに参加しているような空間で楽しめる

暗闇系と呼ばれるフィットネススタイルには、今やさまざまな企業が参入していますが、いずれもスタジオには大音量でアップテンポの曲が流れ、照明の演出や指導にあたるインストラクターのパフォーマンスによって、ライブやクラブに行ったような感覚になれるのが特徴。

「非日常の空間にいるような中で、ご自身を解放していただけるような演出を考えています。結果として、楽しいから続けられる、続くから身体が変わるという効果が感じられることが、人気の理由になっていると思います」(ベンチャーバンク・下渡さん)

 

3. 選べるエクササイズのバリエが豊富にある

・足以外の筋肉もしっかり鍛えられるバイクエクササイズ

日本初となった暗闇系フィットネス・バイクエクササイズは、スタジオ内に設置されたフィットネスバイクに乗り、インストランターの指導に合わせてペダルのリズムを変えたり、負荷を大きくしたりと身体を動かしていくプログラム。

「脚の回転だけではなく、プッシュアップ(腕立て伏せ)・エルボーダウン(お腹の力を入れて肘を下に曲げる)・クランチ(バイクの上での腹筋)・ダンベルやチューブを使用した上半身の筋トレなど、全身をバランスよく鍛えることができるプログラムになっています。45分間で有酸素運動と無酸素運動を効率的に実施でき、ペダルを脚に固定することで、自分で漕ぐよりずっと速いスピードで漕ぐことができるんです。サドルの位置も腰骨の高さまで上げて“引漕ぎ”をするので、内転筋やハムストリングスが鍛えられ、美しく引き締まった脚をつくることを目指しています」(ベンチャーバンク・下渡さん)

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画像提供:ベンチャーバンク

 

FEELCYCLE
プログラムの種類が130以上あるという先駆者ならではのスタジオ。「音楽にこだわりがあり、2018年3月にはapple musicのキュレーターとなり、プレイリストを公開しています。海外のアーティストコラボレッスンもあり、暗闇と照明演出の中、音楽と一体になりながら楽しく体を動かすことができます」(ベンチャーバンク・下渡さん) 六本木、自由が丘、銀座、新宿と都内の他に北海道から福岡まで全国展開しているスタジオ。いずれのスタジオも朝7時から23時まで営業しています。
https://www.feelcycle.com/

 

・効果的にカロリー消費できるトランポリン

1人用のトランポリンで、さまざまなジャンプステップをしながら45分間跳び続けるレッスンは、全身を効率よく鍛えられるトレーニングです。トランポリンは、たったの45分間で450〜800kcalの消費ができると言われ、リンパの流れをよくする効果もあるとか。

「高く跳ぶのではなく、インナーマッスルの力を使って脚を引き上げる跳び方をするので、体幹が鍛えられます。また、トランポリンが衝撃を85%カットするので、アウターマッスルを使わず、細くしなやかな筋肉をつけることができますよ」(ベンチャーバンク・下渡さん)

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画像提供:ベンチャーバンク

 

柔らかいマットで、関節に負担をかけずに跳べるよう設計されたトランポリンを使ったトレーニング。

「ランニングの1.7倍という驚異の消費カロリーは、NASAでも認められ、トレーニングにも取り入れられています。跳ぶときにバランスをとることで、自然と全身の筋肉を使うことになりますから、体幹と全身の筋肉を同時に鍛えられ、バランスのとれた引き締まった体をつくれるんです」(ベンチャーバンク・下渡さん)

junp one
銀座、渋谷、新宿、池袋、秋葉原、神戸と6箇所のスタジオで展開しています。簡単なステップで無理なく楽しめるトライアルレッスンあり。
https://www.jumpone.jp/

 

・男性にも人気のボクシング

もうひとつ、暗闇フィットネスで人気なのはボクササイズなのだとか。これを取り入れた暗闇フィットネスを展開しているb-monsterでは、ボクシング体験のない人にも楽しめるプログラムづくりをしています。

「お越しいただくほとんどの方がボクシング未体験ですが、3回くらい通っていただくと慣れて、ご自分のペースを掴んでいただくことができます。他のエクササイズと違う人気の秘密は、普通はあまり経験のない“パンチする”ということがストレス解消につながることでしょうか。また、パフォーマーはショーのように楽しめる工夫をしているので、初めての方は動きを覚えられなくても、気軽に見に行くつもりで来ていただきたいと思っています」(b-monsterパフォーマー・MARIさん)

 

このボクシング、意外にもランニングや水泳などに比べ、脂肪燃焼に効果的なんだとか。