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自分を変えたい! それを叶える唯一の方法。ミニマリスト・佐々木典士氏が伝える
「習慣」の効果と極意

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今朝、久々に体重計に乗って驚愕した。間違いなく、人生で一番重い(妊娠中を除く)。最近、本当にダメだ。ブクブクと肥えていく。

間食が多いからだろうか。子どもたちが残した分も「もったいないから」と食べているからだろうか。運動という運動をまったくしていないからだろうか。

わかっているが、どれもが原因だ。

やめなきゃいけないことは、やめられない。なのに、続けたいことは、なかなか続かない。

私って本当に意志が弱い……。

 

そう思っていたのですが、最近読んだ本に「意志力が弱い人間などいない」とバッサリ。『ぼくたちは習慣で、できている。』(佐々木典士・著/ワニブックス・刊)です。著者の佐々木氏は、ミニマリストとして名を馳せた一人。この本の帯には、こう書かれています。

「人を変えるのは、唯一『習慣』である」

そして、自身がやめた習慣は、「お酒」「甘いものを食べること」。身につけた習慣は、「朝5時起き」「ヨガ、瞑想」「日記」「ブログ、原稿を書く」「筋トレ」「10kmランニング」だとか。

いや、だから、その習慣化が難しいんだってば! どれもみんなが挫折していることばかりだよ! と思いつつも、「でももし、私も変われるなら……」と一縷の望みをかけて読み始めました。

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【関連記事】
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三日坊主の原因は「適度に難易度を下げていない」こと

そもそも、「習慣」とは何か。それは、佐々木氏いわく「ほとんど考えずにする行動」だといいます。何かが習慣になっている状態=限りなく無意識の行動に近づけていくこと。

たとえば、走ることを習慣化したいとします。このとき、「週に3回走る」よりも、「毎日走る」ことのほうが、はるかに簡単で習慣化しやすいのだと佐々木氏は述べています。

「今週はまだ1日しか走ってないから、次は明日走るか、土日に連続で走るか……」などと考えている時点で「習慣」ではないのです。「週に3回走る」ために、頭の中で計算したり、選択したり、決断を下したりする必要があります。これでは続きません。

けれども、「毎日走る」と決まっていれば、ただ毎日走るだけ。今日走るべきか悩む必要はありません。

そしてもうひとつ、三日坊主になってしまって続かない大きな原因は、適度に難易度を下げていないからだと佐々木氏。まずは、ウォーキングシューズに足を入れて、玄関のドアを開ける。外に出て家の周りを一周する。これだけでもクリアとしてみる。

「続けたいことは、できるだけハードルを下げる」ことが、習慣化への第一歩なのです。

 

やめたい習慣は「完全に断つ」

では反対に、やめたい習慣がある場合はどうしたらいいのでしょうか。答えは、続けたい習慣のときと真逆で、とにかくハードルを上げることだと佐々木氏。

たとえば、ついTwitterやインスタグラムなどのSNSを覗いてしまい、仕事の妨げになっているとします。実際に、佐々木氏が実行した方法は、「アプリはダウンロードせず、webブラウザから見る」そして「見終わったら、都度ログアウトする」の2つ。

そうすれば、次にアクセスするときに再ログインのパスワード入力&二段階認証という二手間があるため、ハードルが高くなります。結果、以前よりもアクセスすることがなくなったそう。

それから、ここがかなり大きなポイントだと思うのですが、「やめたい習慣は、回数を減らすよりも完全に断つほうが簡単だ」ということ。

佐々木氏はお酒が好きで、お酒の席も大好きだったのだとか。けれども、「早起きがしたい、規則正しい生活が送りたい」という強い思いから、その妨げになっている最たるもの=お酒を断った。減らしたのではなく、完全に飲まないようにしたのです。

恋人といるときはOK、旅行中はOK、友人の結婚式だけはお祝いだからOK……などと例外を設けてしまうと、その例外はどんどん増えていきます。

そうなると、この場合はOKかな、微妙だけど我慢すべきか、などと考えて決断することになるので、先に述べた通り習慣ではありません。だからこそ、すっぱり辞めてしまうことで、習慣化できるのです。

ちなみに佐々木氏は、お酒を完全にやめたことで念願だった規則正しい毎日、健康状態の改善、出費やゴミの削減、酩酊状態に陥ることなく、寝る寸前まで明晰でいられる素晴らしさなど、たくさんの報酬を得たといいます。

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上のほかにも「片付け」など、佐々木氏が提案する「習慣を身につけるためのステップ」が本書には満載です。続いてチェックしてみましょう。