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座り心地もデザインも妥協したくない!在宅ワークの効率を上げる
ワークチェアの選び方とおすすめモデル

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外出自粛によって在宅ワークを余儀なくされ、「集中できない……」「肩や腰が痛い……」などの悩みが噴出。あらためて、家での“仕事をする環境作り”を見直した人は多いのではないでしょうか。緊急事態宣言は解除されても、在宅勤務を主体に切り替えた企業があるなど、この“家で働く”スタイルは、働き方の選択肢のひとつとなったようです。

ソファやダイニングチェアで代用したり、床にそのまま座ったりして体の“痛み”に苦しむ人がいま、注目しているのは「ワークチェア」。今回は、ワークチェアをはじめとするオフィス家具の販売とレンタルを行うサイト「Kagg.jp」を運営する、47インキュベーションの取締役・梁原立寛さんに、ワークチェアの選び方とおすすめのモデルを教えていただきました。

 

【ワークチェア選びのポイント】体型に合わせて調整できること

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ワークチェアにはさまざまな形やデザインがあり、何を選んだらいいか悩んでしまいますが、大切なのは自分の体型に合わせて調整が可能かどうか。

「ほとんどのチェアで、座面の高さが調整できるようになってはいますが、値が張るものは調整機能が豊富です。肘置きの高さや角度、リクライニングの硬さなど、さまざまな箇所が調節できるようになっています。一人ひとり体型や体格が異なりますので、いかに自身の体にフィットするように柔軟な調整ができるかが、オフィスチェア選びのポイントです」(47インキュベーション取締役・梁原立寛さん)

 

【ワークチェア選びのポイント】自分の作業姿勢から必要なサポートパーツを選ぶこと

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仕事用ではない椅子で作業をし続けていて、首の疲れや腰の痛みなどが気になった人は多いはず。

「ヘッドレストやランバーサポートなど、頭や腰をサポートして体の負担を減らせるようなパーツを、オプションでつけられるものもあります。ただ、肘置きを含む、体をサポートするパーツの必要性については、体型・体格によっても異なりますし、どのような姿勢でどれくらいの時間使われるかで変わってきます。
たとえば、前のめりの姿勢で仕事する方にとっては、背もたれにヘッドレストがついていても、まったく役に立たないですよね。自分が作業するときの姿勢を考えて、どんなサポーターがあったらいいかをチェックしてみてください。
また、座面の素材は、クッションとメッシュの大きく分けて2種類がありますが、同じメッシュでもメーカー・商品によってさまざまです。例えばハーマンミラーの『アーロンチェア』のように、背・座ともにメッシュ素材の人気チェアもありますが、Kagg.jpでは背がメッシュ、座面がクッションの組み合わせがもっとも人気ですね」(梁原さん)

 

【ワークチェア選びのポイント】家に置くならデザインとコンパクトさは重要

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在宅ワークの環境を整えるにあたり、やはり気になるのは“インテリアに違和感がないデザイン”かどうか。作業しやすいのはもちろんのこと、デザインも納得できる椅子を選びたいですよね。

「リモートワーク用に人気が出てきているのは、ホームライクなデザインと、コンパクトなサイズのチェアです。一方で、在宅勤務でもオフィスとできるだけ同じ環境で仕事をしたい、という方から“オフィスで使っているのと同じチェアが欲しい”というニーズもあり、個人の方からもオフィス向けチェアには根強い人気があります。
また、キャスターをオフィスのカーペット用からフローリング向けのものに交換したい、という要望が、最近の顕著な傾向になってきていますね」(梁原さん)

 

レンタルと購入、どちらをチョイスすべき!?

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今後、新型コロナウイルスの第二波、第三波が懸念される中、在宅ワークもいつまで続くかわからず、ワークチェアは一時的に借りるべきか、購入すべきかと悩んでしまいますよね。「kagg.jp」では、同じオフィス家具をレンタルするか購入するかの2パターンから選ぶことができるそう。

「レンタルサービスは、2年間のレンタル継続でそのまま無償譲渡できる“Rent to Own”の仕組みを採用しています。以前も『長く使うつもりだが、海外転勤などの急なイベントがあるかもしれない』『購入するには金額が大きい』『試し座りはしたが仕事で長時間確かめたい』といったレンタルへのニーズがありました。
ただ、一括購入いただいた方が、2年間のレンタル合計金額より安くなりますから、商品を決めきれていて間違いなく2年以上使用される場合は、はじめから購入いただく方がよいでしょう。少しでも不安のある方には、後悔しないチェア選びのためにもレンタルのご利用がおすすめです」(梁原さん)

※2020年5月現在、政府の緊急事態宣言発出前後でレンタルサービスへの申し込み・注文が殺到した関係で、レンタルサービスの提供が一部商品に限定されています。

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Kagg.jpおすすめ! ニーズ別ワークチェア8選

それでは具体的にワークチェアを見ていきましょう。ここでは、4つのパターンに分けて、Kagg.jpおすすめのワークチェアを紹介します。

※肘掛けの有無や生地のチョイスなど、カスタマイズによって価格が変わります。

 

【デザインを重視する人向け】インテリアの邪魔をしないワークチェア

1. スマートながら5本脚で座ったときの安定感がある
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イトーキ「vertebra03」KG-825CDM-L4C5
販売価格:5万2950円+税
事務用品やオフィス家具を扱うイトーキが、プロダクトデザイナーの柴田文江氏を迎えて制作したワークチェア。これまでのオフィス家具にはないスマートな容姿が人気です。「前傾姿勢の方、うしろにもたれかかりたい方、どちらのスタイルにもぴったりと合う背もたれが疲れにくく、体をサポートしてくれます」(梁原さん)

 

2. スタイリッシュなデザインで安定感のある座り心地
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ハーマンミラー「SAYL Chair」AS1YA23HAN265BB98639105
販売価格:8万5000円+税
イームズのデザインで有名なハーマンミラーのワークチェア。メッシュタイプの背もたれに高さがあり、安定感があります。「リクライニング設定も可能で、全面サスペンションなので、カーブした背もたれに包まれているような、安心感のある座り心地です」(梁原さん)

 

【体格が小柄な人向け】スリムでかさばらない、女性にぴったりのワークチェア

1. 女性向けに開発されたフィット感あるチェア
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イトーキ「cassico」KE340GJM-WWK3
販売価格:3万6300円+税
女性の骨盤が安定するようデザインされた女性向けのワークチェアは、色のバリエーションも6種類と豊富。「腰に安定感があるので長時間座っていても疲れにくく、柔らかな布地が露出した肌も傷めません。グッドデザイン賞も受賞しています」(梁原さん)

 

2. 硬さが違う3種類の座面が疲れを軽減
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オカムラ「Lives Entry Chair」CD23WW-FXW2
販売価格:4万7050円+税
しっかりしたワークチェアながら、コンパクトで見た目にもシンプルで、リビングに置いても違和感のないデザイン。「カラーは10色から選べ、インテリアの邪魔にならないようなモノトーン、淡いグリーンやピンクなども揃っています。座面は硬さの違う3種類のウレタンを使用しているので、太ももを圧迫せず、お尻をしっかり包んでサポートします」(梁原さん)

 

【スペースに余裕がない人向け】省スペースでコンパクトなワークチェア

1. 広い面でお尻を包んでくれるコンパクトなチェア
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プラス「Presea」KD-K66SL 697-854
販売価格:2万3450円+税
シンプルなのに上品で、布地かレザーかをチョイスできるワークチェア。「座面と背もたれの色はもちろん、背はハイバックかローバックかが選べ、肘おきの形もチョイスできます。柔らかいクッション形状の座面は、かかる体重を広い面で支えてくれるので、長時間座っていてもお尻が痛くなりにい構造です」(梁原さん)

 

2. 細かな調整ができ体にフィットするチェア
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オカムラ「CG-M」CG91WR-FZK6
販売価格:4万0650円+税
柔らかな座り心地で疲れにくいワークチェアは、オフィス家具や高齢者向け施設の家具なども作るオカムラの製品。背もたれはメッシュタイプとパットタイプの2種類から選べます。「デザインのことだけでなく、体への負担軽減についても考えられ、背もたれのロッキング機能や座面上下などの調整がきくチェアです」(梁原さん)

 

【トレンドが気になる人向け】エンジニアやデザイナー職に人気の上質ワークチェア

1. 人間工学に基づいたチェアを開発された高機能チェア
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エルゴヒューマン「Ergohuman Fit」IOO-AB-3DHAM-KM-11
販売価格:7万9800円+税
高級感があり、より自然な座り心地が体験できるチェアでおなじみのエルゴヒューマンが、小柄な日本人向けに開発したチェア。「座るだけでユーザーの体に合わせて沈み込み、腰を支えて姿勢をよく保てるように作られています。姿勢の乱れや足のむくみを防ぐことで疲れにくく、腰痛を予防します」(梁原さん)

 

2. 世界初のメッシュチェア
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ハーマンミラー「Aeron Chair」AER1B23DW ALPG1G1G1BBBK23103
販売価格:18万7000円+税
ワークチェアを選ぶときに選択肢から外せないのが、このアーロンチェア。アメリカを代表する家具メーカー・ハーマンミラーが作ったアーロンチェアは世界中で愛されています。「弾力のある座面と、軽く体を支えてくれるリクライニングが特徴的。夏場でも蒸れずに座ることができ、値は張りますが、長く使うことを考えたら選択肢に入れておきたいチェアです」(梁原さん)

 

刻々と状況が変わるなか、目の前の作業に集中し、自分らしくパフォーマンスを発揮したいですよね。ワークチェアはその一助になるのではないでしょうか。

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オフィス家具通販サイト「Kagg.jp」

https://www.kagg.jp/
https://www.kagg.jp/rental/(レンタル)

※政府の緊急事態宣言発出前後でレンタルサービスへの申し込み・注文が殺到したため、現在提供が一部商品に限定されています。新型コロナウイルスの影響によるサービス内容変更・納品遅延について https://www.kagg.jp/feature/covid-19/

 

取材・文=吉川愛歩 構成=Neem Tree