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活用シーンは“食品の保存”だけじゃない!ジッパー付き保存袋で
片付け&収納力アップ

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食品の保存に欠かせないジッパー付き保存袋は、その使い勝手のよさからさまざまな用途で使う人が増えてきました。それを受けて、各メーカーから食品以外にも使える保存バッグが登場し、文具や雑貨をまとめたり、旅行のパッキングに使ったりと好循環が生まれ、最近ではすっかり暮らしに必要なアイテムになってきています。

そこで今回は、整理収納アドバイザーの西口理恵子さんに、最新のジッパー付き保存袋を使った収納術を伺いました。

 

サイズも形も種類豊富に進化
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ジッパー付き保存袋にはさまざまな大きさがあり、マチがついているものやそうでないもの、スライド式ジッパーのものなど、今やたくさんの種類が発売されています。

「以前は“大は小を兼ねる”と言って、小物も大きな袋に入れるというスッキリしない使い方をしていました。でも今は、ラインナップが増えたので、モノにぴったりフィットする大きさを選ぶことができ、より便利になりました。セーターや靴を入れられ衣替えに活用できる大きなバッグも登場しています。また、ジッパーが滑らかになり、開け閉めの動作がしやすくなっていることも便利なポイントです。小さなことかもしれませんが、日々使うなかで快適さを感じられることが、上手な片付けの基本なのです」(整理収納アドバイザー・西口理恵子さん、以下同)

 

最大の利点は“収納の可視化”
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収納で大切なのは、探したり悩んだりする時間が少なくなるように片付ける、ということ。

「布の袋やビニールのポーチ、箱など、収納をするときに使うグッズはさまざまあるのですが、ジッパー付き保存袋は、上下左右裏表どこから見ても透明で、中身が一目瞭然であることがもっとも優れている点です。実はこのような商品は、ほかになかなかないのです。せっかくきれいに収納しても、開けないと入っているモノがわからない状態だと、必要なモノを探し出すまでに時間がかかります。すぐに見つけられる状態にする“収納の可視化”が大切です」

 

収納のコツは「種類別に分けて入れること」
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どこに何が入っているか、ひと目で分かるようにするには、ほかにもコツがあります。

「書類やレシートなど、中身がひと目で分かりづらいものは、袋にラベリングして、何が入っているかわかるようにしましょう。このひと手間をかけておくと、また新しいモノをしまう時どこに入れるべきか困らず、整理整頓された状態を保つことができます。また、収納の仕方に困ったら、種類別に分けるようにしてみましょう。たとえばアクセサリーもまとめて入れず、ネックレス、ピアス、リング、などと種類別に箱にまとめ、そのなかで小さい保存袋にひとつずつ収納すれば絡まらずに取り出せます」

 

ジッパー付き保存袋を使った収納の、基本的ルールを教えていただいたところで、続いて具体的な活用法を紹介いただきましょう。