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スペースを有効活用できるのは“ディスプレイ収納”隙間を活かす、
片付けやすいキッチンの作り方

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毎日使うキッチンは、こまめに片付けているつもりでも散らかりがちで、「上手に収納できない」という悩みを抱えている人が多い場所。試しに買ってみたレトルト食品やストックのラップ、新しく購入した調理器具など、気をつけていてもモノが増えてしまいがちです。ところが、賃貸マンションを筆頭に、なかなかリノベーションが叶わないため、備えつけの棚やキッチン下の収納を効率よく使う必要がありますよね。

【関連記事】キッチンの利用に関する実態調査
https://at-living.press/living/13079/

 

今回は、アパレルメーカーで長くディスプレイの仕事に携わっていた整理収納アドバイザーの能登屋英里(のとやえいり)さんに、スッキリ見えて片づけやすいキッチンの収納術を教えていただきました。

 

狭い空間を有効に使う“見せる収納”ワザ

キッチンを“ディスプレイ”と考えて片付ける“見せる収納”は、見た目にかわいいだけでなく、使い勝手がよく、狭い空間を上手に使うことができる収納方法。

「ただし、見せる収納では“何を出しておくか”が重要になってきますので、ポイントをしっかり押さえましょう」(整理収納アドバイザー・能登屋英里さん、以下同)

1. モノを選別する

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見せる収納術は、今持っているモノの見直しから始めます。

「まず、どんなキッチンにしたいか頭の中でイメージしてみてください。ナチュラル系のキッチンやスタイリッシュな雰囲気など、そのイメージに合わないものは、捨てるか隠すという方法で、モノの選別をしていきます。気に入っているモノを全部出してディスプレイするのではなく、テイストや色がきちんと揃っているか確認しましょう。

例えば我が家では、シルバーと黒、白を基調にすると決めて、そこに合うものだけを外に出しています。色が揃っているだけで片付いて見え、逆を言えば片付いていても、色やテイストが混在しているときれいに見えないものなのです」

 

2. サイズを合わせて並べる

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色やデザインテイストと同じように、モノのサイズが揃っていることも、きれいに見せるポイントです。

「規格が違ってかさばりがちな調味料は、同じサイズのボックスに入れ替えることで整います。透明なボックスなら中身の減りが分かりやすく、ストックをたくさんしておかなくても買い物のタイミングがわかるので、余計なものが増えないというメリットもあります。

細かいことですが、フックやマグネットなどの小物も、安いからと100円ショップでなどさまざまなものを購入するのではなく、同じメーカーやテイストで揃えた方が“整い感”が出ますよ」

 

3. 調理器具はフックで吊るす

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おたまやフライ返しなど、使うときにすぐ出せるようにしておきたい調理器具は、吊るしておくと取りやすく、壁やレンジフードなどのデッドスペースを活用できます。

「調理器具を吊るして“収納”できれば、本来入るはずだった引き出しを別のことに使えますよね。ポイントは、間隔を空けて吊るし、たくさん吊るしすぎないことです。あれもこれもとたくさん吊るしてしまうと、取り出しにくい収納になってしまいます。

賃貸で壁に穴が開けられない場合は、吸盤タイプや、ワイヤー式のフックかけ、レンジフードなどにつくマグネットタイプのフックもあります」

 

続いて、収納棚や引き出しへ上手に片付けるポイントを7点、紹介していただきましょう。