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目元のストレッチと筋トレで集中ケアを。疲れ目やドライアイを防ぐ「眼球体操」

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デジタル機器なしではいられない現代、画面からの光や多くの情報に常に晒されている目には、大きな負担がかかっています。通常は3秒に一回しているまばたきも、パソコンやスマートフォンを見ているときは12秒に一回とかなり少なくなり、ドライアイにもなりがち。また、目の疲れは首や肩の凝りにもつながります。

今回は、疲れにくい目を作るための眼球体操「ビジョントレーニング」の方法を、臨床心理士である松島雅美さんに教えていただきました。

 

ビジョントレーニングとは?

ビジョントレーニングとは、眼球の動きやピント合わせ、広く見る力など視覚能力向上のために開発された目の体操のこと。もともとは空軍のパイロット養成用に作られたもので、識字や読字が難しい学習障害・ディスクレシアのトレーニングへの使用や、アスリートの能力開発のプログラムになっています。

 

眼球体操で目の筋肉を活性化し美しさを保つ

目の疲れを軽減するためにまずはじめたいのは、目の筋肉を活性化させること。瞼や眼球を支えている筋肉は、加齢や、パソコンやスマートフォンばかり見ていることによって衰えていってしまうのだそうです。

「たとえば何か調べものがあったとき、昔は棚の資料を探したり辞書を開いたり、目を上下左右によく動かしていたものです。しかし、パソコンやスマートフォンで調べられる現代では、画面の方が動いてくれるため、眼球は動かず定点にとどまっている時間がとても多くなります。そのため眼球を動かす筋肉が衰えやすく、疲れ目になるだけでなく、瞼を持ち上げる力もなくなっていきますから、おでこの筋肉で目をぱっちり開けようとするんですね。その結果おでこにシワが寄り、目元のシワやたるみの原因にもなります。眼球体操は、美容のためにもとてもいいのです」(臨床心理士・松島雅美さん、以下同)

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日常生活で気をつけたい目の使い方

体操をする前に、日常生活でも気をつけられることがあります。それは、日常の中でも眼球をよく動かすことです。

「移動中にスマートフォンばかり見ていないで、電車内の中吊り広告や景色を見るなどして、目を広くたくさん動かしましょう。視野を広げたい人は、眼球を正面から動かさずに、視界の端の方では何が行われているか、どんな人がいるかなどを意識して見ることも、効果的なトレーニングになります。また、視界から入ってきた情報を処理する速度は、加齢や疲れとともに遅くなっていきます。この処理速度が速ければ速いほど、目も頭も疲れにくくなり仕事の効率アップにもつながるので、日頃から目を使って頭と体を疲れにくくしておきましょう」

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使ったあとは休めることも忘れずに

よく目を動かしたあとは、休ませることも大切です。もっとも効果的なのは、目元を温めることだそう。

「濡らしたタオルを電子レンジで加熱して温め、目元にのせてリラックスしましょう。目を温めると、緊張していた目元の毛細血管が緩んで血流がよくなり、副交感神経が優位になって自律神経が整ってきます。副交感神経はリラックスモードになるための神経とも言い、全身の疲れをとり、眠りを深くする作用もありますから、使ったぶんだけしっかり休めておきましょう。疲れても回復できるよう、リラックスしたり脳を休めたりする方法をたくさん知っておくといいですよね。そのなかのひとつとして、目元のケアもぜひ覚えておいてほしいと思います」

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では、早速実践してみましょう。眼球体操「ビジョントレーニング」の方法を、次のページで紹介します。