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おいしいケータリングと防寒グッズで完成。グランピング気分で楽しむ
お花見ルール

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最後に、さまざまな人たちと気分よくお花見を楽しむために、基本的なマナーとルールを心得ておきましょう。

 

気分よくお花見を楽しむために

多くの人が集まる公園などでのお花見で、まず気をつけたいのがマナーです。

やってしまいがちなのが、レジャーシートを敷いた途端にまるでわが家のような気分でリラックスしすぎてしまうこと。ひどい場合は、食べたあとの食品パックやビール缶を転がしておいたり、大声で話したり、本来みんなで楽しむはずの桜の木を傷つけたり……。

また、キャンプ場のように広い場所ならともかく、人が密集しているところでのお花見であれば、楽器やスピーカーなど音がでるものの持ち込みも考えものです。アルコールが入って気持ちが大きくなり、周囲とトラブルにつながることも少なくありません。まずは屋外であることや他の人がいることを忘れずに、そこに集った人たちみんなが楽しめるような、良識あるお花見を心がけましょう。

 

桜やおしゃべりに無我夢中……ペットや子どもを放置していない?

また、よく見かけるのが、ペットや子どもをほったらかしにしたままお酒を飲んで楽しんでいるグループです。元気な子どもたちに、レジャーシートの上だけでおとなしく……というのは無理があるとは思いますが、目の届く場所で遊ばせたり、交代で見守りの人を決めたり、座ってできるボードゲームを持ち寄ったりして工夫しましょう。

また、お花見という場所でなくても、ペットには必ずリードをつなぐのを忘れずに。誰もがペット好きとは限りませんし、ペット同士のトラブルもありますから、まわりに迷惑にならないよう心がけて。深酒してしまう人も多いので、見ていないところでよからぬトラブルに巻き込まれないようにご注意を。

 

いくつかのポイントを押さえて、今年も春の訪れを楽しみましょう。

 

取材・文=吉川愛歩 撮影=山本雅世 構成=Neem Tree