クローゼット編
クローゼットのデッドスペースをつっぱり棒で収納場所に
クローゼットの中でごちゃごちゃになりやすいベルトは“つっぱり棒”にかけて並べている矢澤さん。その横に、クローゼットで使う小物類も浮かせて収納しています。
「衣類のタグを切るためのハサミ、毛玉や埃をはらうブラシやコロコロ、消臭スプレー類をまとめています。この位置にあることで、必要なときに手に取れて、使用後はすぐに戻せます」
玄関編
スリッパやサンダルはシューズクローゼットの戸裏へ!
玄関掃除や宅配便の受け取り時にちょっとだけ履くようなサンダル、外出時にはしまいたいスリッパなどは、出しっぱなしにしておきたくないけれど、すぐに手に取れる場所に置いておきたいもの。矢澤さんは、それらをシューズボックスの裏に浮かせて収納しています。
「シューズボックスの扉裏もマグネットが付く仕様なので、マグネットを付けたタオルハンガーを貼り付けて、スリッパやサンダルを入れています」
浮かせる収納は水回りの掃除がラクになる上に、デッドスペースの有効活用にも貢献してくれるという矢澤さん。「浮かせる収納にすることで、モノをどかさずに掃除ができるようになると時短にもなります。あとは、棚の下や扉の裏など、デッドスペースも浮かせる収納のチャンス。ご自宅の中に浮かせる収納で生かせるデッドスペースがないか、探してみてはいかがでしょうか」
掃除がしやすく、モノがより使いやすくなる浮かせる収納術の取り入れれば、おうち時間がより快適に、楽しくなりそうです。
Profile
整理収納アドバイザー / 矢澤茜
インテリアコーディネーター。2016年に整理収納アドバイザー1級を取得後、整理収納のアドバイザーとしての仕事をする傍ら、インスタグラムを開始し、趣味のインテリアや収納術を紹介するうちに、人気インスタグラマーに。「おうちも心もシンプルに!」をモットーに、家事効率を上げ、仕事や趣味の時間を充実させる暮らしの知恵を発信している。神奈川県在住。ご主人と2人のお子さんと4人暮らし。
ブログ=https://ameblo.jp/a-organize
インスタグラム=@a.organize
取材・文=今井美由紀(Neem Tree)
※この記事で紹介している商品の価格はすべて、消費税10%込みです。