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埼玉県飯能が“日本の北欧”に!ムーミンバレーパークを
大人が楽しむポイント

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2. 湖畔に点在するムーミン谷の要所を訪ねる

宮沢湖をぐるりと囲むように設置されたムーミンバレーパーク。園内には、その独特の景観を活かしたアトラクションや鑑賞スポットが点在しています。あくまでさりげなく設置されたムーミン谷のさまざまなモチーフと、静かな湖畔のロケーションは相性も抜群。自然と調和した大人の癒しスポットとして楽しめるはずです。

そして園内をしばらく散策していると、このムーミンバレーパークには、日本語で書かれた案内板がほとんど存在せず、パーク内の建物の看板なども、ほぼフィンランド語で書かれていることに気づきます。ムーミンの世界観を邪魔するものが目に入らないので、より物語の世界に入り込めるというわけです。

 

では、ゆったりと散歩気分で園内を散策してみましょう。

・トゥーティッキさんが住み着く水浴び小屋

原作にもよく登場する水浴び小屋は、湖上に飛び出すような形で設置。元々はムーミンパパが作った建物ですが、今はとあるキャラクターが住み着いています。
原作にもよく登場する水浴び小屋は、湖上に飛び出すような形で設置。元々はムーミンパパが作った建物ですが、今はとあるキャラクターが住み着いています。
ボーダー柄と青い帽子でピンと来る人もたくさんいるはず。水浴び小屋の中には、ここを住処としているトゥーティッキさんのお洋服や小物が展示されています。
ボーダー柄と青い帽子でピンと来る人もたくさんいるはず。水浴び小屋の中には、ここを住処としているトゥーティッキさんのお洋服や小物が展示されています。

 

・ムーミンママが壁に描いたバラ園が見られる灯台

「ムーミンパパ海へ行く」という物語の中で、ムーミンパパとママはひとときの冒険の旅に出ます。そこで彼らがやってきたのが、この灯台がある島。扉を開けるとそこには、ムーミンママが描いたあの絵が再現されているんです。
「ムーミンパパ海へ行く」という物語の中で、ムーミンパパとムーミンママは、ひとときの冒険の旅に出ます。そこで彼らがやってきたのが、この灯台がある島。扉を開けるとそこには、ムーミンママが描いたあの絵が再現されているんです。
植物と花、ガーデニングを愛するムーミンママ。しかし岩石だらけの灯台の周りには花がなく、ママは自分のお家の庭が恋しくなってしまいます。そこで彼女が思いついたのが、壁面にバラ園を描くというアイデアでした。この灯台は中に入ることはできませんが、扉を開けて写真撮影をすることは可能です。
植物と花、ガーデニングを愛するムーミンママ。しかし岩石だらけの灯台の周りには花がなく、ムーミンママは自分のお家の庭が恋しくなってしまいます。そこで彼女が思いついたのが、壁面にバラ園を描くというアイデアでした。この灯台は中に入ることはできませんが、扉を開けて写真撮影をすることは可能です。

 

パークを散策中に湖畔に目をやると、時折こんな不思議なものが目につきます。実はこれ、物語に登場するモチーフをさりげなく展示したもの。パーク内にいくつか点在しているので、ぜひ探してみて。
パークを散策中に湖畔に目をやると、時折こんな不思議なものが目につきます。実はこれ、物語に登場するモチーフをさりげなく展示したもの。パーク内にいくつか点在しているので、ぜひ探してみて。

 

ムーミンの世界をさらにじっくりたっぷり楽しみたいなら、「コケムス」へどうぞ。今一度ムーミンの物語を確認しながら、トーベ・ヤンソンのメッセージに触れることができるでしょう。