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浜松倉庫店でコストコデビューする人、必読!普通のスーパーと違う
コストコの傾向と対策 後編

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国内26店舗目となるコストコ浜松倉庫店がオープンしました! これに合わせて新たにコストコ会員になる方、また最近はテレビで取り上げられることも多いので、それを見てコストコに興味をもち「ちょっと行ってみようかな〜!」という方へ、前編に引き続き、あまりテレビなどでは詳しく教えてくれない(伝えられない)、“コストコの、普通のスーパーと違うトコ”について、「コストコあるある」の記事でもお伝えした傾向とともに、まとめてお伝えします!

 

コストコでの買い物は一期一会!

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コストコは期間限定商品を含め、年間約1000アイテムが新たに商品として登場すると言われています。よって当然、新商品が出ると同時に販売終了となって店頭からなくなるものも少なくなく、なかには販売期間が1ヶ月に満たないような、レアな商品も存在します。

旬のアイテムなどは特にその傾向が強く、店頭で見つけて気になった時に買わなければ、次行った時にはもうすでになくなっている! ということが結構多いんですよね……

コストコの商品は気になりつつも、お財布との相談はもちろん、自宅のストック数、収納場所の確認、いつも買うお店との比較など確認事項が多く、勢いで購入するのではなく悩んで一旦保留にするパターンって多いと思うのですが、タイミングが悪ければそのまま購入する機会を失ってしまう可能性もあるのです。散々検討した結果、いざ買うぞ〜! と意気揚々とコストコへ向かったのに、販売終了となっていたときのガッカリ感といったらもうハンパなく……。

そういう経験を何度も味わった結果、あくまでも個人的な意見ですが、欲しい! と思ったものは、欲しいと思ったその時に買っちゃう! というのが、コストコのお買い物での後悔しないコツだと思っています。これを私は、勝手に「コストコ一期一会の法則」と呼んでいます。

しかも、コストコは輸入商品が多いためか為替の影響もあり、商品価格が毎日のように変わります。つまり、そのとき安い! と感じたものが、翌日も前の日と同じ価格で販売されているとは限らないんですよね。。。

できるだけお得にお買い物がしたい、と誰しもが考えるはずなのでタイミングをどうやって図るか悩むところなのですが、やはり一番の目安は自分自身が欲しい! と思ったタイミングで購入することが一番だと思います。

 

レジが独特!

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コストコのレジは、ベルトコンベア式のレーンになっていて、そこに購入する商品を自分で乗せてレジを通す、アメリカンスタイルとなっています。

すべての商品をレーンに載せたら、仕切り用のバー(後ろの人の商品と区別するため)を置き、カートはスタッフさん側へ通して、人はそのまま列に並びます。日本の一般的なスーパーでは、カートは手元に置いたままレジを通過すると思うのですが、コストコではカートと人が通過する通路が分けられています。カートは手元に残さずレジのスタッフさん側を通す必要がありますのでご注意下さい。

最初はえ? と戸惑うかもしれませんが、どちら側へ行けばいいのかというのは、レーンの端に「←Member、Cart→」とわかりやすく表示されていますので、それが目印となります。

ちなみに、重たい商品やカートの下の荷台部分に積んだ商品は、無理にレーンの上に乗せる必要はありません。商品がカートに載ったままの状態で、スタッフさんが商品のバーコードをスキャンして下さいます。

 

使えるクレジットカードが限られる!

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普通のスーパーでは、そこまで支払いが高額になることはないと思うのですが、コストコでのお買い物はどうしても高額になりがちです。

そんなとき、クレジットカードを使ってお支払いをしたいという方も多いと思うのですが、コストコはアメリカンエキスプレスカード(アメックスカード)とコストコ限定のオリコカードの2種類しか使えません。

日本でよく使われているクレジットカードと言えばVISA、マスターカード、JCBあたりだと思うのですが、それらはコストコでは使えないため、多くのコストコユーザーはコストコでお買い物をするためだけに、コストコ用のクレジットカードを別に用意していたりします。

ちなみに我が家は、私がコストコのオリコカード、旦那氏がアメリカンエキスプレスカードをそれぞれコストコで作って持っているのですが、正直なところコストコ以外で使うことはなく、ほぼコストコ専用のカードとなっています。

 

レジ袋がない!

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一般的なスーパーでは当たり前に用意されている、購入後の商品を持ち帰るために使う「レジ袋」が、コストコにはありません。

まぁ、コストコで購入する商品は大容量が当たり前なので、普通のスーパーで使われているレジ袋では到底商品がおさまらない結果となるのですが……。それでも結構こまごましたものも多いため、一気にまとめて持ち運ぶためのエコバッグ的なものは事前に用意したいところです。ほとんどの方は、コストコのレジで購入できるコストコ専用のショッピングバッグやクーラーバッグを使っているようです。

 

退店前にレシートチェックがある!

普通のスーパーであれば、レジを通してお金を支払い、レシートを受け取ればそれで終了! なのですが、コストコではレジを抜けた後のお店を出る直前に、退店前のレシートチェックがあります。

さきほど受け取ったばかりのレシートを、出口で待機しているスタッフさんに見せ、レシートに印を付けてもらいようやく退店! となります。混んでいる時は、このレシートチェックでさえも順番待ちになったりすることがあるので、どうしてわざわざそんな面倒なことをしているんだろうと思えるのですが……。持ち出される商品が会計済みかどうか、ほかの人のカートと間違っていないかの確認。また万引き防止など、いろいろな意図があるようです。

コストコユーザーであれば、フードコート近くに会計後の商品が乗ったショッピングカートが放置とも思える不用心な状態で並んでいるのを見たことがあると思います。特に注意して見張っておくわけでもなく、気軽にフードコートでの食事を楽しめるのはひとえに、退店前のレシートチェックがあるからこそだと思います。また、たまに同じ商品を2度レジに通してしまう、いわゆる「2重打ち」が起こるらしく、出口のスタッフさんはそういうのもチェックされているそうです。

いずれにせよ、私たちユーザーが損をしないようにわざわざ人の目で確認作業をされているわけですからね。もう一度レシートを見せなきゃならないのは何だか面倒だなーという気持ちもあるかもしれませんが、それよりも「ありがとう!」な気持ちでチェックを受けた方が幸せです。

 

現コストコユーザーの方にとっては、もはや当たり前とも思えるような内容ですが、日本のサービスたっぷりなスーパーと比べれば、コストコは若干不親切だと思う点が多いのも事実。でもそれは全て「ホールセールクラブ」という業態によるものだと納得できれば、多少の不便さも「コストコらしい!」で片付き、かえってその状況を楽しむことができます。

コストコファンのひとりとして、他のお店では味わえない「非日常感」をコストコで楽しんで頂き、コストコを好きになってくれる人がもっと増えたら、私もとってもうれしいです!

 

Profile

コストコ通

管理人・コス子さんが、コストコの最新情報やお得情報を毎日更新するコストコ情報ブログ。コス子さんは福岡県在住で、久山倉庫店に毎月2回のペースで通う。ご主人と2人の愛娘の4人家族。