LIVING リビングと暮らし

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「部屋作り」とは、自分を知ること。話題のインテリア系オンラインマガジン
「ROOMIE」編集長が語る、
最高に楽しい部屋の作り方

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自分の部屋で楽しく過ごすには「自分にとって何が大切か?」を考える

「10分で寝落ちする寝室の作り方」を編集長に訊きに行ったら狂気じみてた…」(ROOMIEより)
「10分で寝落ちする寝室の作り方」を編集長に訊きに行ったら狂気じみてた…」(ROOMIEより)

━━さまざまな情報を扱われている野田さんだからこそ、自室へのこだわりもあると思いますが、どうやって部屋づくりを楽しむべきなのでしょうか?

野田:部屋って自分の趣味や好きなことを反映させられるパーソナルスペースですよね。だから、「自分にとって何が大切なのか」を考えることが第一だと思います。例えば、僕の場合は「睡眠」が重要でして、よく眠れる部屋づくりを考え抜いています。

━━それは羨ましい。なにか参考にされるのですか?

野田:基本的にはホテルを参考にしています。僕は以前、睡眠障害に悩んでいたんですね。だから、ベッドに始まり、マットレスや毛布の素材感、光の調整など、いろいろと試してきました。ベッドリネンひとつとっても、シルクは意外と緊張してしまうからNG、リネンはOK、柄物のシーツだと落ち着かない、マットレスにはお金をかけるべき、などです。僕は「10分で眠れる部屋」と呼んでいます。

━━そうやって自分に合う部屋を作り上げていくわけですね。

野田:はい、現代は多様性の時代ですし、“北欧風”みたいにひとつのテーマに縛られる必要もありません。例えばパートナーがいるとして、お互いの好きなものを飾ったり、置いたりして突き詰めながらオリジナリティあふれる部屋にしていくことが、楽しむコツなんだと思います。


「「10分で寝落ちする寝室の作り方」を編集長に訊きに行ったら狂気じみてた…」
https://www.roomie.jp/2019/01/487908/

 

“人と暮らし”は切り離せない

「まるで温室…30人集まれる、100平米の自由な間取り(荒川区・町屋)|みんなの部屋」(ROOMIEより)
「まるで温室…30人集まれる、100平米の自由な間取り(荒川区・町屋)|みんなの部屋」(ROOMIEより)

━━ROOMIEでは多くの連載記事がありますが、特に読者に直撃する「みんなの部屋」で印象深かった部屋はありますか?

野田:部屋が植物だらけで温室のようになっている方の部屋ですね。約100平米という広さに、花屋かと思わんばかりの鉢植えがあり、その数は100個近く。玄関を上がるとすべて土間になっていて、水やりに適した部屋を作られていました。

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「まるで温室…30人集まれる、100平米の自由な間取り(荒川区・町屋)|みんなの部屋」
https://www.roomie.jp/2016/11/354737/

━━これは……圧倒されますね!

野田:他人からは一見、やりすぎだと思われるくらいが突き抜けていて面白いですよね。そこに、その人の考える“人生”というか大事にしているものが現れるわけですし。

━━たしかに。ROOMIEは今後もさまざまな部屋を取り上げていくわけですよね? 一体、何を大事にしているのでしょうか。

野田:「人と暮らしは切り離せないものである」というのが僕の考えでして。部屋ってその人の価値観の集積だと思っているので、自分にとって気持ちいいものを突き詰めていくことが、その人の面白さであり、部屋の面白さであり、ライフスタイルそのものであると。100人いれば100通りの魅力をリアルタイムで伝えていければと思います。

 

Profile

ROOMIE編集長 / 野田 翔

映像制作会社を経て、2016年にメディアジーンへ入社。ビジネスニュースサイト「Business Insider Japan」にてディレクターを務めた後、「ROOMIE」に異動。編集長として、さまざまな人たちの暮らしにまつわる取材を続けている。

取材・文=三宅 隆 撮影=中田 悟