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防災グッズは「しまう」から「毎日使う」へ フェーズフリーに使えるMOTTERUの「モバイルバッテリー」が、日常と防災をシームレスに繋ぐ理由

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バッグの中に入れて持ち歩くものも、デスクの上に置くものも、できれば「自分の好き」がちゃんと反映されたものを選びたい。そんな感覚を大切にする人にとって、モバイルバッテリーはもはやただのガジェットではありません。 色にときめき、使うたびに気分が上がる。そんな日常の相棒が、実は「もしも」の停電時にも頼れる備えになるのです。

2026年8月21日(金)に開催された「MOTTERU新製品発表会」では、そんなフェーズフリーな暮らしに寄り添う、2026年の新製品ラインナップが紹介されました。日常と防災をシームレスにつなぐ、その理由を探ります。

日常の「お気に入り」が、災害時の「命綱」になる 

「防災のために」と、多機能で武骨な備蓄専用バッテリーを非常用袋の奥深くにしまい込んではいませんか? いざ停電という時に、数年ぶりに取り出した機器が放電して使えなかった……。これは、防災士の視点からも非常によく聞く「備えの失敗」です。 

そこで今、私たちが取り入れるべきなのが「フェーズフリー」という考え方です。日常(いつも)使っているものが、非常時(もしも)にもそのまま役立つ。MOTTERUが提案するのは、まさにこの地続きの安心感です。 

  • 従来の「非常用」: 押し入れや袋の中に保管され、管理が疎かになりがち。いざという時の電池切れや、リチウムイオン電池の特性である「過放電による劣化」のリスクがある。 
  • これからの「フェーズフリー」: お気に入りのデザインだからこそ常に持ち歩き、日常的に充放電を繰り返す。これが結果としてバッテリーの健康状態を維持し、「外出先で被災しても手元に必ずフル充電の電源がある」という最強の防災対策になる。 

「持っているだけで嬉しくなる」というポジティブな感情が、命を守る行動に直結する。この可愛さの裏側には、日常使いを支えるための圧倒的な「安全性」が隠されています。 

モバイルバッテリーの「発火リスク」と、私たちが本当に求めるべき「安心」 

「モバイルバッテリーが発熱して、持てないほど熱くなった」「膨らんできて怖い」……。そんな経験をしたことはありませんか? ニュースでも発火事故が取り沙汰される中、MOTTERUの調査では、消費者の意識が「安さ」や「容量」の追求から、より切実な「安全性」へとシフトしていることが浮き彫りになりました。 

インターネット通販などで多くの商品が流通し、事故が社会問題化する中、私たちは単なる「道具」としてではなく、「信頼できるパートナー」を求めています。 

この「燃えない、壊れない」という願いに応えるために誕生したのが、次世代の「準固体バッテリー」です。 

釘が刺さっても燃えない!?「準固体バッテリー」という技術革新 

モバイルバッテリー事故の多くは、内部の「電解液」という液体が衝撃でショートし、激しく燃え上がることで起こります。MOTTERUが採用した「準固体バッテリー」は、この電解液を粘土状(ゲル状)に進化させたものです。 

構造を比喩で表現するなら、これまでの液体バッテリーが「コップに入った水」だとすれば、準固体はマヨネーズや歯磨き粉。流動性が極めて低いため、物理的なダメージを受けても内部構造が維持されます。 

従来型(液体)と準固体バッテリーの比較 

従来型(液体) 準固体バッテリー
状態の例え コップに入った水(サラサラ) マヨネーズや歯磨き粉(ねっとり)
衝撃への耐性 液漏れ・ショートのリスクが高い破壊されても構造が維持される
釘刺し試験の結果 激しい発火・発煙 発火・発煙 0%

過酷な安全性試験とされる「釘刺し試験(バッテリーに直接釘を貫通させる試験)」においても、準固体バッテリーは発火・発煙が見られませんでした。 

さらに特筆すべきは、-10℃から60℃という対応温度です。冬の雪山でスマホが電圧低下により突然シャットダウンするのを防ぐだけでなく、車内にうっかり放置した際の異常発熱リスクも大幅に低減しています。 

ただし準固体バッテリーであっても、強い衝撃や圧力、高温、水濡れを避けるといった基本は同じです。直射日光の当たる場所への放置は避け、充電は布団やソファの上ではなく、熱がこもりにくく周囲に燃えやすいものがない場所で行いましょう。落下させたあとや、外装に傷・へこみがある場合も、無理に使い続けないことが大切です。 

「安全性の高い電池を選ぶこと」と「安全に扱うこと」は、どちらか一方ではなくセットで考える必要があります。 

2,000回以上の寿命が生み出す「持続可能な備え」 

MOTTERUの新シリーズは、メーカー試験で2,000回以上の充放電に対応するとしています。一般的な製品の目安として同社が示す約500回と比べ、長寿命をうたっている点も特徴です。 

買い替えの頻度を抑えられれば、家計面だけでなく、廃棄する電池を減らすことにもつながります。ただし、実際の寿命は使用頻度や充電環境によって変わります。回数だけを目安にせず、発熱や膨張などの異常がないかも確認しましょう。 

使い終えたモバイルバッテリーは一般ごみに混ぜず、自治体やメーカー、家電量販店などが案内する方法で回収に出します。MOTTERUは一般社団法人JBRCの会員企業で、対象製品の回収窓口を案内しています。 

「もしも」の時に頼れる、シーン別おすすめラインナップ 

MOTTERUが2026年9月から順次発売する準固体モバイルバッテリーは、5,000mAh、10,000mAh、20,000mAhの3タイプ。いずれもストラップ型USB-Cケーブルが付属し、保証期間は2年間です。容量が大きいほど本体も重くなるため、必要な出力と持ち歩きやすさのバランスで選びましょう。 

1.【極限まで軽く:5,000mAh 超軽量モデル】 

参考価格:4,970円(税込) 全2色 

特徴: 重さ約106g。USB-C PD最大20W出力に対応し、アーモンドミルクとペールアイリスの2色を展開します。 
こんな人・シーンに: 荷物を減らしたい日の外出に。バッグの隙間に入れても邪魔にならない、「お守り」のような1台です。 

2. 【日常の定番:10,000mAh スタンダードモデル】 

参考価格:6,640円(税込) 全5色 

特徴: 重さ約182g。USB-C PD最大20W出力に対応。アーモンドミルク、スモーキーブラック、パウダーブルー、ラテベージュ、ペールアイリスの5色から選べます。 
こんな人・シーンに: 外出先でスマートフォンを使う時間が長い日や、旅行の予備電源に。容量と持ち運びやすさのバランスを取りたい人向けです。 

3. 【PC作業や長期停電に:20,000mAh 大容量モデル】 

参考価格:11,080円(税込) 全2色 

向かって左の2機種。右2機種は5,000mAh 超軽量モデル 

特徴: 重さ約329g。USB-C PD最大45W出力に対応し、アーモンドミルクとスモーキーブラックの2色を展開します。 
こんな人・シーンに: 出張や旅行、複数の端末を使う日、停電時の予備電源に。ノートPCへ給電する場合は、必要な出力や対応規格を事前に確認してください。 

MOTTERUの製品は、実際に手にとってみると、つるっとした質感がかわいらしく、毎日持ち歩くのが楽しみになるおしゃれな色味です。たとえば“推し色”を選んだり、バッグやコーディネートに合わせたりしてもいい。そんなふうに「かわいい」「好き」を基準に選んだものが、そのまま防災用にもなるのは、フェーズフリーならではの魅力ではないでしょうか。 

日常に彩りを、非常時に信頼を 

フェーズフリーのよさは、防災を特別な行動にせず、日々の暮らしの延長で続けられること。モバイルバッテリーも、普段から使いながら残量や状態を確認しておけば、非常時に慌てにくくなります。 

MOTTERUの準固体バッテリーは、安全性を考えて選ぶうえで注目したい選択肢のひとつです。また、MOTTERUは「つなぐ×かえるプロジェクト」への加盟や、2026年の熊本地震における避難所への迅速な製品無償提供など、防災を通じた社会貢献も継続しています。 

国内メーカーとして、企画・設計・開発をすべて自社で行い、万が一の際は国内スタッフが電話・メール・LINEで丁寧にサポートする体制が整えられています。「ただ可愛いだけではない、命を守る防災インフラ」として、日常を彩り、もしもの瞬間に支えてくれるパートナーになるはずです。 

以前は「防災用」というと、「非常時のためにガマンして使うもの」というイメージがありました。でも毎日使うものだとすれば、選ぶときには自然と「この容量で足りる?」「この重さなら持ち歩ける?」と考えるようになりますし、さらに安全表示や保証、使い終わったあとの回収体制まで確認しておきたいと思うようになります。 

「防災用だからこれを選ぶ」ではなく、「毎日使いたいから選ぶ。その結果、もしもの備えにもなっている」。そんな選び方なら、防災をもっと身近に感じられそうです。好きな色やデザインを楽しみながら、日常のなかに「もしも」の備えをとり入れてみてはいかがでしょうか。 

文=アットリビング編集部