日々、仕事や生活に追われるなかで、ほんの少しだけでも自分にとって特別な時間、楽しみにできる時間があるって大事ですよね。最近では趣味や推し活を思い切り楽しむ人たちも増えています。9月18日に行われたエプソンジャパンの内覧会では、10月に新発売となるプリンターやプロジェクターを中心に、”暮らしのなかでの新たな体験“を生み出す製品が数多く発表されました。ここでは、アットリビング読者のみなさんに特におすすめの製品についてレポートします。
プロジェクターは単に映像を観る機器ではなく、暮らしを豊かに変える存在に
ここ数年のデータによると、テレビの普及率が年々減少しており、特に30歳未満の単身世代のテレビの保有率が下がっています。これまで当たり前に存在していたテレビというものを、あえて持たない暮らしを選ぶ人たちが増えているのだそうです。とはいえ、映像を観る機会が少なくなっているわけではなく、その見方が変わってきており、多くはスホでの視聴に移行しています。しかし、せっかく映像を見るなら、大画面で観たい! 大好きな映画、アニメ、アーティストのライブなどを大画面で思いっきり堪能するなら、じつはプロジェクターがおすすめです。
エプソンでは「LifeStudio」というブランドで各種プロジェクターを発売中。単に映像を観る機器としてではなく、自分が実現したい暮らしを思い描いたときに、その選択肢に「LifeStudio」が入ってくるような世界を作っていきたいということで生まれたブランドです。日常の体験を豊かにしたり、家の生活空間をより洗練されたものに変えていくことに軸を置いた製品となっています。
この日、2つの製品でその世界観を体験することができました。

こちらは、LifeStudio Flex EF-72。まず驚いたのがプロジェクターらしからぬデザインです。天面が木目調で、サイドはファブリック素材という見た目のため、インテリアにしっくり溶け込んでいます。
テレビをもたない暮らしを好む人たちからよく聞くのが、「テレビの黒い面がインテリアを邪魔してしまう」「テレビは置き場所が固定されるのでインテリアを楽しめない」という声。しかし、このEF-72であれば部屋のどこにでも置けるので、レイアウトは自由自在。コンパクトなサイズ感で、ナチュラルインテリアにもなじむので、これまでプロジェクターを考えてこなかった人たちにとっても、新たなきっかけになるかもしれません。

もちろん、デザイン性だけでなく性能にもこだわりがあるのがエプソン製の強み。高画質で明るさも問題なく、さらにはBoseスピーカーも搭載しており音響も抜群。またプロジェクター初心者にとっては操作性も気になるところですが、自動台形補正機能で壁に映し出すだけであとは見やすいように勝手に整えてくれるというから安心して使えます。さらにはアンビエントライト付きで、プロジェクターとして使用しないときは、フロアライトとしても使えるというから、見た目以上にインテリア小物のようなのです。

もうひとつ、別の個室で体験したのがLifeStudio Grand EH-LS670。こちらは超短焦点タイプのプロジェクターで壁際からほんの15㎝程度離したところに設置するだけで、圧倒的な大画面で映像を堪能できます。これだけの大画面でも映像はじつに高精細で美しく、色もきれい。さらに音響も最高に素晴らしく(Boseオーディオ)、お部屋が一気にホームシアターに変わる瞬間を体験することができました。

これには、その場で体験したメディアの人たちからも感嘆の声がもれるほど。没入感が際立つ製品でした。こちらが一台あるだけで、家は特別な空間に生まれ変わり、これまでにない体験を日常のなかで味わうことができます。
また、最新の製品としては、EH-LS7000が10月29日に発売となります。

こちらは3,600lmの明るさで、日中のリビングでもカーテンを開けたままくっきり投写することができます。設置もかんたんなので、専用のシアタールームをつくらずとも、リビングをホームシアター化できます。設置の自由度を高めるレンズシフトと、1.6倍の光学ズームレンズを搭載しています。
これらを体験して思ったのは、プロジェクターを設置することは、大画面で映像を楽しむこと以外にも、音響面やインテリアなど暮らしそのものをアップグレードしてくれる可能性を秘めているということでした。たとえば週末の楽しみに推しのライブを大画面で観る、大好きな映画を1日中楽しむ、などおうち時間がこれまで以上にワクワクする特別な時間に生まれ変わること間違いなしです。
推しグッズもつくれちゃう!?家庭用のプリンターでできることが増えている!
もうひとつの注目が家庭用のプリンター。こちらについても新たな製品、サービスが紹介されました。プリンターというと、かつては年賀状印刷や、学校や仕事で使う資料をプリントすることを主目的に家に備えていたという人も多いと思います。いまではコンビニなどでも手軽にプリントできるので、家に置いていないケースも増えているかもしれません。しかしながら、家族や友人との写真をプリントしたり、推し活のためにプリンターを利用するなど、「家にプリンターがあったら便利だな」と思う瞬間があるのも事実。コンビニでプリントした際に思った以上にお金がかさんでしまって困ったという経験をした人もいるのではないでしょうか。

そんな人たちに向けてエプソンが始めたのが「ReadyPrint」というサービスです。プリンターを所有することに新たな選択肢を、というキーワードで10月1日に正式ローンチ。プリンター本体と、インクの自動配送、故障時の無償交換などをパッケージ化した月額型のプリンターのサブスクリプションサービスとなります。
家庭で使いやすいA4カラー複合機のプランでは、月間の印刷上限枚数50 枚で、月額1100円(税込)。コンビニでのプリントに慣れた人にとっては、これはとてもお得に感じるのではないでしょうか。プリントしたいとき、お金を気にせず家でプリントできるのは、とても便利ですよね。最近は家で推し活グッズを手作りする人も増えていますが、カラープリンターが家にあれば、自分の好きなように推し活グッズを手作りできます。またジャーナリングなど手書きすることを楽しむ趣味も増えている今、そのもととなる用紙のプリントなどにも使えるのはうれしいですよね。
ほかにも推し活族が見逃せないサービスとして「ペーパーズ」もご紹介します。

こちらは、画像を1枚アップロードするだけで、AIがオリジナルのペーパークラフト用展開図を生成。生成した展開図を印刷して組み立てることで、オリジナルのペーパークラフト作品を作ることができるというもの。仮に自分の推しの画像(写真でもイラストでも)をアップロードすれば、推しのペーパークラフトが簡単につくれてしまうんです! 楽しいですよね。

エプソンでは、10月29日に家庭用プリンター「カラリオ」シリーズから新製品4機種が発売となります。

なかでもEP-889シリーズは、使用時で約幅349×奥行き527×高さ184mmというコンパクトサイズで、本体のみの重さは約6.6kg。カラーはホワイト、ブラックに加え、ピスタチオグリーンという珍しいカラーも。自分の部屋のインテリアに合わせて選べるカラバリもうれしいですね。

見た目のテンションが上がるという意味では、今回発表されたのがヘラルボニーとの共創モデルの製品群です。障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すクリエイティブカンパニー「HERALBONY(ヘラルボニー)」が契約する4人の作家と組んで、これまでにないデザインのプリンター、およびPCの特別モデルが商品化されました。それぞれの個性が際立ったデザインは、どれも魅力的でした。
今回、プロジェクターとプリンターの新製品を中心に、体験してきたのですが、どちらも製品説明を受けるまでは、どこか自分の暮らしとは関係のないもののように感じていました。仕事で使うもの、とか、こだわりのある人だけが使うものといったイメージ。しかし、プロジェクターもプリンターも日々の暮らしを豊かにしてくれるアイテムだと、新たな価値を認識できる良い機会となりました。インテリア好き、推し活に精を出す、日常を大切に過ごすアットリビング読者にぜひおすすめしたいアイテムでしたので、気になった方はぜひ、製品を覗いてみてください。
取材・文=アットリビング編集部