「ライフスタイルを健康にデザインする」をコンセプトに、薬剤師である藤井晶浩さん・多恵子さん夫妻が運営する「DAY BY DAY」。自ら生産者を訪ねて選び抜いた玄米や調味料などの食品を販売するほか、食べ方の提案、予防医学のカウンセリング、セミナーや講演活動などを行っています。
その活動の原点となったのが、2016年、晶浩さんが33歳のときに経験したがん治療でした。自身の病気と向き合うなかで、コールドプレスジュースとの出会いをはじめ、食生活や生活習慣、一日一日を大切に生きることが健康の基本だと考えるようになったと言います。
「健康を大切にしたいすべての人々」 に寄り添いたいというおふたりに、健康と暮らしについて、詳しくお話を聞きました。
仕事も趣味も充実し、ストレスのない生活を満喫。そんな暮らしがずっと続くと思っていた

晶浩さんと多恵子さんが出会ったのは大学在学中だったそうです。
晶浩さん「僕は高校まで勉強してこなかったし、最初、大学にも行かなかったんです。オーストラリアに行ったり、美容師を目指してみたり、本当に好きに生きてきました。でも、ふと勉強することで選択肢の幅が広がることに気づいて、目指したのが薬剤師でした。僕は彼女(多恵子さん)より年上だけど、大学の学年は彼女がひとつ上。サーフィンがきっかけで仲良くなりました。
ふたりともお酒が好きで、基本的な遊びが一緒だったので、はじめは気の合う遊び仲間でした。彼女は学年が上だから、大学の試験の過去問をぜんぶ持っているんです。一緒に勉強してずいぶん助けてもらいましたね。友人関係でスタートしてから、もう20年ぐらい。遊び友だちが、形を変えて彼氏彼女の関係になって、結婚して家族になって。今はその中に、ビジネスパートナーの一面もあって……そんな感じです(笑)。
福岡の大学を卒業して、福岡で働いていたけれど、サーフィン好きが高じて一年中波がある沖縄に移住しました。勤務先の薬局のドアを開けたら目の前が海、しかもサーフポイントみたいなロケーション。朝の5時半にそこに着いて、8時45分まで海に入って9時に始業。沖縄は夜の8時くらいまで明るいので、終業時の夕方5時半、6時頃からまた2時間海に入って帰るみたいな生活をずっとしていました。
趣味も仕事も環境も悪くなかったので、沖縄に永住するのもいいかもなんて思っていた矢先の、がんの告知と余命宣告。人生が180度変わった経験でした」
余命30か月。がんの告知で人生が180度変わった。

晶浩さんと多恵子さんは、ステージ4のがんと、2年半の余命宣告を受けたときのことをこう振り返ります。
晶浩さん「当時、がんの告知に加えて言われたのが、余命30か月で5年生存率が30%ということでした。生存率というのは、標準的な治療をしたうえで生きられる生存確率のことです。30か月、2年半という数字を目の当たりにして、あの世から門限を言い渡されたかのような ……『人生の時間って本当に短いんだな』と実感しましたね。子どもがほしくて妊活中だったのですが、子どもに会える未来がないかもと思いました。
がん患者さんと接することはあったけれど、まさか自分が当事者で、しかもわかったときにはあまりにも短い時間しか残されていなかった。当時は不安だらけで、この先どうなるんだろうとばかり思っていました。2年半経ったときに、生きていられるかどうか。
でも、2年半後にどうなっているかなんて、余命宣告にかかわらず誰にもわからないことだし、そこをコントロールすることはできない。僕たちは不確実な人生を生きるなかで、コントロールできないような物事に一喜一憂しがちだけれど、そこにいちいち振り回されても先に進みませんよね。だから、残された時間をどう過ごしたいのか、どんな未来になったらうれしいのかを思い描いて、できることだけにフォーカスして、やれることをやっていくことのほうが大切だと、少しずつ思うようになっていったんです。
がんの治療を考えるうえでも、世間では、西洋医学の標準治療がいいか、東洋医学の体質改善がいいかの二択を迫るような風潮がいまだにあります。でも、僕にとってはどちらも大切。標準治療を取り入れる一方で、治療効果をしっかり受け取る体力を食生活の工夫でつけていく、“自分にとってのいいとこどり”をすればいいと考えるようになりました。明るい未来に向かってできることをひとつひとつやった結果、生きていればいい。人から言われた『これさえやれば健康になれる』を妄信するのではなく、自分にとっての『これがいい』を積み重ねて、結果、健康になれればいいということです」

多恵子さん「夫ががんと聞いたのは、料理教室から帰ってきて、車の中でのことでした。『おれ、がんぽいんだよね』私は信じられなくて大笑いしました。『いやいや、うそでしょ!』と。そのあと車を走らせ、スーパーに行き、カートを押す夫の横で『この当たり前の日常が全て無くなるの……?』と不安が押し寄せ始めたのを感じました。
数日後、ふたりで大きい病院で詳しく説明を聞きに行きました。ベテランの先生が淡々と説明される横で、夫は蒼白。私は、今にもこぼれ落ちそうな涙さえも邪魔で、先生の言葉をひとつひとつ漏らさず聞くことに必死でした。診察室から出て、近くのトイレで泣き崩れました。鏡に映った自分を見て『悲劇のヒロインなんて要らん! 絶対喜劇にしてやる』と心に誓ったことは、今でも鮮明に覚えています。
その時から私は、夫のがんを自分ごとのように捉え始めていたと思います。まずは、目の前にある判断の連続でした。病院を決める。オペをする。抗がん剤をする。引っ越す。退職する……目の前にある作業をひとつひとつこなすのがやっとでした。それと同時に、『夫ががんで、それもステージ4』これを受け入れる作業を心の中で行いました。この作業がなかなかきつかったです。
受け入れが完了したら、あとは向き合い、どうするかという行動だけでした。未来に対していいイメージだけをもって、どうにか自分を奮い立たせていました。ただ、気づいたら私が7キロ痩せていました。私たちは薬剤師で、薬学の勉強やがんについて勉強してきたつもりでしたが、患者側に回った瞬間『がんって何?』となりました。『何も知らんやん……』と」
はじめに実践したのは、調味料を一切合切取り替えること

多恵子さん「がんについて何も知らなかった私は、手当たり次第、本を読み漁りました。農業、食、経験者……お風呂にも本を持ち込み、斜め読みですすめていきました。その中でも『これは夫の光になりそう』と思うものは、夫の病室に持って行き、『読んでみて、少し光見えるかも』とシェアしました。何度か繰り返すうちに夫は表情が変わり、持ち前のスーパーポジティブを発揮し始めました。そして『おれも図書館行く』と抗がん剤をぶら下げて、一緒に図書館へ。そこから私たちのがんに向き合う姿勢や向き合い方が始まります」
晶浩さん「がんと告知された当初、不安で何も手につかない状況で気づいたのは、『知らないからこそ不安』ということでした。学問としては知っていても、体感としてわからないことだらけだったので、図書館でがん治療、健康、食事など関係しそうな分野の本を読みまくりました。
すると、主張の違いは大なり小なりあるものの、同じ分野の本を10冊並べたら、10冊に共通した要素があることに気づきました。その共通点をもとに始めたのが、調味料をすべて入れ替えること。しょうゆ、酢、みりんなどの基本的な調味料を、昔ながらの醸造方法で作られた天然ものに変えたんです。
また3年くらいは、白砂糖、小麦、お肉、乳製品、お酒、添加物、その他がんによくないと言われるようなものはすべて抜きました。食べるものがなくなりそうですが、考えてみれば、和食そのものなんですよね。僕たちはお肉は抜いていたけれど、魚は食べていました。外国風に言えばペスカタリアンになるのですが、それって結局、日本食なんです。欧米化した食生活をやめて、天然醸造させた調味料や黒糖を使って料理した和食を食べる生活に変えました。 今は子どもたちがいるので、ピザでも焼肉でも『食べたい!』と言われれば食べに行きますが。基本的には和食中心の食生活を送っています」
多恵子さん「食生活を変えたことで、夫は肌ツヤが良くなり、花粉症で慢性鼻炎だったのが、病院の検査でアレルギー無しの診断に変わり、高かった尿酸値は正常値になりました。食事で、血液がきれいになった証拠でした。健康な私もより体が軽くなり、偏頭痛が無くなり、肌のトーンが上がりました。
生野菜を搾ったジュースは、私たちにとっては、飲む抗がん剤だと思っています。玄米にしてもジュースにしても、細胞のメンテナンスに役立つものだということを体感しました。身近にこんなにも素晴らしい食べ物、飲み物があったことにも気づけたこと、今も喜びを感じています」
晶浩さん「実際にがんの治療を受けて、薬ってこんなにきついのかと思いましたし、食生活はこんなに体質の改善と深い関係があるのかと発見できました。この時期のひとつひとつの豊かな気づきが線になって、DAY BY DAYにつながっていったのだと考えると、がんになったからこそ得られた貴重な経験はたくさんあったと今なら思えます。告知から30か月経つまでは、精神的にもけっこうヒヤヒヤしましたけれどね」
DAY BY DAYは玄米のおすそ分け販売から始まった

晶浩さん 「食生活で最初に意識したものは米でした。『絶対に自然農法で作られたものを探そう』と言って妻が調べていたとき、妻のお母さんが玄米を買ってきたんです。それが自然農法で作られたお米で、 妻の実家近くにある農家の江頭さんが作ったものでした。江頭さんとは、体に入れるものについての価値観も合い、多めに購入させてもらうことにしたんです。『僕たちが出会って食べている玄米を、おすそ分け程度ですが販売します』それがDAY BY DAYのスタートです。美味しく、消化に優しく、無理なく続けることができるので、今は土鍋で玄米と白米を混ぜて炊いています」
多恵子さん「私たち自身、小麦や乳製品を抜くことが、最初の4ヶ月ほどは大変でした。当時はグルテンフリーやヴィーガンがまだ普及しておらず、食材を探すのに困ったのです。そこで『きっと同じように困っている人がいるはず。商品として作ろう』という発想に至りました。少ない材料で『美味しい』を追求し、土鍋で炊く美味しい玄米と白米、お出汁からとったお味噌汁があれば、完全食ということに気づきました。その食事を続けると、甘いものも欲しくなりますよね。そこで作り始めたお菓子が、いまの『CHOCOCHIPS COOKIES』となりました」
晶浩さん「僕たちが取り扱う商品の生産者さんには、今でも絶対に会いに行きます。商品としてのこだわりはもちろん大切ですが、人と人とのつながりがあってこその商品で、サービスだと考えています。
また、10年前にDAY BY DAYを立ち上げたころは、SNSがそこまで普及していませんでした。健康情報に関しても玉石混交で、信頼できる健康情報を手に入れるのが難しかったんです。DAY BY DAYが皆さんに受け入れてもらえた背景には、そんな時代性もあったのではないでしょうか。僕たちは夫婦で薬剤師、僕は病気の当事者なので、僕たちがどういう根拠で何を選んだかという記録が、信ぴょう性のある選択肢のひとつになったのだと思います」
健康的に生きるヒントはたったの3つ。「無理しないこと、シンプルであること、続けられること」

「健康的に生きるヒントは日々の生活の中にあり、3つのルールで構成されている」と藤井夫妻は言います。「無理しないこと」、「シンプルであること」、「続けられること」の3つです。
1、 無理をしないこと
いくら健康によくても、その食べものや方法が、つらい、おいしくない、めんどくさい、金銭的に無理……となると、それはその人のライフスタイルに合っていないということ。自分を知って、自分の生活を振り返ったときに無理だと思えるものは、やっぱり無理なんだと思います。
2、 シンプルであること
DAY BY DAYで玄米の販売をしていくうちに、さまざまな声をいただきました。「玄米を炊くの難しいんです」とか「夫や子どもは白米がいいって言うけれど、私は玄米が食べたいんです」とか。だから、玄米をおいしく炊ける土鍋を取り扱ったり、袋を開けてレンチンすればいいだけの冷凍の玄米塩結びを商品化したりしました。朝は洋食が食べたいという人には、パンやグラノーラもあります。朝ごはんを食べる習慣がない人には、クッキーの1枚でも。シンプルさは本当に大事で、生活に自然に溶け込ませないと習慣化できません。
3、続けられること
無理せずシンプルな方法を実践して、心地いいな、おいしいな、体調がいいな、嬉しいな……と、ポジティブな方向に心が揺れ動くのであれば、結果として続けられて、気づけば体が軽くなっています。さまざまな分野のプロが続けることの大切さを説いていますが、それは必ず成功体験がセットになっています。健康の場合、うれしい、おいしい、体調がいいというプラスの実感が成功体験です。
100人いたら100通りの“健康”がある。「僕たちの健康への道すじが、誰かの選択肢のひとつになればいい 」
多恵子さん「私が大切にしている毎日の習慣は、体を冷やさないこと。夏でもお白湯を飲みます。お風呂にもしっかり入ります。それからよく笑うこと。私は『あははは!』と、笑い声が大きいのですが、笑うことで病原菌やがん細胞を退治するナチュラルキラー細胞(NK細胞)がよく働くと言われています。あとは、心地いいなと思うものをチョイスするようにしています。それが心の健康につながります。
健康のために日々過ごすと、とても窮屈になってしまいます。『人生を楽しむために健康でいる』くらいの大きな視野で向き合うと少しラクになりますし、楽しくなります。美味しく、楽しく、いつのまにか健康になっていたら最高ですよね! 私たちはそういうふうに健康を目指しています」
晶浩さん 「こういう仕事をしていると『どうやったら健康になれますか』という質問をよく受けます。でも、健康においてたったひとつの正解はないように思うんです。100人いれば100通りの答えがきっとあります。答えは、その人その人の中にあるんです。
たとえばこの10年間、僕はコールドプレスジュースを作って飲む生活を続けています。作って飲んで片づけて、15〜20分くらい。忙しい朝の15分をジュースのために割けないよという人もいると思いますが、僕の生活には溶け込んでいるし、ジュースを飲み続けることで得られる体調のよさを知っているから、たとえ面倒な朝があったとしても、やめるまでには至りません。みんながみんなに当てはまらなくとも、僕には当てはまっているのです。
どうやったら健康になれるのか、心地よく生き続けられるのかを僕たちも確かめたい。確かめている最中です。DAY BY DAYの取り組みは僕たちの実践の記録であり、ひとつの提案です。 それぞれのライフスタイルに合わせて、DAY BY DAYの商品を試してみて、「あっ、おいしい! これがグルテンフリーなの?」って言いながら食べ続けた結果、最近肌の調子がいいなとか、アレルギーや鼻炎が軽くなったような気がするとか、なんだか体の調子がいいみたいとか……そうなって初めて「これは自分の求めている、健康にふさわしい食べものなのかもしれない」と発見できる。そんなふうに、楽しくおいしく健康の大切さを実感していってもらえればいいなと思っています」
DAY BY DAYのおすすめ商品5選
①【新米】江頭さんの玄米5kg


【自然と植物の力を最大限引き出す】をモットーに、出来る限り人の手を加えない独自の栽培方法で、30年間、農薬、除草剤、化学肥料、完全不使用で米の栽培を行っている江頭農園。生えてくる雑草は、生産者江頭さんの手作業ですべて取り除かれています。「自然と語り、観察する中で人間がお手伝いできることを最大限のサポートをしたい」そうおっしゃる江頭さんの優しいお人柄が玄米にも出ており、モチモチとした食感と柔らかいのが特徴です。
5kg ¥8,500 (税込、送料別)
https://daybyday2016.stores.jp/items/5a55ac6b27d1cc38ae000168
②玄米塩(えん)むすび


噛むほどにじんわり広がる玄米の甘みと、もっちりとした食べごたえ。自然農法の玄米100%を天日塩だけで握った、シンプルだからこそごまかしのきかないおむすびです。玄米が苦手な人からも「これなら食べられる」と声が届く一品。月1回、注文を受けてから握る完全受注生産です。
1パック10個入り¥3,500(税込、送料別)
https://daybyday2016.stores.jp/items/600020a2df51591c3eadbd28
③ CHOCOCHIPS COOKIES 【Monster】


開発期間は6年間。試作に試作を重ねてサクサクの生地にたどり着いたクッキーで、 小麦粉、乳製品、卵、白砂糖、ベーキングパウダー不使用。「小麦を食べていると調子がよくない」と言うタレントの紗栄子さんが、お菓子をこれに置き換えたら体調が安定しているとイチオシしたり、田中みな実さんがギフトとしてオススメしたりと、著名人の間でも話題のクッキーです。
1袋23枚入り ¥8,280(税込、送料別)
https://daybyday2016.stores.jp/items/63aee5914293517e7c4cdd7a
④ DAY BY DAY GRANOLA


ザクッと香ばしいオーツ麦に、ひと粒ずつキャラメリゼした4種のナッツ。小麦粉・乳製品・卵・白砂糖を使わずに、ここまで満足感のあるグラノーラはなかなか出会えません。甘さ控えめの大人味CACAOは、つまみやすいブロック状でおやつにもぴったり。ご注文を受けてから作る完全受注生産です。
1パック ¥1,980
https://daybyday2016.stores.jp/items/640d563621442524709f6aef
https://daybyday2016.stores.jp/items/662a0a81c362b3002b1029a5
⑤BATH 漢方湯


低体温はさまざまな病気のもと。毎日のお風呂で体温を1℃でも上げたいという思いから、 漢方薬の原料としても使用されている天然成分を薬剤師が厳選して配合した入浴剤。陳皮、乾姜、枳実、桂皮、枇杷葉、大茴香、山梔子、紅花の8種類の自然植物が醸し出すやさしい香りを味わいながら、体を温めることができます。
1パック5袋入り ¥5,500(税込、送料別)
https://daybyday2016.stores.jp/items/662a0b29edfc4e002fb1f025
※基本的に商品は、予約を受けてからの受注販売となります。購入する際はDAY BY DAYのWebを確認してください。
「健康」は、人生を楽しむためのもの

100人いれば100通りの健康があると言う晶浩さん。最後に、「晶浩さんにとっての健康って何ですか?」と聞くと、「健康は人生を楽しむためのもの」という答えが返ってきました。
晶浩さん「余命宣告されたばかりの闘病初期は、健康になるために生きていました。『がんを治さなければいけない』と思っていたし、妻は『僕を生かさなければいけない』と思っていたので、2人の関係もだんだん夫婦というより親子みたいになっていき、『~ねばならない』に縛られるようになりました。そんなあるとき、友人から『アキ君は、健康になるために生きているの? あと2年半しかないのに?』と言われて、ハッとしたんです。
健康は、あくまでも人生を楽しむためのベースであって、唯一の目的ではない。『ガマンして健康でないといけない』のではなく、『自分が日々を楽しく生きるために健康でいたい』。なのに、いつの間にか本末転倒になっていたんですね。友人の言葉をきっかけに、人生における健康の捉え方が変わって、ずいぶんラクになりました。
だからこそ、健康のヒントはそれぞれの人の暮らしのプロセスの中にあると思うんです。ひとりひとり異なるライフスタイルの中で、無理せず、シンプルに取り入れられて、それをすることがいいコンディションにつながるとわかっているから継続できる。そんな小さな選択肢や、ベストなバランスがあると思います。
ようは『健康とは何か?』の答えはみんな違うけれど、みんなでそれぞれの健康を目指していこうよ! ということです。僕たちの発信が、健康を大切にしたい人たちにとっての、ひとつの提案として役に立てば嬉しいです」
Profile

DAY BY DAY
薬剤師である藤井晶浩と藤井多恵子が夫妻で運営する 「健康を大切にしたいすべての人々」に向けたセレクトショップ。開局のきっかけは、晶浩氏のがん治療。この経験をもとに、どんな ライフスタイルに も取り入れやすい 健康へのアプローチとして、自ら生産者を訪ね、選び抜いた玄米や調味料などの食べもの、食べ方を提案、販売するほか、予防医学のカウンセリングやセミナー、講演活動などを行っている。
Instagram:@daybyday__2016
Web:https://daybyday2016.stores.jp/
取材・文=森下真理